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お伊勢参りとラッコを愛でる旅(2日目)

9月28日から2泊3日での三重県を訪問の2日目です。

この日は鳥羽水族館で1日ゆっくり過ごす予定でした。

というのも、鳥羽水族館の年間パスポートを所有する娘から、「いようと思えば1日中いても足りないくらい」と言われていたからです。

そんな体力があるかどうかわかりませんが、ラッコだけはみなければという意気込みで臨みました。


◎2日目(2023.9.29 Fri)

■朝ご飯は伊勢うどん(若草堂)

宿泊したホテルは朝食付きと素泊まりプランがありましたが、私は禁煙ルーム&素泊まりプランを予約していました。

そのため朝食は自分で調達しなければなりませんでした。

事前に調べたところ、早朝6:30から営業しているお店がありました。

朝はあまり食欲がない私ですが、1日のエネルギーの元となる朝食を欠かしたことはありません。

「若草堂」さんは、ホテルからも駅からも徒歩数分で、立地が良くしかもリーズナブル。

この日は8時15分のJR 参宮線で鳥羽に向かう予定でしたので、7時半ごろに若草堂で朝食をとることにしました。

何とも風情のある佇まいです。

店内も昭和レトロななんともいえない味わいのある雰囲気です。

何も知らなければちょっと入るのに勇気がいりそうなちょっと怪しげな雰囲気さえ感じさせますが、自分を信じて勇気を出して入ります。(大袈裟w)

店内には先客が一組いました。

声をかけると奥からちょっと背中のまるまった女性店主が出てきて席に案内されます。

私が座った席のすぐ横は中庭のすぐ前で、「煙草を吸う人は中庭で」と案内がありました。

なんだか、子供の頃見たような妙な既視感が。

このごちゃっとした感じ、なんともいえません。

店内は冷房は入っておらず、ドアが全開で、店主の方が扇風機をそれぞれの席に向けておいてくれました。

私が注文したのはもちろん伊勢うどん

「よくまぜて食べてください」と出されたおうどんは、濃い醤油味のつゆ(といっていいのか?)と絡めて食べるようです。

シンプルですがとても美味しいです。

伊勢のうどんは四国のうどんのようなコシがありません。

その理由は諸説あるようですが、お伊勢参りの長旅で疲れた旅人の胃腸に優しいように消化をよくするために柔らかくしたという説が、私の中では納得できる説でした。

胃腸の弱い私の朝食にぴったりの、優しい朝ご飯でした。

お値段は550円でした。

ゆっくりと伊勢うどんを堪能した後は、電車に乗っていざ鳥羽水族館へ!

■鳥羽水族館

事前に鳥羽水族館のHPで、水族館の情報をGET。

ショーの時間やお食事タイムなどをチェックし、それぞれの場所を確認してタイムスケジュールを組みました。

年パス所有の娘の一押しは、なんといってもラッコのお食事タイムです。

早めに行って良い場所を確保するのが良い、と言われていたこともあり、開園時間の少し前に水族館に到着するスケジュールを組みました。

小学生の遠足と重なるとランチタイムのレストランが混むという情報も得ていたため、とにかく早め早めの段取りで行くことにしました。

旅の中日であるこの日に水族館を訪れることにしたのも、土日はとんでもなく混むと聞いていたためでした。

鳥羽駅からは徒歩20分くらいでしょうか。

ひたすら海沿いの道路を歩いていきます。

同じ方向に歩く10人ほどの大家族がいましたが、水族館の手前にあるミキモト真珠島へ入っていきました。

今はまったく交流がなくなってしまいましたが、実は母方の親戚が三重に住んでいて、30年ほど前三重を訪れた際ミキモト真珠島を訪れたことがあったので今回はパスしました。

今回連絡を取ろうと思ったのですが、すでに電話番号も変わっていて連絡が取れませんでした。残念。

さて、真珠島やイルカ島を巡る観光船を通り過ぎるとお目当ての鳥羽水族館が見えてきました。

開園のかなり前に到着しましたが、すでに行列ができていました。

平日でこれなら、土日はもっと長い行列だったろうと思うと、娘のアドバイスに従ってよかったと思いました。

鳥羽水族館は順路のない水族館です。

好きなところを行ったり来たりできるのですが、なんといっても広い!

