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トライアスロン。とチューブレスタイヤ、
こんにちは。
つくば市のスポーツバイク・プロショップ
BIKE SHOP FORZAの東(アズマ)です。
チューブレスタイヤの話です。
※正しくは、チューブレスレディタイヤの話ですが、
わかりやすくチューブレスタイヤ。と呼ぶことにします。
では。
パンクしました。
先日の琵琶湖トライアスロン(Lake Biwa Triathlon in Moriyama)
にて、
久々のレース中のパンクを経験しました。
(何年ぶり?)
![](https://assets.st-note.com/img/1657322300617-fEQr3xU6Gn.jpg?width=1200)
レース後、つくばに戻り。
片付けの際に確認したところ。小さな穴。
針状の物が刺さった様子です。
(突き刺しパンク)
(参考情報)
パンクはパンクチャーの略で、突き刺さる。という意味。
空気が抜けてぺちゃんこになる状態は、
英語だとフラットタイヤと言われます。
なので「リム打ちパンク」というのは、フラットタイヤ以外に
スネークバイトなんて言われたり"も"します。
日本だと刺さった場合以外もパンクと言っちゃいますが
(私も言ってます)
厳密には違っていたりしますよ(^^)
チューブレスタイヤ(チューブレスレディタイヤ)
だったら
このくらいの穴は、シーラント剤で問題なく塞がれていたはず。
パンクしたタイミングが、
「バイクパート終わる直前だった。」
というのが不幸中の幸いでしたが
中盤など、だったら面倒だったなぁと思います。
チューブレスじゃなくっていいかぁ
と思っていましたが
急激に、チューブレスにしたいと思った一件でした。
(というかします)
チューブレスタイヤのメリットデメリット
簡単にメリット、デメリットをまとめてみます。
メリット
① 小さい穴だったら塞がる。
② 空気圧を下げれるので乗り心地が良い(振動吸収)
③ 転がり抵抗が小さい
デメリット
④ 重量が増える
⑤ パンク修理のときに手が汚れる
⑥ タイヤの取り付けが大変
⑦ 高価
ざっと並べると、こんな感じかと思います。
メリット・デメリットの説明
① 小さい穴だったら塞がる。
これはそのままで、言わずもがな。
というところかと思いまが。
小さい穴だったらシーラント液が「勝手に」塞いでくれます。
5mmを超えるような大きなカットの場合は難しいですが
(それも可能と謳っているシーラント剤もあります)
小さなガラス片、画鋲くらいの針状のもの、小さな釘的なもの
による、突き刺しパンクであれば塞がります。
トライアスロンのレースにおいては、
意外と路面の悪いバイクコース。
というのも、少なくありません。
ここで、パンクリスクを下げれる。というのは大きいですね。
チューブ交換、パンク修理の時間は
大きなタイムロスに繋がりますしね(^^)
② 空気圧を下げれるので乗り心地が良い(振動吸収)
空気圧を低くできる理由として
リム打ちパンクがない。
ということで空気圧を下げることが出来るわけです。
通常のタイヤですと、空気圧を下げた分だけ
段差でのリム打ちでのパンクのリスクが上がります。
(気づいてなかった段差ならさらに)
ですが、チューブレスですと、チューブがないので
リム打ちパンクのリスクは格段に減ります。
※昨今の軽量なチューブレスタイヤxアルミリム。
の場合に前輪荷重で激しく段差に突っ込んだ場合は
別として考えましょう
トライアスロンのレースでは、ミドルで90km
ロングになればバイクは180kmにもなります。
最後に控えるランに備えて
上体の疲労もできるだけ抑えておきたい。
という競技の性格から
振動を吸収してくれて乗り心地が良い。
というのは、大きなメリットです。
③ 転がり抵抗が小さい
チューブあり。のタイヤに比べて
チューブの無いチューブレスタイヤは
内部でのチューブとタイヤの摩擦抵抗が無くなることで
転がり抵抗が減少します。
また、②で説明したように空気圧を下げることができるので
とくに悪路(舗装路でも)では、
バイクの跳ねを抑えることで
タイヤが路面に適切に接地してくれて
駆動力を無駄なく伝えてくれます。
結果、転がり抵抗が減少します。
④ 重量が増える
少しでも軽量に仕上げたいヒルクライムバイクなら別ですが
平地がメインのトライアスロンにおいては
多少の重量増は気になりません。
バイクも軽くないですし(笑)
Continentalの場合で、チューブド、チューブレス
の差は+25g(カタログ値)です。
シーラントの重量を加味しても、
