福元マサタカ

ライター。本業はプレスリリースやオウンドメディア記事の執筆。約20年間、大手企業で消費財の販売促進や市場リサーチ、商品開発に携わる。旅行、グルメ、サッカー、犬猫、お笑い、将棋、映画が好き。編集ライター養成講座43期で優秀賞受賞。詳細:https://lit.link/fmax7

福元マサタカ

ライター。本業はプレスリリースやオウンドメディア記事の執筆。約20年間、大手企業で消費財の販売促進や市場リサーチ、商品開発に携わる。旅行、グルメ、サッカー、犬猫、お笑い、将棋、映画が好き。編集ライター養成講座43期で優秀賞受賞。詳細:https://lit.link/fmax7

最近の記事

将棋の楽しさは「逆転」にある。

2022年2月13日、将棋棋士の藤井聡太さんが史上最年少(19歳6カ月)で五冠を達成した。 さらに3月10日には、将棋界で一番歴史と名誉がある「名人」をかけて争う順位戦で、最高位クラスの「A級」への昇級を決めた。 現在は、保有しているタイトル防衛と名人位挑戦に向けて、トップ棋士との激戦の日々を送っている。 今回は、最近注目を集めている将棋について書きたいと思う。 漫画の世界を超えた藤井聡太五冠の大躍進は「漫画の世界を超えた現実」と話題になっている。ニュースで取り上げら

    • トーク番組がおもしろい。山里亮太さん編 -怒りについて-

      僕はテレビ番組の、特にトーク番組が好きだ。 10代のころはあまり観られなかったので、その反動もあるかもしれない。ひとり暮らしをはじめた大学生時代から30年以上、テレビがないと生きられない体質になってしまった。 以前に、トーク番組「ボクらの時代」で印象的だった、直木賞作家の西加奈子さんについて書いた。 (西加奈子さん編はこちら) 今回は同番組で、南海キャンディーズの山里亮太さんが発言した内容について書きたいと思う。 「ボクらの時代」での「怒り」についての考察2018年

      • トーク番組がおもしろい。-笑いの力-

        僕はテレビが好きだ。 ひとり暮らしをはじめた大学生時代からよく観るようになり、30年近くたった今も、息抜きの楽しみとなっている。 現在はハードディスクレコーダーを使って、数百の番組を録画保存している。「もう二度と観られない」と思うと、消去できないのだ。 今回は、僕の好きな「お笑い芸人」と、「お笑い芸人を交えたトーク番組」、「好きな理由」についてお伝えしたいと思う。 「笑い」は、人間の特権僕は、お笑い芸人が好きだ。お笑い芸人はすごいなと思っている。「笑う」という人間特有

        • トーク番組がおもしろい。西加奈子さん編(2)-人間1回目-

          僕はテレビが好きだ。なかでも、特にトーク番組が好きだ。 10代のころは親に制限されていたので、その反動も大きいのかもしれない。ひとり暮らしをはじめた大学生時代から30年以上、テレビがないと生きられない体質になってしまった。 前回は、トーク番組「ボクらの時代」で印象的だった、直木賞作家の西加奈子さんについて書いた。 (前回はこちら) 今回は、その第二弾を書いていきたいと思う。 「ボクらの時代」でのオードリー若林さんに対する発言2018年10月放送の「若林正恭×山里亮太

          トーク番組がおもしろい。西加奈子さん編(1)-結婚について‐

          僕はテレビが好きだ。なかでも特に、お笑い芸人を交えたトーク番組が好きだ。 10代のころは、親にテレビを観ることを制限されていたので、その反動もあるのかもしれない。大学生時代から見始めて30年近くたった今も、テレビは息抜きの楽しみとなっている。 今回は、テレビのトーク番組で印象的だった西加奈子さんの発言をお伝えしようと思う。 ボクらの時代今回はその中から日曜日朝7時から放送の「ボクらの時代」を紹介する。 2018年10月放送の「若林正恭×山里亮太×西加奈子」回は何度観返

          トーク番組がおもしろい。西加奈子さん編(1)-結婚について‐

          「おおっー、これこれ!」自宅で手軽に食べられる極細ストレート麺に感動

          パンデミックという未曾有の状態。多くの店舗が休業し、外出先では隣の席に座るだけでも怪訝な顔をされたあの頃。2020年の初夏にこの味に出会った。 ※本記事は、宣伝会議 第43期編集・ライター養成講座の課題で作成したものです。 九州ラーメンのパリッとした食感を見事に再現 外食に出かけることもできず、自炊する生活が定着した。ある日、スーパーのレジに並んでいると、特売されている即席ラーメンを発見。 「明星食品 チャルメラ バリカタ麺豚骨」5食入りで300円ほどだったか。 昔

          「おおっー、これこれ!」自宅で手軽に食べられる極細ストレート麺に感動

          「“私”を生きるということ」〜新しい自分と出会い、表現したい〜(後編)

          現在、南青山にあるエステサロンで、セラピスト(エステティシャン)として勤務している新多典子さん(44)。 (前編はこちら) 20代のときに編集部に勤めていた彼女は、ボディセラピーの仕事をしながらも、「“書くこと”にもう一度、挑戦したい」という気持ちが芽生えていた。 ※本記事は2022年3月に行ったインタビュー取材をもとに作成しております。 東京への転居が転機に2020年、奇遇にも家族の転勤の都合で、東京への転居が決まった。期待は実現に向かって進み始めた。 「東京に行

