【読書感想文】『最後の医者は桜を見上げて君を想う』二宮敦人著
◎3人の医師 それぞれの向き合い方医学部同期の3人の医師、福原、桐子、音山。
大病院の副院長で外科医として名をはせる福原、患者から死神と言われる福原、そして優しい音山。
三人三様の医師たちは、かつて学生時代は仲が良かったが、今はお互いを避けるようになっています。
福原はどんな病気にも立ち向かい、最後まで治療をあきらめない医師です。彼が患者に示す選択肢は、どの治療方法にするかであり、1分1秒でも長く生きるための選択です。
桐子は治療をやめて、残りの人生を自分らしく生きる