『その時』しかできない旅がある
「旅の適齢期」という言葉をご存知ですか?
旅好き必読「深夜特急」シリーズで有名な沢木耕太郎さんの著書、「旅する力」に出てくる言葉です。
「著者によると、旅するのに最も適した年齢は26歳。その理由は、社会に出て金銭感覚や判断能力を養い、それでいてまだ余白があり未経験と経験のバランスが最も取れている年齢だからだそうです。
ちょうどその頃、連休ができると「そうだ京都に行こう!」のノリで日本を飛び出し、海外を旅をしていました。
その中から今日は最も印象的だった場所のお話です。
【聖なる宝箱】
パリの観光地といえば何を思い浮かべますか?
エッフェル塔・凱旋門・ルーブル美術館、華やかな街並みが思い浮かんできますね。
その中で「聖なる宝石箱」なんてときめくワードに出会いました。
正式名称はサントシャペル教会。パリ中心部にあるシテ島に12世紀に建てられたゴシック建築の教会です。 見どころは、パリで最古のステンドグラスです。
「え?ステンドグラス?!」
「明治村とかにあるやつでしょ?違うの?!!!」
※明治村・・・明治建築を保存する野外博物館。愛知県民は必ず遠足で訪れる定番スポットです。
調べれば調べるほど興味が湧いてくる!自分の目で確かめたい!!憧れのパリー!!!ってことで
チケット取りました(笑)2019年のお話です。
【行ってみた】
教会の壁一面がステンドグラスになっています。天井がかなり高く(約20m) 、一枚一枚には聖書のキリスト復活までの物語が再現されています。
光が差し込むとピンクに包まれる教会が神秘的すぎて
「もう動きたくない!帰りたくない!!!!
いや、でもルーブル美術館も行かなきゃ・・・・」と思うこと間違いなしです(笑)
しかもこのステンドグラスは教会の2階部分に作られていて、暗く狭~い階段を上ると急に視界が開けてこの光景に出会えるようになっています。
感動が増幅し、その美しさに圧巻されるとっても素敵な場所です。
【その時しかできない旅がある】
2019年は、コロナ前海外に行けた最後の年です。
そしてパリではサントシャペル教会と同じ島にあるノートルダム寺院で火災があった年でもあります。
もしノートルダム寺院が見学できていたら、サントシャペル教会には出会ってなかったかもしれません。また、運よく「パリ行ってみよう」と興味を持ったタイミングで行動ができていたからよかったものの、尻込みしていたら一生行けてなかったかもしれません。
改めてノリと勢いとタイミングって大事だなーと感じました。「人生は旅」なんて言葉がありますし、日頃からこの感覚を大切にしたいなと思いました。
ここまで読んで頂きありがとうございます!
「もっと写真みせてよ~!ふじこ~」って思ったソコのアナタぜひスキ!してみてください。
それでは、また次回お会いしましょー!『ふじこ』でした。
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