DXの勉強で思い出したこと、知ってビックリなワード3つ
DX、DX…DXが大事と言うのは本当に簡単です。
けど本質も知らず、経験値もない人が、DXの必要性を語る資格などないと思います。
本質を知った上で、個々の企業にDXを導入し、効果を実感してもらい
ときには失敗してしまうなど、実践経験を持ったものことが自信と自覚を持って語れる最低ラインなわけで。
上記に該当していない人は「DX」を偉そうに語る権利がありません。
ちなみに恥を承知で言うと自分もその1人。ちょっと本読んでネットで調べて分かったつもりになっている勘違い野郎でした。自分よりも分からない人に話して満足みたいな。これ終わってますよね。なーんも分かってないんですよ、そんなのでは。しかもこれに近いこと昔もやったなあ。同じことを繰り返したことにも猛省。
なんていうことをDX検定の勉強をするだけで日に日に高まります。これだけでDXの検定の価値ってあるなって実感。2021年最初のnoteでは、勉強しながら思い出したこと、そして勉強していて衝撃を受けた的なワードを3つまとめたいと思います。
思い出したこと、WEBの勉強に人生かけたときの経験
DXの件を受けて、過去のことを少し思い出しました。
24歳のときです。当時商社系のアパレル部門に勤務し、それなりに安定した収入を得ていました。当時交際していた人との結婚も考え始めていたのですが、一方で30歳を折りかえす年に近づいたとき、今のままでいいのかという漠然とした不安から、当時趣味でやっていたホームページ、これは確実に将来必要とされると感じ、これを仕事に活かそうと、これで飯を食っていこうと決断。交際者とも別れ、貯金をほぼ全て学費に費やして、働きながら学校に通い始めたのです。
当時は平日毎日8時から10時、土日は11時から17時までを半年間休むことなく、途中思いっきり転んで肩甲骨を骨折しましたが、それでも必死にやり抜きました。そしてどことなく満足している自分がいたのです。
それを見て、ある日学校の人に言われたのが、「なんちゃってでWEBやってた奴がWEBの学校入ってたったの半年勉強して、WEBを分かったつもりになっているのはただただ見苦しい。活かすために学ぶのでしょ?だったらいつまでも学んでないで活かしてきなよ」
グサッときました。
その後、貯金がないのに会社を辞めることを決断。市ヶ谷の倉庫で日銭を稼ぎながら、どこでもいいから経験を積ませてと頼み込み、テンプスタッフ・テクノロジー経由でとあるWEBプロジェクトに3か月間参加。
そして、今も勝手に神と仰ぐ、ニンニンドットコムの鈴木社長のもとで3か月間アルバイト。
さらに、設立1年目だったベンチャーWEB制作会社の求人を偶然見て派遣で入り、とにかく学びを活かすため、経験値を積むために毎日が必死でした。
お金がなかったことも良かったのかもしれません。一番ひどい時は20円のもやしを買い込んで醤油や塩で炒めて食べたり、100円ショップで食材揃えて肉なしカレーを作って1週間に分けて食べたり、極めつけは山形から送られたさくらんぼの種を煮込んで無理やり食べたり、スーパーのレタス売り場で捨てられていた葉を拾ったり、こういう状況が更にハングリー精神を高めさせたのだと今となっては思います。
たくさんの場数を踏むことが出き、たくさんの失敗をしながらも成功することもできたわけで。何よりも学びを実践を踏まえての話には納得力があるから、この頃は本当に多くの信用を得ることが出来たと思います。
そして、そこでの経験は15年以上経った今でも、全てではないですが一部は自分の重要なスキルとして残っているのです。あのとき投資したものはそれ以上になっていると思います。
あのとき感じたWEBの将来性と、DXの将来性は同じ、いやそれ以上のように感じます。あのときのがむしゃらさを思い出し、DXに向かい合わなければいけないと感じ、ここに改めて宣言しようと感じたわけです。
けど、さすがに家庭は捨てられませんが(汗
この僅かな期間で、衝撃を受けた的な3つのワード
DX検定の勉強については、分からないワードを1つずつ覚えていきながら、Eラーニングで習得度を確かめています。
