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#1.なぜ今、「メタ知識」なのか?
(このブログは2024年7月9日に更新しました)
本稿が初めての方は、次の記事を先に読むことをおすすめします。
薬剤師を取り巻く環境の激変
近年、薬剤師を取り巻く環境は大きく変化しています。医療の高度化・複雑化が進み、新薬の登場や医薬品情報の更新頻度も加速しています。同時に、医療費抑制の観点からジェネリック医薬品の使用促進も求められています。
このような状況下で、薬剤師はより高度な知識とスキルが求められるようになっています。しかし、薬学教育モデル・コアカリキュラム(コアカリ)改訂により、DI業務に触れる機会が減少しているのが現状です。
知識不足が招くリスク
DI業務の経験不足は薬剤師の知識不足に直結し、様々なリスクを招く可能性があります。
誤った情報提
最新の医薬品情報にアクセスできず、古い情報に基づいた回答をしてしまう可能性があります。新薬への対応遅れ
新薬情報を十分に把握できておらず、適切な対応が遅れてしまう可能性があります。チーム医療への貢献不足
他の医療従事者との情報共有がスムーズに行えず、チーム医療に貢献できない可能性があります。
「メタ知識」が解決の鍵
このような課題を解決する鍵となるのがメタ知識です。
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