言い聞かせ 私が憧れていた世界は私が憧れていた世界ではなくて、 知りたかったことはきっと誰も知らないことで、 毎日目の前のごはんが食べきれるか不安だけど、 30歳くらいの私みたいな女の子たちがみんな幸せって言ってるからわたしも幸せって言ってみる。(穴が空いていてそれを埋めようとしている時の方が幸せなの、不思議だねえ。) たまに考えて、とりあえずやれることをやるということを続けること、 答えのない問いに今すぐ沈もうとしなくていいこと、 答えのある問いをひとつずつ知っていけ
音声日記始めました。
他人が助けてくれることはあっても、私以外の誰も(本当の意味で)私を救うことはできない、 それを自覚し出した時あたりからずっと胸のもやもやが消えないです。 相談した方がいいって言うけど、結局あなたも私のこと救ってくれないじゃんみたいな。 涙ではもやもやを流すことはできないし。
今日の日記より抜粋: 目覚ましが鳴ったとき、私は昨日の夜赤の他人が言っていた地獄について考えている。 私は彼のいう地獄を8:15から始めることに決める。 いつもは避ける銀杏道を今日は踏みつける。 そのにおいを吸い込むことによって、私は初めて今日の私が生きていることを知る。 数百九十九円の服の入荷を待つ主婦たちの横を通り過ぎる。 明るいアッシュのような女の子の髪を見て、数年後わたしは何色にしようかなあ、ピンクの次は青かな、とふくらませるが、数年後の私はそうしない。 今日
結論からいえば受け入れられたところに行くし、どこにも受け入れられなかったら受け入れられる程度のことをするんだけど、 自分の中でまっぷたつに矛盾したところがあって、それが生来自分を苦しめている、し、それはこのnoteを通したテーマであり、私の人生を通したテーマでもある。 だから、いろんな言語が聞こえる東京の都会の駅にいると、そのゆるやかさに安心すると同時に、そういったコミュニティでゆるやかに人の役に立ったふりをするというのはどうにもむず痒くて、 国籍のこともアメリカにいた
なんでアメリカに残らなかったの? と聞かれる度に、学費が高かったから、とか次にやりたいことができたから、とか表面的で納得されやすそうな理由(うそではない)を返すのだが、 このままきれいな理由を繰り返し口にするうちに、私は自分を「将来のためにアメリカの大学を飛び級して卒業した優等生」のように定義して心のどこかで驕り高ぶってしまう気がして、 (確かにボストンで3年間の経験は多少の自信に繋がったものの)それは正確な事実ではないから、 これ以上ボストンでの思い出が美化されてしま
玉ねぎの皮をむいてもむいてもむいてもむいても何も残らなかったからいっそのことからっぽの中に入ってしまいたい、愛なんてないのに愛を唄ういや無いからこそ唄う、wantとかwillがうまれる瞬間が嫌いだから全部過去形にしてしまおうか、だってその先には何もないもの
彼女はいつも私に夢見させてくれたし、私をかき乱して狂わせた。 彼女のふりをすれば私もいつか彼女になれると思っていたし、彼女も持ち前の優しさでそうだよと私を肯定した。 でも私たちの間には越えられない壁があることを彼女は知らない。 だって私が彼女から見えないようにこっそり作ったから。
一年後の自分はもとより、明日の自分がどうなっているのかすら確信が持てない。 失敗するのが不安、とかそういうことでもないと思う。 失敗を人生の終わりと捉えられる呑気さを持てるほど井の中の蛙ではなくなってしまった。 大海を知った蛙が井の中に戻ってきたとき、次にすることはなんだろう。 井の中で相変わらずメス獲得のために鳴き声の大きさを競っているかつての仲間に「ねぇ君たち一旦鳴くのやめて外に出てみない?メスよりもっと刺激的なものが色々あるよ」とか言っても、「邪魔しないでくんない
それを話しているのはお腹がすいてない時の私であって、お腹がすいている時のわたしは地球の終わりのような真っ赤な空をみて、私をたまにちょっと調子乗っちゃうけど謙虚でかわいげのある大人に成長させやがったおとなたちに小さく中指を立てるのです、
君が歌うたびに私は分からなくなるの、 君に笑いかけるたびに私は心にぽっかり穴が空くの、 どうしてだと思う? どうしてだろうね。
旅の後半はロンドンで2泊3日しました。 実は初めての一人海外旅行で、準備する時に人の旅行記noteを読みまくってめちゃ参考にしてたので、私も行ったところを記録しておきます。 1日目ロンドンへの電車 お昼に電車でケンブリッジからロンドンへ、現地に住む友人に教えてもらったTrainlineというアプリでチケットを買って行きました。(課金制のFirst classのところだけめちゃ空いてて資本主義を感じた) ロンドン内での電車とバスはスマホのApple Walletに入って
日本だ、と思った。 イギリスには初めて来たはずなのに、なぜか実家のような安心感があった。 清潔感があって電車がきちんとしてるからだろうか。 銃がなくて大麻のにおいがそこまでしないからだろうか。 空気感とか服装とか音とかが自分の中にすっと入ってきた。 アメリカにいるとびくびくすることが多くて自分は外部者だなと思うのだが、イギリスではなんだか私もその一部になれるような気がした。 着いて早々中国語で話しかけられて、道に迷った中国人おじおばさまの団体と駅のスタッフ間の通訳をす
私は少し寂しかった。 パスポート持ってる日本人17%しかいないんだって、とボストンでカレーを食べながらつぶやいた友人の言葉が頭の中をぐるぐるしていた。つまり8割の人は現時点で日本を出ないつもりなんだって。 もちろん私も日本の好きなところは沢山あるし、本当に現状に満足しているのならわざわざ外の世界なんて見なくてもいいと私は思っている。 ただ、なんだか寂しかった。 日本に帰ったら、海外にいた私の日々には蓋をしてしばらく生きることになるのだろうか。 それぞれが今の生活でいっぱ
今日は暑くない風が心地よい日だったので、川の向こう側まで散歩しながらぼんやりと思考を巡らせて、かつて暗黒の冬を過ごした懐かしのMIT側のベンチで本を読みこの日記を書くことにした。 “自由の国” 確かにアメリカは自由だ。 通りを歩いているだけで、その脚が私の両手で掴みきれそうなくらい細い白人の女の子たちと、外には出てこないけれど毎週末狂ったように家で美味しいバナナブレッドを焼く肥満体型の女の子の対比が見てとれる。(前者の女の子たちは決まって着ている服の布面積が少ない。)