中学一年生時に進学校の勉強についていけず挫折。アスペルガー症候群、双極性障害。障害者手…

中学一年生時に進学校の勉強についていけず挫折。アスペルガー症候群、双極性障害。障害者手帳2級。 十六年程ほぼ食事、ゲーム、寝るだけの日々を過ごす。 今現在は少し回復し、障害者支援センターに通えている。 高卒認定試験に合格し、将来を模索中。

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少しだけ遅い私の自己紹介

 私のエッセイの文体は敬語でのアウトプットが苦手、正しい用法が不安という理由で、基本的に敬語は使用していないのですが、このご挨拶に限り例外とさせて頂きます。  初めまして、翔という者です。クリエイターの皆様、読者の皆様どうぞよろしくお願いします。  私は生まれ持ってのアスペルガー症候群であり、うつ病の経験もしています。数学、歴史、英語等の苦手な勉強が続かず、まともに中学校に通っていません。定時制の高校に入学したものの、こちらもすぐに通えなくなったまま、15年間ずっと病気と戦

    • 高卒認定試験に合格して視界が広がった話

       noteで文章を執筆する習慣は続かなかったが、双極性障害による躁状態の暴走が転じて、8月と11月の2回の挑戦で高卒認定試験を無事合格することができた。  国語と英語の単位は取得していたので、残りの単位を1年かけて補っていった。  鬼のように頑張ったという程ではなく、勉強は1日1~2時間ほどを1ヵ月続けた程度だった。  合格率は40%程だと噂に聞いたが、うまく潜り抜けた形になる。  高卒認定試験の合格によって、自分の中の学歴によるコンプレックスが少し和らいだし、将来のことを

      • 何も知らないという面白さと人間の柔軟さ

         県外にいる弟から、『すみっコぐらし』という映画が流行っていると聞いたことがあった。私がその時に想像したのは、劇画のタイトルだった。 タイトルの色は血である。 『この世の中であぶれた者たち。その中で、彼らは生きている――』 『すみっこぐらし』  ナレーションは重々しく低い男性の声。映し出される迫害される男性、世界の隅で一生懸命生きる無邪気な少年の姿。そのようなものを私は想像していた。なんなら世界の隅に生きるホラー調の映画をイメージしていたものである。  そして、想像し

        • 『かわいそう』という同情はナイフのように傷を抉る

           引きこもり歴が実年齢の半分以上、灰色の青春、就労経験ゼロ。高校中退。障害者手帳2級。この経歴を持つ私は、傍から見たら可哀そうな人間なんだと思う。実際に、腫れ物を触るような感じで接せられることもよくある。  今回は、同情から生まれる痛みについて考えてみた。 「うまく言葉を伝えられないなんてかわいそう」「どうにかならないかな」  この2つの言葉は、私が福祉センターで、とある利用者に向けて言ってしまったことだ。その利用者さんは、病気でうまく意思を伝えることができない病状の方

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          漫画『アオアシ』で衝撃を受けて人生を舐めなくなった

           ステルスマーケティングと言われても仕方がないが、以前記事にも上げたようにアニメ化する前から小林有吾先生の『アオアシ』は読んでいた。友人から勧められたファンである自分はテレビアニメも2話放送直前の今、この記事を書いている。アニメ化したばかりなので、なるべく内容に触れずに感動した点を書いていく。  感動した点を結論から言うと、【主人公が天才であるのに万能ではない】という点がおもしろく、私の人生観を変えられる切っ掛けとなった。  主人公の葦人は、フィールドを空から俯瞰する眼を

          漫画『アオアシ』で衝撃を受けて人生を舐めなくなった

          私が幼少期から現在まで雑草を食べ続ける訳

          私の小さなころの趣味の1つとして、雑草を山菜として採集することがある。 中毒が怖いのであまり種類は多くないが、タンポポの花と葉っぱ、ナズナの花、ツクシといったメジャーで分かりやすい雑草を取って食べている。 私がこの年齢まで働かなくてもすんでいることから察して頂ける方もいると思うが、私の家庭が貧乏という訳ではない。それでも私は、このあたりの雑草を食べることをやめられない訳であって、それには理由がある。 そこらへんに自生している草が食べられて、もちろんタダで、美味しいというこ

          私が幼少期から現在まで雑草を食べ続ける訳

          先週の『ライフスタイル』内の記事で、『不幸の中でも、生きる幸せはどこかにある』のスキ数が一位であったようです。コツコツと記事を書いてきた甲斐がありました。望外の喜びです。皆様ありがとうございます!

          先週の『ライフスタイル』内の記事で、『不幸の中でも、生きる幸せはどこかにある』のスキ数が一位であったようです。コツコツと記事を書いてきた甲斐がありました。望外の喜びです。皆様ありがとうございます!

