学び続けよう
半世紀生きたなら
最近ものすごく目につくことがある。
ニュースで事件の犯人の年齢が、同世代が多すぎる。またか、、、情けない。
生まれた環境、教育、時代背景の影響は痛いほどわかる。そのせいなんだと言いたいのもよくわかる。実際にそれはあるだろう。
だからこそよ。その痛い時代を経験してるんだから、それを活かそうよ!と言いたい。
簡単なことなのに。
自分がされて嫌だったことはやらない。これだけのこと。
教師が竹刀持ってたり、スリッパで殴られるなんてことは当たり前の時代だったからといって、自分もそれを真似して継続している部活の監督や体育教師の事件が目に余る。
子供の方が戦いを挑んできたからガッツリ四つに組んで叱った、ならばわかる。そこに信頼関係が生まれる(子供が戦いを挑めるという時点で、その大人に対して信頼している)
そんな覚悟もないのに教育者になって、自分がされたことの仕返しのように無抵抗の子供に当たり散らして暴力を振るうなど、自分の弱さをさらけ出してるだけだ。
「勝つか負けるか。勝たなければ意味がない」という思想
人間の遺伝子に刻まれているのかもなぁ、って思うときが度々ある。
昔の人だからとか、そういう風に教えられたからとか、そういうことでもなく。
なぜ勝負したがる?
普段の娘との会話で色んな学びがある。
何かっていうとすぐ「勝負しよう」という。
どっちがお茶を作るかとか、非常に些細なことなんだけど、すぐジャンケンしたがる。
ジャンケンと指スマと腕相撲と指相撲。
唯一私に勝ち目があるのがジャンケン。
スポーツが何一つできないのに腕相撲が強すぎる娘。私も強い方だけど、娘には瞬殺される。
娘は「負ける試合はしない」と言ってこの4つで挑んでくる。ジャンケン以外では勝負にならないので必然的にジャンケンしかしてやらない。
負けると「3回勝負!」とか言い出す。何をおっしゃる。そこは甘やかしてられない。
潔く負けを認めろと言ってやる。
「負けず嫌いなんだよ、私。負ける試合はしたくないんだけど、すぐ勝負したがる。なんでなんだろう?」と疑問が湧いていた。
私は戦うことが嫌いで負けず嫌いでもないから、娘に「絶対に勝ちなさい!」なんて要求したことはない。勝負しようと言ったこともない。
だから私の影響で娘の志向がそうなった訳では無い。持って生まれたものだ。
卓球の試合では
高校の頃は、試合になると「勝ちたい」ではなく「勝たなきゃ」だった。「勝たなきゃ」で試合をすると絶対に勝てない。身体が動かなくなり、手が震え、サーブも出せない。
中学の頃は「勝たなきゃ」がなかった。
皆が仲良くて、皆が勝ってくれるから、私が勝たなくても♪♪って気楽に試合ができた。
勝ちたいという気持ちがなく、勝たなきゃとも思わずに試合に挑むと勝ち上がってしまい優勝なんてこともよくあった。
だから優勝しても大して嬉しい気持ちもなく、自分が強いとも思ったことがなかった。
遠い遠い昔から『戦争』を繰り返している世の中だから、きっと「勝ってなんぼ」が受け継がれているんだろうけど、それが忌まわしい事件に繋がっていくならば、どこかでどうにかして変えていきたい。
年齢が上がるほど、自分は間違っていない!と学ぶのを辞める人も多いけれど【魂の年齢】に沿ってしっかりと学び直して欲しいと思う今日この頃。
オマケ♪
【今日見た夢】
めっちゃ年下の後輩芸人に凄いバカにされて「私はいいけど、そんな風に考えてるならあなたの大好きな松下由樹さんには受け入れてもらえないよ」と説教していた。
私の大好きな松下由樹さんだが。現実は。