風俗求人広告サイトの闇 悪質料金プランや無法地帯の現状
こんにちは。メタニキです。
私はメンズエステを起業した際に、主に風俗系の求人サイトに広告を出して、セラピストの求人を行いました。
ほとんどの求人サイトは、詐欺同然のぼったくり搾取システムであり、ほとんどの店舗経営者は、その悪質システムに苦労していることでしょう。
なぜか誰もこの点について触れていませんので、私はあえて、それらの求人サイトの闇を公開していこうと思います。
優良な求人サイトの特徴についても最後にまとめていますので、これからメンエスを起業して求人を行いたい方も参考にしてください。
求人の際に必須の業務委託契約書
求人と採用の際に必須になるのが契約書です。
これをセラピストと結ばないと、のちに地獄を見ますので、今のうちに必ず用意しておきましょう。
もちろん、求人サイトはこんな重要なことさえ教えてくれません。
悪質な料金体系
まず既存の求人サイトですが、とにかく料金体系が悪質です。
特に悪質だと感じているのが、地域ごとの料金設定を細かく分けていない点です。
しっかりと料金設定をしているところは、都道府県ごとに適切な料金を設定しています。
ただ、ほとんどの求人サイトは、関東で一括りにして一律料金にしているところが多いです。
これがいかにヤバいか、わかりますか?
関東といっても様々な県があります。
東京、千葉、埼玉、神奈川、茨城、群馬
これらの料金が同一なんです。
何かしらの店舗ビジネスを行なっている方であればわかることですが、東京とそれ以外の県では全く別世界です。
人口が違いすぎますし、それに従って、求人応募の数やお客さんの数が桁違いです。
東京の料金を上げるというのはわかりますが、その他の県と東京の掲載料金が同じというのは、悪質極まりないです。
現に私は初め、千葉県の市川エリアで求人広告を出したところ、全く求人がありませんでした。
しかし、川を一つ渡ったところにある、東京都の小岩にエリア変更したところ、突然求人が増えたのです。
そのデータはこちらで公開しています。
つまり
ということです(笑)
求人サイトで有名なバニラは求人トラックを走らせて女の子の集客をしています。
ただ、それは都内だけの話。
千葉に渡った瞬間、そんなトラックは1台も走っていないため、女の子の登録数も圧倒的に少ないです。
にもかかわらず、東京と千葉は同じ料金なんです。
ふざけていますよね。
地域の区切りが大きすぎる求人サイトはかなり悪質ですので、掲載はやめた方がいいです。
誰でも応募出来るのでいたずらし放題
続いての求人サイトの闇は、ガバガバの登録制度です。
掲載する店舗については、ある程度の審査がありますが、応募する女の子に関してはそれがありません。
会員登録すらせず、店舗に直接メールやLINEで応募できるため、いたずらし放題であり、サイト側も対策を一切しない怠慢ぶりです。
こちらの記事でも解説している通り、この業界では同業者による幼稚な嫌がらせが非常に多いです。
それは求人サイト内でもあり、同業者に迷惑をかけるために、女の子に成りすまして、いたずら応募をする業者が非常に多いです。
また、普通に応募してくる女の子も、自分の身分がバレていないので、簡単にバックれることが可能です。
そもそも18歳未満の子でも応募できてしまうので、その点もしっかりするべきです。
悪質求人サイトのガバガバ運営のせいで、多くの店舗がいたずらや冷やかし応募に悩んでいますので、今すぐ改善すべきですよね。
求人サイト同士の嫌がらせも行われている
そして驚くべきことに、求人サイト同士の嫌がらせも多数行われているようです。
どういうことかというと、ライバルの求人サイトの評判を落とすために、わざといたずら応募を店舗にしまくっているのです。
そうすることで店舗が求人サイトに不信感を抱き、退会を促すというやり口です。
そういったいたずらを可能にしているサイト側の怠慢も問題ですが、求人サイト同士でも幼稚な嫌がらせが多発し、店舗側が迷惑を被っているのは非常に厄介ですね。
なので求人サイトは、しっかりと身分証登録をしたユーザーだけが応募できるようにして、問題のあるユーザーは業界で共有して、どんどんブラックリスト化するべきです。
通報システムが機能していない
続いて通報システムです。
そもそも悪質なユーザーを通報するシステムがないサイトが多いので、それは論外です。
そして稀に会員制で応募ができるサイトもありますが、通報システムが機能していません。
私は実際、会員制のある求人サイトに登録し、何人かのバックレ被害にあいました。
