【介護日記】#10 デイサービス初日
◎初めてのデイサービス、滑り出しは好調
昨日は母が初めてデイサービスに行く日でした。
お迎え予定時間の30分前に妹夫婦が実家に行ってくれて、送り出してくれました。
一旦帰宅し、夕方お迎えの時間にまた行ってくれることになっていました。
昨日の帰りは、前日より1本早い電車に乗ることができ、うまくバスにも乗れたので5時前には帰宅することができたため、そのまま実家に寄りました。
母は帰ってきており、明るい表情をしていました。
「たのしかった?」と聞くと
「いけば楽しい」との答え。
お昼も豪華だったらしく、おやつも出たと喜んでいました。
事前に好き嫌いが多いことを伝えていましたが、出されたものを全部食べられたようです。
1食750円だそうですが、週に一度お願いしているワタミの宅食もたしか同じくらいのお値段でした。
デイサービスの方はその場で調理した温かいものが出るようなので、こちらの方が美味しいかもしれませんね。
それにだれかと一緒に食べるご飯は、ひとりで食べるより美味しいのではないかと思います。
「来週からは一人だから、忘れないようにね」というと
「月に1回だけだよ」と言います。
「週に1回行くんだよ」と言っても、信じられない様子でしたが、紙に書かれたものを見せると納得したようでした。
もともと社交的な人なので、久しぶりに楽しかったようで顔が艶々していました。
家の前まで車で送迎してくれるのも嬉しいようで、まずは滑り出し好調のようでほっとしました。
◎警察官の巡回
母の帰宅に合わせ、少し早めに実家に入った妹から警察官の巡回が来たと聞きました。
そういえば、毎年ではなかったかもしれませんが、近くの交番のお巡りさんが家庭訪問してくれています。
家族構成が変わっていないか、連絡先に変更はないかなど聞いてくれて、必要なら巡回を増やしてくれたりしているようです。
丁度妹がいるときに来てくれてよかったねと話しました。
警察官の話によると、認知症の女性が千葉から神奈川まで歩いて行ってしまったことがあるそうで、痛みを感じないのか、裸足で足は血だらけだったそうです。
足が悪いから出かけないと思っていても、いつどのような状況で出かけてしまい、同じようなことが起こるとも限らないので、洋服に名前を縫い付けておくとよいと言われたそうです。
妹と二人で「やっと子供のお名前つけから解放されたのにね」と苦笑いました。
冬場はコートなどに着けておけばよいそうですが、これから暑くなる季節、さてどうしようか思案中です。
警察官の方が持っている情報には、緊急連絡先として私の連絡先が載っていたようですが、今回対応したのが妹だったので、妹の連絡先も聞かれたそうです。
なにかあったとき、私か妹のどちらかには連絡がつくでしょうから安心です。
1人暮らしで認知症があるということを伝えたら、気にかけて巡回してくださるとのことでした。
ありがたいですね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
母の方は順調に滑り出しました。
週末は司法書士さんとの会合です。
次々とやることが押し寄せてきますが、ひとつずつ処理していくしかありません。
今朝は虫がたくさん出てくる悪夢を見ました。
夢占いではストレスとか、これから悪いことが起こる暗示と書かれていて凹みました。
昨日の嫌な思いもまだ引きずっていて、気持ちが晴れませんが、午後は庭仕事でもして気分転換しようと思います。
今の私には、猫さまだけが唯一安らぎをもたらしてくれる存在です。
早く猫さまと二人で、引きこもり生活を楽しめる老後を送りたいなぁ、なんて思う憲法記念日。
いつも心穏やかに暮らせる日が訪れますように。