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【はじめに】北京生活スタート。子ども×中国にアンテナをはる!

2024年春。私は配偶者の赴任先である中国・北京へ引っ越してきた。
長男(4歳)と次男(6か月)、2人の子を連れて。

「北京で暮らす」と話すと、家族や友人・知人から色々なことを聞かれた。
「中国語話せるの?」
「どういうところに暮らすの?」
「大気汚染大丈夫?心配じゃない?」
「子どもの離乳食や予防接種はどうするの?」
などなど…。
実際のところ、数か月前から中国語の勉強を始めたばかりでコミュニケーションはままならないし、子どもたちの生活や食事についての不安も少なくなかった。

でも…「北京暮らし」は不安<好奇心!!

一方で、もともと楽観的な性質ではないのに、「きっとなんとかなる」「興味深いことも多いはず」「私の視点で、これまでは知らなかった、何かおもしろいことを見つけたい」とも思っていた。たぶん、初めて暮らす中国・北京という場所や環境への好奇心の方が、不安より勝った。

とはいえ、長男は幼稚園に通うが、私は終日次男と過ごすため、外出できる場所や時間帯は限られる。そこで、子どもにまつわる事象や出来事、環境、場所、グッズなど、「子ども」を巡ることに集中してアンテナをはってみよう、と決めた。おそらく、行ける観光名所は限られるし、現地の美味しいものを食べる機会も多くない。でも、毎日子供を連れて歩いてみると、きっと、私にも見えるおもしろいことがあるはずだ。

北京タワー(中央広播電視塔)からの街並み。画一的な建物が目立つ。そしてとても広い…