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危機感

講座を拝聴してきました。例によってA5ノート11枚にメモした中から書いてますので誤記はあると思います。

【SAGA2023(いま)からしっかり考え直すSDGs~2030までに何からどう進める?~】(ハイブリッド開催)
佐賀市市民活動プラザ(ハイブリッド開催)2023年5月26日(金)19:00~21:00

講師 川北 秀人(かわきた ひでと)氏
・IIHOE [人と組織と地球のための国際研究所] 代表者
・ソシオ・マネジメント 編集発行人

SDGs 2030年までのこり7年を切った
少子高齢化スタートは昭和25年の島根県から。すでに70年。

世帯当たり人口減 NHKきょうの料理、最初は食事5人分。当時は三世代同居が多く、少ないとクレームが
今のきょうの料理、二人分 それでも多いとクレームが
世帯当たり一人しかいないことが多い ボランティアや自治会にも出られない
国スポ

SDGsの developmentとは開発ではなく成長のこと
企業CSRとは社会貢献活動 というより 企業が社会に果たすべき責任
責任や義務を果たさない企業は存在できないという欧米の風潮
日本はマスコミや広告代理店自体が責任を果たす意識が薄いから、貢献 と言い換える

65歳以上が人口の7%超えしたのが1970年、定義ではその時点で高齢化社会
14%超えて高齢社会、21%で超高齢化社会
これから高齢化の 第2幕 というべき
65歳から69歳の層が減る 自治体やまちづくり、市民活動をしていた層 元気な高齢者が減る
2025年に定年が70歳に 自治体デビューが5年遅れることに
自治会長が半減する
85歳以上の4人に一人が要介護
佐賀県 2000年42人に一人、2040年は9人に一人が85歳以上(当然他の層の高齢者も多い)
2020年に最も多くに人が働くのが 医療・福祉職
2010年から2020年、佐賀県の日本人は4.5%減、外国人65.3%増
2020年、15歳以上の女性が働く率、佐賀県は全国2位(夫の収入が平均より低い、三世代同居がまだ多いなどいろいろな要素)
日本のGDPが最高だったのが1994年
2020年、世界のGDPに対する割合日本は4.2、2028年は3.9
中国のGDPは日本の5.1倍に
現状ASEAN5か国一人当たりGDPが日本の1988年ごろと同じ(これから彼らは飛躍する)
中国+インド+ASEAN5か国の世界シェア28%、アメリカ23%、EU15% これからインド中国アジアが伸びてくる

今までと同じではダメ 

昭和の日本は もう消えた

これから物を買うときになんでも外国に買い負けるので、なんでも日本で作っていく必要がある

これから世界の自動車保有台数10億から17億に増えるのに、日本は減る予想
車は日本より海外に売っている
免許返納、自動運転の先進国になるべきだが、 前例がない と行政などが渋っている場合ではない

何かあったらどうするんだ と否定的になってる場合ではなく
何かあっても対策あるから進めましょう へ

日本は人口減る 世帯数は増える 一人暮らし老人が増える
新築は売れない
大和ハウスはショッピングモール建設で稼いでいる 積水はリノベーション
空間を売る方向へ
ガソリンだけ売ってる石油会社はない
行政も20年前のままではダメ 

2040年に 佐賀は9人に1人が85歳以上の高齢者
佐賀は人口減は超速い 若手減も超速い

子育ては専門家の手が必要
学校が減って送迎が遠くなる親の時間が少なくなる 遠くへ通勤
女性も働いている 親は遠い
育児は家庭だけではできない

2035年 あと12年 人口の11人に1人 が 85歳以上
4軒に1軒は空き家
空き家バンク等佐賀はいろいろな試みが市民から起きている
県も市も地域の活動を支援したほうがいい
大きな家は地域のコミュニティセンターなどに

2025年 32.5%が高齢者 市民5人に1人
生産人口10年で17%減、後期高齢者26%増
県税収入は?インフラの更新補修は?

自治班10軒に1軒で構成されているところが多い 
7軒に一軒が高齢者に 民生委員の手が回らない
2020年後期高齢者の10人に1人が一人暮らし
一人暮らしの高齢者4分の3が女性 
75歳以上の女性 免許所持率11・9%
コミュニティ交通の必要 買い物支援

佐賀県1次産業減 建設 飲食 販売 ホテル 等々
福祉・医療が一番増えてるが、病院より福祉施設等が増えている
介護保険制度始まる2000年以降増えている
2040年、宿泊は増えないので外国から来てもらう必要が
女性労働者20万人中5万人が福祉・医療に従事 
当然土日は休めないので、土日に何か行事をするのはやめる
医療・介護は輸出できない 資金はどこから?
介護予防を本気になってやる必要が

佐賀の女性就業率は全国3位 他はどこも日本海側 
保育がないと働けない
佐賀の自治会長女性の割合1.1% 全国平均5% 佐賀の女性は忙しい
大阪15%だがここは輪番制でやっている

地域の運営や防災に女性が出られない
自治会3役に占める男の割合が高い

2015年から2020年 日本人減4.5% 外国人増65%
日本全体平均より佐賀人が減ってて、外国人も増えてる

明日、地球市民の会 そのあたりをお話します
市町村の中で小さい自治体 町 で外国人増えてる 北海道多い
国際交流協会がない自治体ばかり 定着しない
東京から遠いところで外国人が増えている
佐賀は吉野ヶ里、神崎、小城、鹿島、多久など
GDPを外国人が支えてる

未来から逆算して行動しないと間に合わない

2032年日本への出稼ぎが頭打ちに 
2030年から2032年に 外国人労働者の母国の給与水準が日本の50%を超えるので、日本に来る意味がなくなる
介護も今の賃金体系では外国人も日本人も就業しなくなる

子どものことを対象とする活動 子どもも親も高齢者もと間口を広げる

行政がこれまでずっと 安いこと前提で調達から事業から何からなってきた
それではだめ
フェアで環境に配慮していること 海外では当たり前になってきている
安いもので購入や事業を進めて、災害時に役に立たなかったり、環境負荷が大きかったり、故障不具合あったり、が良くある
持続可能な公共調達を

(まさか田口先生と同じテーブルになると思いませんでしたが、前回より以上に楽しく現状把握をすることができました。よく私はネット上で危機感をあおったりしてますが、佐賀県の人はとくに危機感が足りてないと思います。今日のお話で共感できてこころにはいっていった文章が、以下になります。)

今までと同じではダメ 

昭和の日本は もう消えた

未来から逆算して行動しないと間に合わない


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