普通のチューブ(超軽量ではない)
に比べても、数グラム差に抑えることができます。
ですので、重量が増えちゃう。
というのは、
気にしなくて良いということになりますね。
⑤ パンク修理のときに手が汚れる
これは、対策をすることでかわすことができます。
こういったニトリル手袋を、一双。
サドルバッグやツールBOXに、
予備チューブと一緒に入れておけば安心です。
チューブレスに限らず
チューブ交換やチェーン落ちを戻す作業のときに使うと
手を汚す心配がありません。
少し、高価にはなりますが
食品対応!みたいな薄手のものよりは
作業用!と書いている厚手で丈夫なものがオススメです。
あと、残ったシーラントを拭くのに
キッチンペーパーを2枚、チャック付きの袋に入れて
持っておくのもオススメです。
拭いたペーパーをチャック付きの袋に入れておけば
ゴミ箱に出会うまでベタベタになる心配がありません。
⑥ タイヤの取り付けが大変
一昔前は、脱着が固くて無理。。。
コンプレッサーを使わないとタイヤがはまらない。
みたいなことがありましたが
昨今では
・一般的になったことでホイールとの相性が適切になった
・ワイドリム化が進みタイヤを、はめやすくなった
ということがありますので、
ここのハードルは下がりました。
自分でやるのは、、、
という方は、取り付け含めて気軽に御相談ください。
⑦ 高価
Continentalの場合ですと、価格差が、2000円税込です。
シーラントが1100円として。
片側で、3300円高い。みたいになります。
しかしながら、ちょっと軽量(超軽量ではない)チューブが
1500円くらいと考えると
一回パンクしたら、価格は変わらないなぁ
みたいな感じになります。
パンクリスクが少ないので
ノーパンクでタイヤ交換まで乗り切る。
みたいなこともありますので
意外と価格差は気にしなくて良さそうです。
トライアスロンでオススメな理由
上述に記載させていただきました
① 小さい穴だったら塞がる。
② 空気圧を下げれるので乗り心地が良い(振動吸収)
がすべて。みたいな感じですね。
繰り返しになりますが。
・疲労を抑えてランの体力を温存する
・パンクによるタイムロスを抑制する
に尽きます。
パンクによる心配を減らして。
レースに集中することができます(^^)
まだ、使った事無いなぁ、、、
という御客様は、是非、お試しください(^^)
オススメのタイヤ
私のイチオシは、耐久性抜群のContinentalです。
タイヤ構造を一から見直し、より薄くしなやかなケーシングを新設計。前作の3層180TPIから2層220TPIとし、サイドウォール部分のみ1層加えた3層330TPIとすることで、サイドカットへの耐性を強化。その結果、"GP5000 TL"と比較して転がり抵抗20%向上、サイドウォール強度28%向上、さらに700x25Cで45gの軽量化を実現。フックレスリムにも対応したチューブレスレディモデルへと進化しました。
耐久性は確保しながら、軽量になった。
ということで、オススメしやすくなりました。
前は、、、耐久性が良いのは良いのですが、
重すぎたんですよね。。。+45gは、さすがに気になります(笑)
現在(2022/07/09)メーカー在庫は欠品中ですが
当店、店頭在庫は、ございますので気軽に御注文ください。
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毎週 水曜木曜 定休日
オススメのバイク
最初っからチューブレス仕様というバイクです。
CEEPO
トライアスロン専門ブランド。
選べる、ホイール&コンポ
ホイールは、チューブレスの先駆けMAVIC
が採用されています。
詳細は
⬇
GINAT
エントリーグレードから、チューブレス標準装備
というかチューブがついてきません
シーラント剤付属で、乗り出しからチューブレスです。
トライアスロンは、初めて。
という方には、予算を抑えてロードバイクから。
始めて頂くのもオススメです。
詳細は
⬇
オススメ商品まとめ
本記事での、オススメ商品のまとめ。です。
もちろん店頭在庫している商品なので
店頭で御注文を頂ければ嬉しいですし
通販可能な商品もございます。
しかしながら、、、
「超」遠方で、来店できない、、、
という方は、Amazonなど御利用ください。
◆GP5000 S TR
在庫が無いと、定価より高くなるAmazonさんあるある
(2022/07/09)
◆ニトリルグローブ
◆定番のシーラント
◆通常タイプよりも穴を塞ぐ性能が高いタイプ
◆バルブコアの開閉にオススメのツール
◆エアゲージの定番。やっぱりアナログ派