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入院生活の記事の続き。ようやく。


病院の神様

7月10日の記事から早4ヶ月。
「続きは次回!」などと書いておきながらすっかり忘れてその日暮らしな記事を書いて過ごしてきた。

「なんか忘れている」と過去の記事を振り返り、つぶやきのコメントを読んで思い出した。

そうか!この記事の続き!
2回目の卵巣嚢腫(手術の日)のつづき。

なんせ忘れることが多すぎるお年頃なため、ちょいちょい振り返って確認せねばならぬ。

で、続きってなんだろ?と読み返してみた。
ということで4ヶ月越しの入院編を。


「楽しい入院生活」

手術後2日目から4人部屋に移動。
ベットがひとつ空いていて2人の患者さんがいた。隣はガン患者で長期入院。斜め向かいの方は原因不明の高熱と痛みで救急車で運ばれた後、何度か繰り返し入院していると話していた。

2人ともとっても気さくな方々で、カーテンはオープンだった。
なので私もオープンしておいたら話しかけてくれて、3人でずっと喋っていた。

手術前日に入院した部屋は別の部屋で、3人全員カーテンを閉めていたので、ここはそういう病院の決まりなのかと思っていたが、人によるらしい。

大学病院ってそんなものなのかしらと思っていたから、気さくな2人の部屋でラッキー!

麻酔

何がビックリって、常に痛くないようにしてくれるのだ。どういうことかというと。

常に首からぶら下げておく麻酔薬を痛みがあったらすぐにプッシュする。ポンプ式みたいなやつだったかなぁ。点滴に繋がってんだっけなぁ。全然覚えてない、、、

プッシュするとお腹だけススッ〜って麻酔薬が流れた感じかした。


だがしかし。
どの程度の痛みでプッシュしたらいいのか。

背中にカテーテル入れた時もしばらく我慢して「痛いなら早く言ってください!」と言われたが、これくらいの痛みなどなんのその!というど根性ガエルが顔を出すので、全然プッシュする時がない。

3日後、さすがにもう自分が臭いぞ、と思ったので看護師さんに「お風呂っていつからいいの?」と聞いてみた。
「カテーテル取れば入れるよ」と言ったので
「取る取る!」とウキウキしたら「その麻酔薬使い切らないとカテーテル取れないんだよ。全然減ってないね(笑)」だと!なぬっ〜!急いで使い切ってやる!

痛くもないのにプッシュプッシュ。
トイレの時にチョット感覚が「麻酔効いてるねぇ〜」になったけど、早く風呂に入りたい。クッセーのが気にいらないもん。

無くなったぜ!と同時にナースコールをして担当医を待つ。早く来てよね〜!

その時にようやく私の摘出後の嚢腫ちゃんのポラロイド写真を持ってきてくれた。

カテーテルは、カーテン閉めてベットに座ってスっと抜くだけだったような気がする。これもまたはっきり記憶がないなぁ。どういう仕組みなのかも気にならないほど快適生活だったってことかしら♡

至れり尽くせり

黙ってても食事が運ばれてくる。お茶がもらえて掃除もしてくれる。新しい病院だからトイレも綺麗で売店にも行けてテレビ見て本読んで、3人で楽しくおしゃべりして。

売店で洗剤を買ってコイン入れて洗濯機→乾燥機。これは自分でやったけど、干さなくてもいいって楽ちんなのよねぇ〜。

旬な話題

ちょうどその頃、元県知事の問題で週刊文春が売り切れ状態だった。ワイドショーでもこの話題が取り上げられていて、看護師さんも「どうなりました?私たちテレビ見れないから気になって〜」と言うので、斜め向かいの患者さんがワイドショーのコメンテーターばりに教えてあげた。

私が昼に売店に行くと、なんと!どこに行っても売り切れで買えないと言われていた週刊文春が!

「え?文春あるじゃん!」と思わず声を上げたら売店の人が「そうなんですよ!増刷したみたいで、ちょうど今再入荷したばっかりで!グットタイミングでしたよ!」って2人ともちょっと血圧上がったかもなってくらい盛り上がった。

みんなで回し読みをして、お見舞いに来てくれた友達にも見せ、最終的に母の元へ。
返してもらわんでいいから、と持って帰らせた。

退院の日、向かいのベットに若い女の子が入った。ずっと小児科で入退院を繰り返していたらしく小児科の先生達が数人来ていた。

めっちゃ可愛くてちゃんと挨拶もしてくれてとってもいい子だった。

斜めお向かいさんから「帰りに東病棟寄っていきな〜!ドクターXの真似したのがいるから。私失敗しないので、に似たこと言うんだよ。網タイツでミニスカート履いて真っ赤なハイヒール履いてるから。米倉涼子みたいにスタイルいいわけじゃないからハムだけどね。赤のジャガー乗ってるわ」と事細かな情報を得た。

ドクターX大好き人間としては是非に見ていこう!と思ったのに、その後の前夫の行動と、一緒に迎えに来た下の娘からの話に一気にテンションが下がり、ドクターXの事が頭からすっ飛んでしまった。残念。

そのエピソードについては次回。
これはすぐ書くから。今。大至急。

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