ベッテル、引退を表明！

ベッテルが7月28日、今季限りでのF1引退を表明した。自身が同日開設した公式Instagramで、ファンへ引退の考えを告げるビデオメッセージを公開した。

Sebastian Vettel on Instagram: "#THEREISSTILLARACETOWIN"

「そんな！引退は早すぎる！アストンマーチン再建はまだこれからじゃないか！」というのが正直な感想だ。ベッテルは7月に35歳になったばかり。2年目を迎えたアストンマーチンでの走りを見る限り、彼がF1ですべてをやり尽くしたとは思えない。

今季のアストンマーチンの仕上がりは悪いものの、悪いなりに最善を尽くすベッテルの走りは印象に残っていた。例えばアゼルバイジャンは、一度コースオフしながらも追い上げて6位に入り、元王者の底力を見せた。

一方で、もらい事故も含むとはいえ、コースアウトや接触が増えたことが気になったのも事実だ。

昨年のハンガリーGPで2位でチェッカーを受けたように（※のちに燃料残量の規定違反で失格）、アストンマーチンのマシンでもベッテルは上位に食い込む力がある。鈴鹿では日本のファンに元王者の貫禄を見せてほしい。

がんばれ、ベッテル！