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猫のように生きたい

還暦を過ぎたにもかかわらず、まだまだ迷いだらけです。

もともと根暗なので、安定してテンションが低いです。

集団生活が苦手です。

それでも生きるためになんとか働いて生きてきました。

けっこうブラックな組織で心身ともにすり減らしたこともありました。

ただ、根暗な割にやや楽天的だったことが幸いして今日まで生きてこられました。

ブラックな人しか周りにいなかった暗黒時代もありましたが、その10年以外は人に恵まれてきたといっても過言ではありません。

友達は少ない、というかほぼいません。

年賀状もやめたので、つながっている人は数人です。

そんなわけでたまにしか会わない貴重な友人に愚痴を聞かせるなんてできないので、友人には元気な姿しか見せないように演じています。

なので人と会うとめちゃくちゃ疲れます。

ひとりの時間がないとたぶん死にます。

9年前に3歳のねこをシェルターから引き取りました。

たぶん今生きていられるのはこの子のおかげです。

つかれたら休むのにゃ

もちろん可愛くて癒されるということもありますが

自然体な生き方に教えられることがたくさんありました。

いや、今も日々教えられています。

嫌な時はきっぱりNya!もといNo!と拒否するし

甘えたいときはぐいぐい来るし

思い通りにいかないときは、あきらめて毛づくろいで自分をなだめ

あざとく人間をだまして、まんまとおやつをせしめたり

日々いろんな顔を見せてくれるねこは

飼い主を飼い主とも思わず、こびへつらわず、

全てを「しゃーないにゃ」と受け止めている感

仏のようなおおらかさ

あこがれます。


私は今無職です。

忙しすぎて精神的にも体力的にも壊れそうになり仕事を辞めて半年。

1年間はぜったい働きたくないと心に決めたにもかかわらず

そろそろ貯金も尽きてきて働かねばという気持ちと

子供からの「働け!」という激により、近所でパートでもと思いましたが

どうしても心も体も動かない

60歳定年時代に社会に出た私にとって、60歳はある意味楽しみだったのに

ここにきて、もっと働けと言われても絶望しかなかった……というのもあります。

話しが違うよ! っていう気持ち。

しかしながら背に腹は代えられないため、近い将来何らかの収入源を見つける必要はあるのですが。

働かない言い訳と子供には言われそうですが……

でもたぶん、いまは心が動かない方に行ってもダメな気がしています。

還暦過ぎて、人生を振り返ると反省すべきことは山ほどあるし

顔から火が出るような恥もたくさんあったけれど

生きるということは前に進むしかないのだから

今は猫のように自分の気持ちに正直に休もうと思います。


とりとめのないはなし、最後まで読んでいただきありがとうございました。

今日があなたにとって良い日でありますように。

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