          不幸の中でも、生きる幸せはどこかにある。

           薬の効果で感情の起伏が薄れ、ひらめきがわかなくなったことにより、記事のネタを思いつかなくなってしまった。以前は2日に1日程度は記事を更新していたのだが、今はそれも困難になってしまったのである。精神性が老成してきていると考えていいのかもしれない。  今回は、そんな風に、穏やかに現状に絶望しつつある私が『生きている上での幸せ』ということについて少し考えてみた。  躁状態が酷い時に、頭の中が常に靄がかかり、思考が暴走し続け現実をなにも楽しめなくなってしまったことがあった。しか

          不幸の中でも、生きる幸せはどこかにある。

          あれからしばらくたって、鬱状態でも、やはりどこまでが病気で、どこまでが私への虐待なのか分からない

          母親がガンを患っていたにもかかわらず、浮気をしてそれを謝ることすらしない父親はいまだに私に期待し続けている。母親はそんな父を尊敬し続け、困ったときは食事、部屋の掃除からゴミのかたずけまでなんでもしてくれる。ずっと私を人形のように指示だしして自立を手伝っていない。 私は今鬱状態だが、いまだに虐待ではないのか?と感じる。 親に育ててくれた感謝はしているが、抑えきれない思いはある。 正直私は、この両親のもとで自立することは非常に困難だと思う。なんとか這い上がっていきたい。 しかし

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          おススメの風景

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          恋愛経験ゼロを誇りに思えば、労せずして恋愛に対する幸福度が高いままである。

           私は、よく彼女が欲しいなと他人に言うことがある。  ドラマやアニメなどの創作物を見て、恋愛をすれば文字通り世界が変わると本気で思っているようになった。恋愛観に関しては小学生並みだと言える。  異性と接したことがほとんどなく、社会の荒波に揉まれたことがないのだから当然なのかもしれない。  今回は、そんな自分の恋愛観が実は幸せなのではないか?と思ったのでそのことについて話をしてみる。恋人が欲しい、と思っている人間にとっては耳よりな情報かもしれない。  私は自己肯定感が低い割

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          私が、頭が働かなくなる副作用の強すぎる薬を飲み続ける訳

           双極性障害の薬は、副作用の強いものだ。  私が服用しているリーマス錠も、リチウムという有毒な物質を体内に取り込む薬である。  これを服用すると偏頭痛のようなものに襲われたり、ひらめきがなくなっていったり、物覚えが悪くなったり忘れたり、気力が削がれていったりする。実際に私も、高卒認定試験の勉強をしているが明確に頭の回転が鈍っている感覚がある。それでも私は、薬を飲み続けることを選んでいる。それはなぜだろうか?  双極性障害という病気が、あまりにも理解されずらい上に、人が私の元

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          構築記事で今更聞けないポケモンの対戦用語って?戦術の枠組みと持ち物編

          こんにちは。ポケモン対戦上級者でもある翔(ミズハ)と申します。 上級者がシーズン終わりにまとめる構築記事というものは、専門用語が非常に多く、そもそもが中級者向けで、ある意味初心者に優しいものではなく、不便であるといえます。そうなので、ポケモン対戦の独自の界隈用語のようなものを説明する記事があればいいと思い、今回執筆いたしました。皆さんよろしくお願いいたします。 戦いの枠組み ・構築 ポケモン6体が生み出す戦術のこと。 ・対面構築 なるべくポケモンを交換せずに、技を出

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          不思議な過去改変体験をもう一度冷静に整理する

          ・2022年2月16日に『世界はそもそも誕生したものでなく、円として存在しているだけのものである。その円としてのつながりは未来から過去にである』という記事を書く ・2022年2月27日に過去が変わっていることに気付く(寝たのは2022年2月26日で10日後に世界が変わり、『不滅のあなたへ』が連載されている) ・私のツイッター『ミズハ』は2016年9月にツイッター開始 ・『不滅のあなたへ』の連載は2016年11月23日に新連載 ・私は感受性が強く、相手の気持ちがなんとなく分かる

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          双極性障害の躁状態と鬱状態の差を簡潔にまとめてみた

          本当に簡潔にまとめてみました。100人に数人ほどの割合なら、現実の友人関係や親族関係で困っている方々も少なくないと思われます。 今現在私は鬱状態ですが、何かの参考になって下されば幸いです。 躁状態→物事を進めようと思っても、うまく進めることができない状態 鬱状態→そもそも物事を進めようと思わない状態 鬱のほうが厳しいとお聞きしましたが、正直私個人としては躁状態の方が何もできない、という感覚が強くて辛かったです(自殺しそうになったり入院したい!と思いました) 私が生きる上

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          メジャーリーグで自分が大谷選手ではなく、筒香選手を1番に応援する訳

           私は、MLBで今現在活躍するメジャーの日本人野手の中では大谷選手や鈴木選手、秋山選手ではなく、筒香嘉智選手を1番に応援している。  筒香選手がマイナーに落ち、逆境を跳ね除けようと足掻いていたころの苦しみを記事で見たからだ。その頃の5chの落書きの大谷選手とホームランの本数を合わせたら〇〇本という心もないようなフレーズや、yahooでの「筒香選手はもう無理でしょ……帰国したほうがいい」という書き込みを、私も面白がっていたことを否定しきれないからだ。  未来の子供たちのため

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