
怪我で出遅れた?なわけない!
こんにちは、イシカワケイタです。
子どもが試合で戦い、頑張る姿を見るのは本当に嬉しい。
試合で走り回る姿、ゴールを決めた瞬間に、
心の中でガッツポーズしているサッカーママ・パパも
多い気がします、もちろん私もその一人です。
毎週末、それを楽しみにしながら、日々過ごして、
子どもの目標や夢を、そして成長を、一緒の思いで一歩一歩前進していく。こんな幸せなことない。と思っています。
そんな日々の中で、
楽しみにしていた試合で怪我をしてしまうこともあるはず。
接触プレーで倒れ、なかなか起き上がれず、負傷退場。
親としては動揺しまくる…
「練習ができない」「周りはどんどん成長している」「大会が近いのに…」
子どもよりも、親の私が焦ってしまったり。
でも、こんな時こそ親の出番。一番活躍すべきタイミングなはず。
「うまくいかないこと」なんて、人生にはいくらでもある。
自分の人生を振り返ってみると、
思い通りにいかないことなんて山ほどあります。
泣いてもすぐに抱っこしてもらえない
お腹がすいているのにお風呂に入れられる
欲しいおもちゃを買ってもらえない
友達と同じクラスになれなかった
期待して入社した会社が想像と違った
頑張ったのに評価されなかった
でも、それをネガティブに捉えるか、ポジティブに捉えるかで、
その人生の景色は大きく変わってくると思います。
きっと、怪我も同じで、
「焦り」や「不安」ばかりではなく、
ポジティブに捉えられたら良さそうです。
寄り添い、成長してきたことを伝え、愛情を届けること。
子どもの目標に向かって、全力でサポートしている親である私たちに
できることってなにがあるのかなと思っているなかで、
とにかくできることは、心の味方になっていくことかなと。
本人の感情に最大限寄り添いたい。
大丈夫と伝える前に、寄り添いたい。
こちらの感情は横におき、本人の感情に寄り添うのみ。
そして、
これまでの努力や成長をしっかり伝えたい。
これまでたくさんの困難や、
できなかったことに対してしっかりと向き合い取り組んでいたことや、
確実に一歩ずつ成長してきた過程、その子自身の成長の要素、成長している事実をしっかりと伝えてあげる。
そして、
君なら大丈夫、君ならできる、君は素晴らしい、素敵だ、
だって、私の子どもだから。
とにかく、愛情をたっぷり届ける。
とにかく、味方でいること。
そして、その味方であるママやパパは最強だってことを感じてもらう。
それらが何よりの支えになっていくと信じています。
怪我が成長を止めることはない。成長を止めるのは心。
サッカーをしていれば、怪我をしないことなんてほぼありえないはず。
きっと、
今の日本代表として活躍している選手達も怪我を経験している。
でも、日本代表になってサッカーをしている。これが事実。
怪我がサッカーの上達を止めるのではなく、
「心が折れること」「諦めること」「自信を失うこと」
これこそが、本当の成長を止めてしまう要因なような気がしています。
※もちろん、
大怪我で選手生命に関わるケースもありますが、今回は割愛します。
自転車だって、転ばずに乗れるようにはならない。
自転車を乗れるようになるには、
何度も転び、痛い思いをしながら、少しずつコツを掴みます。
転んだ時に「もうできない」と諦めたら、成長はそこでおしまい。
でも、転んでも、また挑戦すれば、いつか自由自在に乗れるようになる。
きっと、サッカーも同じ。
怪我をして「もうダメだ」と諦めれば、それ以上の成長はない。
これが怪我を理由にして、
周りに置いて行かれたとか、自分だけが上手くなっていないとか、
そのような視点を持ってしまうことに影響している。
でも、この怪我の機会を「成長の種」として捉えられる心があれば、
治った時にはさらに大きく成長しているはず。
サッカー選手を目指すうえで、
成長=プレーの上達、だけではなく
成長=心技体のレベルアップということを忘れずにいたい。
まだまだ子どもということも決して忘れずに、
サッカーが大好き、早くまたサッカーがしたい。
その気持ちを見失わないように、この時間を親子で大切にする。
この期間を、ただの「怪我の時間」ではなく、
「かけがえのない時間」にできたら、
きっとサッカーライフはもっと楽しくなる。
だから、
怪我で出遅れたなんてことはない、
怪我でも成長する。