もちろんすぐにサイトに通報し、問題のあるユーザーへの処分をお願いしましたが、特に対応はありませんでした。
高い掲載料金を取っている以上、サイト側は悪質ユーザーの排除を徹底すべきだと思います。
それすら行わない無責任なサイトが多く非常に驚きですね。
バックレ対策を一切しない無責任運営
続いて、女の子のバックレ対策を一切しない無責任な運用についてです。
やはり求人の中で一番の問題は面接のバックレでしょう。
多くの経営者の手間を煩わせる悪質な行為です。
そういった問題行為に対し、求人サイト側もしっかり対処するべきだと思います。
高い掲載料を取って、求人を斡旋している立場であれば、質の高いユーザーを送り込んでいただかないと、サービスとして不足しています。
店舗の掲載だけして、あとは知らんぷりというのはあまりに無責任。
バックレは応募した女の子の問題ではありますが、求人サイト側もそれを防ぐ策を行うべきです。
身分証の登録と店舗からのクレーム数をカウントして強制退会にする仕組みも必要でしょう。
そして女の子への教育も徹底すべきです。
求人の応募の仕方を含め、面接時のマナーなどの情報を専用ページで解説し、斡旋する女の子への教育を徹底すべきでしょう。
それが求人サイトの責務だと思います。
不透明な掲載順位
続いては不透明な掲載順位です。
求人サイトではプランがいくつかあって、プランによって掲載場所が違かったり順位が変わったりもします。
ただ、同じプランの店舗同士での掲載順位については不透明であり、規則性がありません。
なので同じ掲載料金を払っていても非常に不平等な状況です。
こちらについてもしっかりと透明性のある掲載順位のアルゴリズムを公開すべきだと思います。
求人がなくても他人事
続いて、求人サイトは基本的に、月額の掲載料金され貰えれば儲かります。
店舗への応募が100であっても0であっても儲かるお金は同じです。
つまり、求人がなくても他人事ということです。
求人サイトとして、上手くいきやすい掲載の仕方を教えてくれたり、おすすめのエリアを教えてくれたりも当然ありません。
本来であれば求人サイトは店舗に運営を継続してもらうことで、長く掲載料金を取れるので儲かります。
なので、まともな女の子を管理してしっかりと店舗に応募を流した方が求人サイト的には得なのです。
費用対効果がある求人サイトであれば、店舗側も継続して契約しますからね。
しかし現状はというと、一部の店舗だけ優遇し、その掲載料金だけで儲かっているので、その他の店舗は知らんぷりです。
ほとんどの大手求人サイトは、先行者利益で儲かっているので、弱小店舗の契約が減ったところで痛くも痒くもないのでしょう。
昔から掲載している店舗だけが費用対効果を得て掲載を続け、後から入った店舗は掲載料を搾取されるだけなのです。
これが現状ですので、中々厳しい状況ですね。
こんな求人サイトが普及すべき
上記の求人サイトの闇を加味して、どのような求人サイトが普及していくべきなのか意見を書きたいと思います。
このような求人サイトが出てきたら優良サイトと言えるでしょう。
まず大前提として、料金設定が細かければ細かいほど良いでしょう。
最低限都道府県ごと、女性の人口に合わせて料金設定を調整するべきです。
そしてできれば、駅ごとに料金設定を変更すれば、適正な価格で広告が掲載できるでしょう。
また、女の子を会員登録制にしてしっかりと身分証登録をします。
そうすることで冷やかしの応募を減らすことが可能です。
バックレなどあれば求人サイトに通報し、3回程度でレッドカード。
強制退会処分にするのが当然です。
電話番号の情報などを他の求人サイトに共有し、独自のブラックリストを作って永久追放するべきでしょう。
そうすることによって、同業者も嫌がらせをしづらくなります。
そして、最も理想的な料金プランは、成果報酬制です。
応募1件に対していくらという成果に応じた支払い制度にすることによって、広告費の赤字リスクが下がります。
出来れば面接1件に対して課金という仕組みが理想です。
こんな求人サイトが今後出てくればいいですね。
大手の求人サイトも殿様商売してないで、店舗のためにしっかりと改善をするべきです。
ちなみに私もそのような求人サイトを作ろうと思っていましたが、色々面倒そうだったのでやめました(笑)
わざわざ金銭的リスクを背負って、業界を救おうなんて思いませんでしたので。。。
なので既存のサイトが改善してくれることを望みましょう。
本日の記事は以上になります。
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