見出し画像

2度目の卵巣嚢腫発覚

2度目の卵巣嚢腫は44歳の時に発覚。

その頃、ようやく専業主婦から抜け出し仕事を始めようと準備していた頃。

地方紙のポスティングを始めてから1年ほど経ち、同じ頃に卓球も27年振りに再開したばかりの頃。

町内の納涼会で子供担当のお役目を果たし、子供の夏休みも終わってゆっくり出来るわぁ〜!と、いつもの神社にお参りに。

神社から行きつけの接骨院で解されて爆睡してスッキリしてこよう~♪って思いながらバスに乗った。

神社を背に真っ直ぐアーケードを進んでいく道に接骨院がある。歩きながら急にふと
「婦人科寄っていこうかな」とよぎった。

39歳から生理周期がおかしくなり早5年。
同世代の友達との話題は「いつ閉経するか」になっていたので、私が率先して聞いてくるか!とは前々から思っていた。

調べておいたその婦人科は医者も看護師も全員女性。ちょうどこのアーケードを通って脇に入った所にあった。

ついでだし、接骨院やめて婦人科行こ♪と予約無しにフラッと入った。
別にこれといって困っていたことも無いので
予診表には「排卵の有無を知りたい」と記入。

診察室に入り、中島みゆき先生と同じニオイのするスンッとした人。ショートカット。

予診票を読みながら
「44歳。ん?33歳の時から検診してないの?!やるよ!!」
と怒られた。「てへっ♡」みたいな顔してみたけど有無を言わさず隣の診察室へ。

待合室で少し待ち、再度呼ばれ入って行くや否や
「はい、また卵巣大きくなってるよ。今度は左ね。」って。
昔よりもエコーが進化していて細かいところがよく見える。
「この辺が脂。髪の毛もあるね」と。

「あら、またなっちゃった。ところで排卵てもうないんですかね?」と診断そっちのけで質問したら

「排卵なんてまだあるわよ、一応ね。そんなことより大事なのはこっち!即手術!大学病院に紹介状書くからすぐ行って!」
とまたもや怒られた。てへっ♡

大学病院へ

予約日は月曜日。大学病院に行って診察室に入ると、医者と学生が座っていた。
今考えたら研修医だったのかなぁ?

「前になってるから分かります。」となるべく話を端折ろうかとしたけど『どうやらマニュアル通りに話さねばならぬのだな。学生のためにも』を感じとり、付き合ってやることにした。

こんなに時間を割いて、最終的に
「担当の先生が月曜日お休みなので次回の予約を1階で取っていってください」って。

なんですと?あなたは誰なの?私はなぜ今日来たの?はてなマークが見えるほど首をかしげ

「ん?どゆこと?で?次回また同じことすんの?二度手間だよね?なに?なんで?」と圧をかけた。

「僕は産科なので分からないんです」って。

あのさ。まあ、受付の人が決めちゃった予約な事は責められないけどさ。

「僕は産科なので」って先に言ったら良かったよね?そっちは待ってるだけだけど、こっちはわざわざ来てるわけさ。お金も払うわけさ。1回分が無駄になるじゃん。

ってのは心で言った、、、はず。
でも、覚えてるってことは口に出したのか、、、
あぁ、出したな。多分(笑)

「じゃあ!また次回同じ診察しなくてもいいように、今日のカルテを次回の担当の先生にちゃんと渡しておいてね。時間の無駄。お金の無駄だからね。頼むよ!」

と言って、それまで頑なに上から目線を貫いていた若手医師と学生は
「は、はい。分かりました、、、」って。

頭を下げるということを覚えなさい(怒)

素敵な主治医

翌週の水曜日、主治医とご対面。

なんて素晴らしい先生なんだろう♡
私よりもちょっと歳下かなぁ。
腰が低くて清潔感があって♡イケメンってわけではないけど、非常に好感度が高い。

「先週いらしたんですよね。申し訳ありませんでした。お忙しいのに」と♡

そんなふうに言われたら「も一回検査します?どーぞどーぞ♡」って気持ちになる。この前の勢いはどうしたかと言われそうだ。

簡潔に説明をして「学生に勉強させてもらってもよろしいでしょうか?」と聞かれたので「どーぞどーぞ!いっぱい勉強して!」と快諾して診察。

当時はまだ腹腔鏡手術ができる医師が限られていたらしく、この先生しかいなかったらしい。ラッキー♡

「急に大きくなるものでは無いので来年の手術になりますが、いつにしますか?」と病床が空いている日を一緒に見ながら決める。

3月29日と4月15日。
早めにやってしまいたいところだが「4月6日にマッキーのコンサートがあるからなぁ」と話してみた。

「じゃあ4月にしましょうか(笑)」とニッコリ♡♡

重いものを持てなくなるため、チラシ配りの仕事は友達に引き継いでもらった。

それから約7ヶ月後。2度目の卵巣嚢腫の手術になる。
これはまた次回に♪♪


いいなと思ったら応援しよう!