開始直後は正答率約30%という状況でしたが、50%近くまで上がってきました。一番大きいのは理解した上で正解していること。
とはいえまだまだなので引き続き精進なのですが。
学んだワードからその凄さに衝撃を受けた的なワードをアウトプットも兼ねて以下にまとめました。数にしたら50を超えるのですが、さすがに書ききれないのでまずは3つで。
自分のようなDXに興味・関心を持ったばかりの方の少しでも気づきになれば嬉しいです。
1:ペロブスカイト
太陽電池といった方がわかりやすいかもしれません。2050年に温暖化ガス排出を「実質ゼロ」にする目標を菅首相が表明したことで「次世代太陽電池」とも言われて注目度が高まっています。
少し前の日経で出ていたので目は通していたはずなのに、問題となって見たときに答えられなかったという。。まあこんなものです。
世界中でもこの技術においてはとても力を入れていることが分かります。なぜなら、エネルギーと経済の脱炭素化なくして未来の地球環境が守られないからです。風力・太陽光発電、蓄電技術を融合させた対応は国によっては効率的なエネルギー供給となっています。ドイツ、アメリカ、インドなどですね。
低コストで薄く作れる利点があり、エネルギー変換効率などの向上が進む一方で大型化や耐久性などの課題をクリアするべく、国内外で研究が進んでいるとのこと。環境問題がクローズアップされるなか、これは知っておかなくてはならないワードですね。
2:転移学習
機械学習や深層学習は何となく知っていましたが、転移学習は知らず。。従来であればそれでいいと思います。けど、「本当にDXのことを知っています」と自信を持って言うには、このような応用のワードも含め理解していなくてはならないということです。
例えて言うなら「コーヒーのこと詳しいよ」と言っていて、ブレンドコーヒー、アメリカンコーヒーは分かるけど、エスプレッソが分からないと言っているようなもの。
ちなみに転移学習とは機械学習手法の一つで、あるタスクに対して訓練されたモデルをそれと関連したタスクに応用する手法のこと。少ないデータ量から少ない訓練時間でモデルの精度を上げることができ、モデルを一から訓練する必要を無くし、開発者の時間的なロスを最小化することが期待できます。
これ、自分がWordPressやったこと(別サイト構築で訓練したものを応用して今回のサイト構築にも活かした)にも精通するかもしれませんね。
3:デザイン思考
これは以前の職場での経験で分かっていたつもりでしたが、これもペロブスカイト同様に問題となって出てくると、分からなかったパターンです。つまりじぶんは分かっていなかったということ。以下のワードも同じような事が多かった、、何かこんなのばっかです。
「デザイン」という言葉が様々な誤解を生んでしまうのですが、、一言で言うならば「顧客視点」ということ。個人的にはこの思考がしっかりあれば、アジャイル開発がより加速化すると考えています。
徹底した顧客視点の思考を持ちつつ、現場の声を踏まえていきながら真相を追求し、その解決策を形にしたものを試行錯誤しながら、変化に対応しながら、完成形に持っていくことがよりスムーズになるからです。
少し古いですが、以下の記事で詳しく掲載されていました。
WEB以上に難しく、スピードが速いDXを追求し続けて、地域に少しでも貢献したい
WEBが進化するスピードの速さも当時はかなり驚いてましたが、DXは範囲が広く、しかもそれ以上に速いです。Googleアラートの情報もたくさんありすぎて拾い切れませんし。アナログ中心でやっているところは、よほどの強みがない限りは極めて厳しい状況になるのは必須。
そこをいかにDXして、従来のアナログとの相乗効果を実現させていくかが重要になるのですが、とにもかくにもまずはDXのことをもっともっと知らなくてはなりません。
デジタルとアナログのハイブリッド、それを助長させるブランド、さらにそれを表現するライティング、追求すべきことに終わりはありません。インプットしたことは、自分の住む地域で頑張る人に少しでもアウトプットしていき、微力ながら貢献していきたいと思います。
2021年も宜しくお願いいたします。
いいなと思ったら応援しよう!
