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【日本暮らし記録Vol.5】たくさんの思い出が詰まったベビー時代|セカンドハンドへ送る気持ち

ここ数日、息子がベビーだった時の洋服や哺乳瓶、おもちゃを整理していました。この作業、ベビーの時の記憶や思い出が蘇り、箱詰めして送るまでにかなり時間がかかってしまいました。

思っていた以上に息子の服を買っていたんだな…と見返す日々。私の兄姉や夫の姉弟の子どもたちはすでに大きくなっていて、ベビー服などはお下がりがなく、コロナ禍も相まってセカンドハンドにも手がつかず、一から服やおもちゃを買っていました。

2人目を考え残していたということもありましたが、今は完全に保留状態。まだまだコザルに手がかかり、自分たちの時間も作りたいと思うようになってきた今、2人目のことを考えるのはナンセンスだなと話し合い、コザルの着れなくなった洋服をセカンドハンドへ送ることにしました。

結構あっさり決めたは良かったんですが、手放そうと整理し始めるとやはり少しエモーショナルになりました。
”こんなに小さかったの。”
”ミルクの量が瞬く間に増えていった気がする。”
”う○ちしてる顔がたまらなく可愛かったなあ。”(←)
また、セカンドハンドに送った先の次の機会でもたくさん着てもらえることを願って、できるだけサイズ分けし、季節を表記しジップロックへ。
哺乳瓶も一つひとつプチプチに入れて、割れないようにし、すぐに使えるよう煮沸用ケースと未開封のち◯びも入れました。

使わなくなった離乳食用の食器も梱包。あの時はよく食べてくれた。(泣)

哺乳瓶は割れないように一つひとつ梱包。さみしい。

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セカンドハンドに対して、以前は避けていた傾向にありました。
家族構成上、お下がりの洋服を着ることの多かった私は、お下がりに対する反抗心がありました。

私の好みじゃないし、よれてるし、私だけのものが欲しいと。

社会人になって、自分の物を自分で選び、所有できることが本当に嬉しかったのを今でも覚えています。ちょっとした快感でもありました。

ただ物の増え方が尋常じゃなかったのも、この時感じていました。
それでも私は新しい自分のものを手に入れたくて、手に入れることのできる快感を感じていました。とても勿体無いことも何度も経験しました。
そこから、「この服はこの先何年着れるか」ということも考えるようになり、物の選別もできるようになってきました。
全ては経験しないとわからない。

ベビー服を買うことは初めてだったこともあって、どの程度の速さでサイズアウトしていくのかわからず、買いすぎていたなと実感しました。
まだまだ着れる服を処分することにかなり戸惑いを覚え、やっとセカンドハンドの良さやありがたみを感じました。だってまだまだ使えるもの。
セカンドハンドという選択がもっと広がれば、物で溢れることも少なくなる気がします。
セカンドハンドの利用率は日本と海外と比べると、海外の方が上手に利用できています。ヴィンテージやセカンドハンドショップが多く、「古いものほど価値がある」ヨーロッパに対して、「新しいものに価値がある」アジアや日本。どちらにも良さはあると思いますが、私の今の思いは「使えるものを最後まで使う」ことの方に重きを置いてくるようになってきました。

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荷物の集荷の時間。150サイズの箱を2箱。
大好きな息子が着た洋服たちや、使った哺乳瓶、おもちゃたち。
ほんのひと時、あっという間に過ぎた時間だったけど
息子が健やかに成長するのを一緒に見守ってくれた物たち。
お別れの時間が寂しいけれど、

いってらっしゃい。次の赤ちゃんや子どもたちの成長を見守ってね。

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