効率よく回らないと疲れそうです。

その意味でも事前にスケジュールを組んでいったのはよかったと思いました。

中に入ったらまずは9:40からのラッコのお食事タイムです。

ラッコのコーナーに行くと、すでに最前列には人が大勢いました。

運よく、写真を撮ってすぐに行ってしまった家族がいて、最前列を確保できました。

が、そこからが長い。笑

お食事タイム迄40分、そしてお食事タイムは30分以上。

1時間強、立ちっぱなしです。

でも、ラッコのメイちゃんとキラちゃんは超絶可愛くて、腰が痛くならなければいつまででも見ていられます。

ただ、ずっと動いているので、写真を撮るのはかなり難しかったです。

なぜかずっと時計回りに泳いでいて、私の前に来るとくるっと姿勢を変えて可愛いお顔が向こうを向いてしまうのです。

ちょうどお顔の位置のガラスがなぜか汚れていて表情がみえない。笑
飼育員さんと打ち合わせ?
鳥羽水族館のアイドル、メイちゃん
キラちゃんもよろしくね
悶絶する愛らしさ
ガラスをバンバンと叩くメイちゃん
目線いただきました!
全方向にサービス。さすがアイドル
ないしょばなし。「もっとおさかなちょうだい」って言っているのかな?
わーい、ごらんもらったよ~
無心に食べる姿が可愛らしい
お腹の上でカンカンしてるよ!
よいしょ、よいしょ、お片付けもできるよ。

動画もたくさん撮りましたが、とにかく可愛くて娘が夢中になるのもうなずけました。

袋の中に白い石のようなものをたくさん詰め込んで、また出してバケツに戻したり、ご飯をもらうために一生懸命いろんな芸を披露してくれました。

メイちゃんもキラちゃんもかなり高齢のようですが、見た目は赤ちゃんのようで本当に可愛かったです。

このあと、アシカショーを見たり、海獣のお食事タイムを見たり、ペンギンの散歩を見たりと予定をすべてこなすべく、館内を歩き回りました。

ランチは混む前に早めにいただきました。

水族館のレストラン「花さんご」のメイちゃんカレー

中辛と甘口が選べたので中辛を選んだところ、思ったより辛めのカレーでした。

12時を過ぎると小学生の団体が入ってきました。

奥のテーブルが貸し切りになっていたようです。

食事を終えて出ると、レストランは行列になっていました。

お散歩するペンギンちゃん
よちよち歩きが可愛らしい
団子になってなるカワウソ
芸達者なアシカさん
ご挨拶するアシカさん
失敗もしたけど、最後まで頑張りました!

セイウチは想像以上に大きくて驚きました。

しかもシャボン玉を飛ばせるくらい器用です。

唇の形を変えられる海獣はセイウチだけというのも初めて知りました。

カピバラさん
見られたくないのか、奥のお部屋に行ってしまいました。
ジュゴン
海底に寝そべる不思議な魚
ひとりでボール遊び


背中に哀愁を感じる~
スナドリネコは1頭しか出ていませんでした。可愛いにゃ~♡

うっかり300円のガチャガチャをやってしまいました。笑

本当はこれじゃないのが欲しかったのですが、私の前にやっていた子供もこれでした。

ちなみに娘も同じものを持っているとのこと。

もしかしてこれしか出ないのでは? と疑ってしまったマネキネコです。

可愛いからいっか〜😆

■赤福氷と夜ごはん

全て見尽くして歩き疲れた私は、予定より少し早めにホテルに戻りました。

少し休んでから、食べてみたかった赤福氷を食べに外宮参道へ。

中に白玉とあんこが隠れています

氷の中に赤福がそのまま入っているのかと思いきや、あんこと白玉は別々でした。

甘すぎず、さっぱりとしたかき氷でしたが、量が結構多いので小腹が空いているときでよかったです。

4時頃だったので、このあと夕食が食べられるか心配になりましたが。笑

その後お土産屋さんを見て、友人と家族にお土産を買いました。

かき氷でお腹いっぱいになったので、夕食は18時過ぎにホテルを出ました。

ホテルでチケットをいただいたホテル1階のお店に行ったところ満席でした。がーん😨

しかたなく外宮参道をぶらぶらしながら見つけたお店で手こね寿司をいただきました。

周辺のお店の閉店時間が早くて驚きました。

危うく夕食を食べそびれるところでした。

関東のづけ丼に似ている? 美味でした。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

最近は欲張りすぎない旅プランを心がけています。

体力的に盛りだくさんのプランは難しいお年頃です。

水族館は想像以上に歩き回り13,000歩以上歩いてまし。

今回泊まったホテルはビジネスホテルにもかかわらず、天然温泉の大浴場がついていたので夜はゆっくりお風呂につかることで、翌日に疲れを持ち越すことなく過ごせました。

温泉、やっぱりいいですよね~。

温泉はホテルの宿泊客のみ利用できることになっており、お部屋のカードキーが温泉の入り口の鍵にもなっています。

広々した温泉で、手足を伸ばしてのんびりできるのはとってもよかったです。

次回は最終日、内宮参拝の様子をお届けします。

日曜日の午後、のんびりお過ごしください。




#わたしの旅行記

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マネキネコ
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