
画像生成AIによってSNSコンテンツを制作!?具体的な方法を紹介
はじめに
はじめまして、FOR YOUの松本(@am_vmv)です。
広告代理店としてプランナー業務を行う傍らで、BizDevとして、
生成AIを活用したコンテンツ制作やIP開発を行っています。
このnoteは生成AIを使ったSNSコンテンツについて、実際に手を動かして
制作/検証を行ったその過程と結果をまとめたものになっています!
1. 生成AIを使って制作したSNSコンテンツ紹介
2. ChatGPTを使った企画 / 脚本制作編
3. midjourney(画像生成AI)による画像生成編 ← 今回
4. Luma Dream Machineを使った動画生成編
具体的にどのようなコンテンツを制作しているのかを
まとめていますので、先に見ていただけると良いかと思います。
どのような手順で画像を生成するの?
今回はショートドラマをテーマにしたSNSアカウントを
例に画像生成AI「midjourney」を使った制作手順を紹介します。
@sonzaisimasen.ai Episode6 l ショートドラマ 短編ドラマ ai
♬ Creepy, scary, horror, synth, tension - Sound Production Gin
このドラマアカウントの制作工程は下記になります。
約4時間ほどの工数でショートドラマコンテンツを制作しています。

手順①:絵柄 / キャラの決定
まずは事前に作成したショートドラマの企画と脚本をもとに、
どのような絵柄やキャラクターで進めるか、投稿の方針を決めます。
(企画/脚本の制作工程については下記noteをご覧ください!)
画風を決めるプロンプトは無数にあるため、実際に手を動かして、
生成しながらどの方針で行こうか決めます。


【画風を決めるプロンプト例】
・american comic style(海外のアニメ風)
・japanese anime (日本のアニメ風)
・anime screencap (アニメのキャプチャ風)
・chibi anime (2頭身、3頭身のちびキャラ風)
・novel illustration (小説の挿絵風)
・pixel art (ドット絵風)
・3D render (3DCG風の画像)
・clay animation style (クレイアニメ風)
・line art (線画)
・oil painting (油絵)
今回は前者の日本のアニメっぽい絵柄に決めて進めていきます。
手順②:シーンごとに画像生成
絵柄が決まったら、脚本を区切りながら画像を生成していきます。
その際に絵柄やキャラクターをキープするために必須の機能が
「Style Reference(sref)」と「Character Reference(cref)」です。
Style Reference(sref):絵柄を統一できる機能
Character Reference(cref):同じ顔のキャラクターを生成できる機能
この2つをプロンプトの最後尾に使用しながら、生成を繰り返すことで、
脚本にあった画像を作成していきます。
ちなみにプロンプトを考えるのが面倒な時は、
これもまたChatGPTにベースを作ってもらっています笑

ChatGPTによってプロンプトを作り、先程決めた絵柄をsrefとcrefの機能で統一させながら作ると以下のような画像とストーリーが生まれます。



注目いただきたいのは、
絵柄やキャラクターがほとんど変わっていない点です。
細かく見ればもちろん違いはありますが、
ストーリーの中で見る分にはほとんどわからないでしょう。
この工程を重ねていくことで、
1分〜2分尺前後のショートドラマを制作しています。
APPENDIX
プロンプトにおける指示の出し方や強弱の付け方は、
既に多くの情報があるので、今回は割愛させていただきます。
基本的には各サービスごとにプロンプトガイドが存在するので、
そちらを見てみることをおすすめします!
midjoureny:https://docs.midjourney.com/docs/prompts
runway:https://help.runwayml.com/hc/en-us/articles/30586818553107-Gen-3-Alpha-Prompting-Guide
今後の発信について
ChatGPTは使ったことはあるけど、画像生成AIはまだ使ったことがない
ということは多いのではないでしょうか。
今回はSNSコンテンツを作るという観点での使用方法でしたが、
リファレンスや絵コンテ等、相手にイメージを伝える上で非常に
使い勝手が良いと思います。
次回は生成においては最後の行程である動画生成AIについて、
どのようなことを行っているかご説明します!
1. 生成AIを使って制作したSNSコンテンツ紹介
2. ChatGPTを使った企画 / 脚本制作編
3. midjourney(画像生成AI)による画像生成編 ← 今回
4. Luma Dream Machineを使った動画生成編

FOR YOUのお仕事事例はこちらから
お仕事のご相談お待ちしております。
▼問い合わせ先

株式会社FOR YOUでは
一緒に働く仲間を募集しています。
下記ポジションを積極募集中です!
https://www.wantedly.com/companies/foru/projects
「カジュアルに話を聞いてみたい」と思った方は
お気軽にお問い合わせフォームやX(Twitter)よりDMをお送り下さい。
皆様のご応募、心よりお待ちしております。
▼カジュアル面談申し込みフォーム