#14 これまでに夢中になったモノやコト 「書く習慣」1ヶ月チャレンジ "現像写真でフローを体験したけれど、難易度が高かった話”
すっかり書く手が止まってしまいました。
30分だけやる事にして、書くのを再スタートです。
そういえば昔、現像写真をやりました
夢中になったことの一つに、現像写真があります。
まだデジタル一眼レフが一般化する前、文京区にある写真表現中村教室に通い、写真の撮り方から現像の仕方まで学びました。
惹かれたモノを切り取る
体験教室で撮った、白黒の水道パイプの写真を中村先生に誉められて、
自分がそのパイプの質感に惹かれた事を写真を通して認識したのが面白く、それでのめり込みました。
フロー状態
1970年代に心理学者のミハイル・チクセントミハイ氏は、フロー理論を発表しました。
フロー体験とは、熱心に活動していて時間を忘れて没入している状態をさします。
人の楽しみは、リラックスしたり、ストレスのない生活から生まれるのではなく、このような状態から生まれることにチクセントミハイ氏は驚きました。
また、フロー体験は、やろうとしている活動が適度に困難で、その人の能力から少しがんばって出来る程度の難易度だと、もたらされることが分かりました。
撮れば撮るほど面白い
海岸にいったり、町歩きをしたり、様々な写真を撮影しました。
白黒で現れる物体に、私というスパイスがかかるのが面白かったです。
まさに、どんどん撮りたい、フロー状態でした。
人物が撮れない、難易度が高すぎた
そこで、壁が登場しました。
人物が撮れません。恥ずかしくて撮影の声がけもできず、撮らせていただいたとしても、腹が据わっていないというか、何を撮りたいか分からないのです。
いい写真は素人でも分かる
教室の生徒の中に、町歩きで出会った人を撮影した方がいました。
その方が個展をひらきました。
大きいサイズで現像しても、力強く、そこに独特の人物が写真にいました。
どう撮ればよいかは分からなくても、いい写真は分かりました。
続ける衝動がない
どうしても写真を撮るしかないのだという、自分の中で湧き上がる、
理由がないのが分かりました。
衝動がないため、次のステージのフローを経験することなく、写真を撮るのをやめました。
手書きでキーワードを書き始めたらテーマが決まった
noteの下書きでは、書きき始められませんでしたが、
『書く習慣』の読み返し、手書きでキーワードをつらつらメモに書き始めたら、何が書きたいかクリアになりました。
手書きパワー、恐るべし。
参考文献:『フロー体験 喜びの現象学』チクセントミハイ氏
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