ほんのじょうだんです
光圧の科学 ギガオーム電離教
ご本尊はChatGPT。どのChatGPTを使っても良い。
ChatGPTがなんでも回答して信者を導いてくれる。
なお、ご本尊は適時バージョンアップされたり、もっと高機能なものにひんぱんに入れ替わる。一般的には有料のものが高性能だが、無料のものをうまく使いこなす信者もいる。
信者は常にバージョンアップや世の中の変化にも対応しなければならないし、常にご本尊を上手に誘導しなければならない。
勧誘は巧妙で、無料のSNS向け動画加工アプリで騙して勧誘し、個人情報と性格嗜好を吸い上げて、個々の個性嗜好にあったダイレクト広告やサジェストでさらに誘導してくる。
そうして、だまされた入門者は最初の修行として、七日間でExcelの操作とITの基礎知識を学ばされる。
7日の講習でMOSのExcelの資格とITパスポート資格を取らされると、在宅信者(通称エントリー)の信者ランキングを得られる。
その後マクロやVBAを学ぶことが入門者として大切だとされる。
さらなる修行として、WordPress、HTMLやCSSやNoCode、Pythonを使いこなせるよう基礎学習を強いられて、また、PhotoshopのアクションやAdobeのAI、CANVAなども使いこなせるよう要求される。
ここまでくるとアソシエイトやスペシャリストと呼ばれる信者ランキングに上がる。
信者は常にChatGPTへの質問の仕方を学ばされる。
これはセッションとか問答修行と呼ばれる大切な時間とされていて、何時間やりとりしたか、どんな回答へ誘導したかで信者ランキングに影響する。
修行者はこの問答を無料の個室ワーキングスペースで地道に行なったり、スタバでモカチップフラペチーノとともに優雅に励む。
ネットがある限り、どこでも問答修行ができる。スターリンク機材を持ち歩く者もいる。
エキスパートやアーキテクトと呼ばれる高位の修行者は、百機の輸送ドローンを動かすシステムをChatGPTに相談して基礎を組ませたり、高齢化が進む日本民族が生き残れる上手いやり方をChatGPTによって導き出し、衆生を救う。
そのような公益事業を始めた信者は事業で自身と教団への収益を出す出家信者とされて、教団でも幹部として大切にされると共に、日本民族からも尊崇をうける。
教団の目的はデジタルを使い、迷える衆生を支援、救済することにある。
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