怖いというよりも
先日の地震は恐怖よりも悲しみを感じました。
正直「もういいでしょう」、と天王星に話しかけたくらい心が傷つきました。ただ、こういった感情はただの人間のエゴなのかもしれません。
占星術上で天変地異は天王星や海王星、冥王星など大きな天体との関係が深いと言われていますが(月が魚座の海王星付近で進行してこともあり)、理論的なことではなく、精神的に思うことがありました。
よく、天変地異は因果応報となぞらえる考え方がありますが、以前までは私も同じように考える節がありました。地球上の自然を奪い、感謝もなく、当たり前のように文明を発展させてきた人間への因果応報。ただ、今はもう因果応報とは無関係であるように思っています。もちろん、温暖化における二次災害は否めないのですが。
Google Earthのように今いる地点からズームアウトをしてみてください。地球が見渡せるくらいまでズームアウトすると青い空と海、白い雲、緑や茶色の土地、都会の光、など他の惑星では見られない光景が広がっています。
そんな地球に住んでいる人間。地球単体で考えたら天変地異も地球自体が進化するために必要なのかもしれません。だけど、人間も地球の一部だと言いたい。
地球にとって文明は必要ないのかもしれませんが、何十億年も前に隕石が衝突してそこから人類の誕生という奇跡が起きたこのことを邪険に扱わないでほしいと人間である私は思います。
地球と人間の真実の関係はきっと誰にもわからない。だけど、幾重にもおよぶ「苦」と感じる物事が現実に今頻繁に起きている。この現象をポジティブに捉えることはおそらくこの先も難しい。今は恐怖に打ち勝つことなんてできない。悲しみしか感じない。けれども人間として「それでいい」のではないかと思います。無理に頑張ろうとしなくてもきっと大丈夫。
実際に辛く厳しい、不安に思うこと。それは以前にも比べてより多くの人が同じように感じられるようになっていると思います。
全ての人の平和が守られるよう、強く祈ります。