濡れている髪にヘアカラー。ちゃんと染まるの?
フォルム・ボーテ自由が丘店 店長の高橋です。
今回はお客さまによく尋ねられることのひとつ、
「濡れている髪にヘアカラーをしてちゃんと染まるの?」
という質問についてお答えしていこうと思います。
フォルムでは、ほぼ全ての施術の前段階として素髪ケアの「デトックス」という工程があるため、多くの場合髪が濡れている状態からヘアカラーを始めます。
ヘアカラー経験者のお客さまは、以前通っていた美容室でそれが珍しい光景だったようで、この疑問をよく尋ねられるのです。
まず結論から言いますと、濡れた髪でもヘアカラーの染まりには全く問題ありません。
実はたくさんメリットもあります。
①髪への負担が少なくなる。
②薬剤の伸びが良くなり、ムラがなくなる。
③塗布がスムーズになり、時間短縮になる。
④カチオン界面活性剤などを除去してから染めるので、頭皮の荒れやアレルギーなどの予防になる。
などなど。
乾いている髪の方が薬剤の吸い込みや浸透は良くなりますが、その反面髪の状態によっては塗布が均一になりにくく施術時間がかかったり、発色にムラが出てしまうことも。
対して濡れている髪の毛の場合、水分による伸びのおかげで髪への負担やムラも少なくなり、施術時間の短縮にもなります。
また、「素髪ケア」ではヘアカラーの塗布前に「リペア」という工程で頭皮と髪に栄養を補うため、全体がより均一で丈夫な状態で施術を行うことができます。
デメリットがあるとすれば
①ヘアカラーの色味が薄くなる
②頭皮の弱い方は油分が落ちて染みやすくなる
などが考えられます。
しかしこれらのデメリットも、ヘアカラー剤の調合で希望の色味になるよう仕上がりをコントロールできますし、リペアで頭皮の保湿やケアをしっかり行うため、問題ありません。
いかがでしたでしょうか?
もちろん頭皮と髪の状態や施術の流れによっては、乾いてる状態でヘアカラーすることもあります。
どちらの場合でも、私たちがプロとして責任を持ってお客さまの希望のヘアスタイルに近づけるよう、滞在時間や髪の負担なども考慮して施術いたしますので、安心してご来店ください。
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この記事は フォルム・ボーテ 高橋和樹 が書きました。
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