          「“私”を生きるということ」〜新しい自分と出会い、表現したい〜(後編)

          「“私”を生きるということ」〜新しい自分と出会い、表現したい〜(前編)

          「子どもを授かった際に出会えたセラピストとしての仕事が、思いがけず『インタビューをして、書く』ことにつながり驚いています。“書くこと”が自分にとって、自己表現であり、自分を生きることだと気づいたんです」。 2年前に東京に移り住んだ彼女は、言葉を使う仕事への喜びを再認識して、精力的にキャリアシフトに取り組み始めた。 妻や母親という役割を果たしつつ、「ひとりの人間として、女性として何かを成し遂げたい」という気持ちは、現代の多くの女性が抱く願望ではないだろうか。彼女は40代にな

          「“私”を生きるということ」〜新しい自分と出会い、表現したい〜(前編)

          固定観念を捨てる生き方

          「プライドを捨てられたのが、ひとつの理由かもしれません」 彼は相手の年齢など関係なく、誰に対しても丁寧で腰が低い。その理由を尋ねたときの返答だった。 プライドは捨てようと思っても、簡単に捨てられるものではない。年下の後輩に横柄な態度を取られると、ついイラッとしてしまう人も多いのではないだろうか。 プライドを捨てるにも勇気と覚悟がいる。彼にはそれだけの壮絶な人生経験があった。 ※本記事は、2022年1月に行ったインタビュー取材をもとに作成しております。 果敢に挑戦する人

          固定観念を捨てる生き方

          誰もが皆、主人公

          講座の同期生に話を聴くと、自分とは違う世界で生きていて、とても興味深い。 ひとりひとりが持つストーリーの深さに、「もっと詳しく聴きたい」という想いが強くなりました。 そんななか、先日、教えてもらった言葉が印象的でした。 「サバイバーバイアス(生存者バイアス)」はじめて聴く言葉でした。 「バイアスとは」 傾向、偏向、先入観、データ等の偏り、思考や判断に特定の偏りをもたらす思い込み要因、得られる情報が偏っていることによる認識の歪み、といった意味で用いられる語。(実用日本

          誰もが皆、主人公

          「ペットを飼いたくても飼えない人たち」へ向けたサービス(後編)

          2021年8月から宣伝会議主催の「編集ライター養成講座43期」に参加し、2022年1月22日が最終講義となりました。 最終講義では卒業制作の講評と審査結果の発表がありました。受講生145人中65人が提出。その中で、最優秀賞は3人、優秀賞は7人が受賞。私の記事は優秀賞をいただきました。 今回は、私の卒業制作として作成した記事の後編をご紹介いたします。 前編はこちら 動物好きでペットを飼いたくても飼えない方に、少しでもお役に立てる情報であれば幸いです。 ※本記事は、宣伝

          「ペットを飼いたくても飼えない人たち」へ向けたサービス(後編)

          「ペットを飼いたくても飼えない人たち」に向けたサービス(前編)

          2021年8月から宣伝会議主催の「編集ライター養成講座43期」に参加し、2022年1月22日が最終講義となりました。 最終講義では、受講生が提出した卒業制作の講評と、審査結果の発表がありました。受講生145人中65人が提出。その中で、最優秀賞は3人、優秀賞は7人が受賞。私の記事は優秀賞をいただきました。 今回は、私の作成したペットをテーマにした記事をご紹介いたします。 動物好きでペットを飼いたくても飼えない方に、少しでもお役に立てる情報であれば幸いです。 ※本記事は、宣

          「ペットを飼いたくても飼えない人たち」に向けたサービス(前編)

          カンボジア・シェムリアップの旅

          2014年から2015年の年末年始に、カンボジアへの「スタディツアー」に参加しました。 単なる観光だけでなく、現地の人と触れ合う機会が設けられたツアー。ひとりで海外ツアーに参加したのは、これが初めてでした。 ここで知り合った仲間たちは、年齢や職業は様々でしたが、数日間同じ時間を過ごしただけとは思えないほど仲良くなりました。 帰国後は、大阪や東京に集合し、同窓会を開催。日中はお決まりの名所を観光し、その後は夜中まで飲み明かしました。仲間と一緒に過ごした時間はとても楽しくて

          カンボジア・シェムリアップの旅

          人生観を大きく変えた経験

          2021年8月から宣伝会議主催の「編集ライター養成講座43期」に参加しています。 その講座の文章力の授業で、課題として提出した「家族や親友の辛かった経験のインタビュー」記事をご紹介します。 実際は1,200文字以内に凝縮して提出しましたが、ここではロングバージョン(先生のアドバイスをもとに再度加筆、修正済み)を公開します。 では以下。 ※画像はすべてイメージです。 「死んだ方が楽だと感じた経験」「正直、死ぬ方が簡単だった」 そう話す彼女の真剣な目を見ていると、それは誇

          人生観を大きく変えた経験

          オーストラリア・シドニーの旅

          はじめまして。ライターの ふくもとまさたか と申します。 2021年8月から宣伝会議主催の「編集ライター養成講座43期」に参加しています。過去20年以上も続く伝統の人気講座です。今期の受講生はなんと145人!皆さん、年齢も職業もさまざまですが、文章が好きな方ばかりでレベルが高くて勉強になっています。 その講座の文章力の授業で、課題として提出した「心に残る旅」をご紹介します。(先生に見ていただき、一部修正を加えています) 普段は、メーカー様などのプレスリリース作成を仕事に

          オーストラリア・シドニーの旅