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最後の年

広報企画「新シーズン幹部に聞く、今年の意気込み」

4月を迎え、卒業生が去り、新たなスタートを切った長崎大学フットサル部FORZA。
新たなシーズンで幹部を務める4人に、今年の意気込みを聞きました。
彼らがこの1年でどうチームを変えていくのか。どう行動するのか。
拙い文章ではありますが、どうぞお読みください。

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#5  松橋慶季

時の流れは早いもので、いつの間にか自分たちの代が最高学年になってしまった。

去年は自分達の代が主体となり、自分も幹部に任命され、なんとかシーズンを終えた。

幹部は去年で終わりだと思っていたが、幸いにも(?)今年も幹部に任命された。
正直に言うと、また今年も去年のように仕事がたくさんあり、プレーするだけでなく、ピッチ外での負担が大きいことを考えると、きつい。

自分は、なんとか試合に出させてもらってる側だし、ぶっちゃけ余裕は全くなかった。大事な試合で満足に出場機会が無くて、悔しい思いをした場面もたくさんある。

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自分のプレーで全くチームに貢献できていないのに、プレー以外のところで仕事をして、チームに貢献していた自分が嫌いでたまらなかった。

苦しかった。


それなのに。
なぜ、今シーズン幹部をすることにしたのか。
任命はされたが、拒否権はあった。

どうしてか。

理由はシンプルで、バカな理由だと思われるかもしれないけれど、今シーズンのキャプテンである麻生(#6)から、慶季さんと一緒に幹部をやりたいと言われたから。

すごく嬉しかった。

麻生が自分のどの部分を見て、評価してくれたのかは分からない。おれは自分に自信がない。

ほんとに単純すぎるし、自分でもバカな理由だと思う。でも、本当に頑張りたいと思えた。

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自分は1年生の最初から今まで、ずっとFORZAで活動をしてきた。
体育館裏の土のグラウンドや、長与の人工芝で練習していた時代も知っている。

今は長大の体育館で練習できるようになったり、恵まれたことに部員もたくさん入ってきて、結果も出た。

FORZAは色んな面で進化してきた。ピッチ内外において要求されるレベルは年々上がっている。

FORZAの進化を体感しているけれど、実際、自分の貢献度はかなり少ない。
昨年度の幹部での仕事ぶりや、試合での活躍など。

自分でも欲張りなのは分かっているが、ピッチ内でもピッチ外でも、本当に慶季がいてよかったと、そう思われたい。

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ただ現状、それには程遠い。

今シーズンで自分は卒業する。最後の年だ。
長いと思っていた大学生活があと1年。時間は限られている。

色々なことを頑張りたい。胸を張ってやり切れたと言えるように。

人間は弱い生き物で、何かと言い訳をつけてしまう。
面倒くさいことや大変なことがあると、忙しいから、時間が無かったから、様々な理由を付けて、自分を取り繕う。

自分は今年、教員採用試験がある。今はそれに向けて勉強している最中。
きっと後輩よりは忙しくなると思う。人生の分岐点かもしれない。

でも、大好きな自分の仲間が、後輩が、一緒にチームを良くしていきたいと言ってくれた。

それだけで、何でも頑張れそうな気がしてならない。

口だけだと思われるかもしれないが、必ず昨シーズンよりもレベルアップする。みんなで。全てにおいて。

仕事がきつい。朝練がきつい。試合が多くて時間がない。出費が多い。
そんなの当たり前だ。全てはチームとしてレベルアップするため、勝つため。

全部そう言い聞かせて、全力で取り組んで行きたい。

きつかったことが、ただきつかった。で終わるのではなく、結果につながるように。

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最後に、幹部以外の部員に。
今シーズンは自分と麻生(#6)、昂大(#27 和田)、光稀(#10 小原)で幹部をやることになった。

4人でなんとかFORZAがうまく回るように、上にいけるように、試行錯誤しながら頑張る。

だから、みんなはとにかくフットサルに集中してほしい。うまくなってほしい。楽しんでほしい。

それでこそ自分達は報われる。

うまくできるかは分からないけど、できることは全力でやる。
だから全力でついてきてほしい。

新キャプテンの麻生を信じて。

部員皆で、今までで一番、最高のシーズンだったと言えるように頑張ろう。

#5  松橋慶季

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