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[美容の現在③]白髪が似合う人・似合わない人。それぞれの白髪の楽しみ方。

私は東京ディズニーランド誕生とほぼ同じ美容師歴36年、フォルムで28年目の現役美容師です。
今回は「白髪を生かした“見せる白髪染め”が似合う人・似合わない人」というテーマで書いていきます。

美容師という仕事をしていると、「この人白髪が似合うなぁ」と感じるタイプのお客さまに出会うことがあります。

それはどんな方かというと、

・ある程度の年齢(70代後半〜)の方で、健康的でナチュラルな感じの人。
・肌の色が白い人。
・明るめの洋服が好きな人。
・ファッショナブルな人。
・姿勢の良い人。
・髪に艶とハリがあり、きちんと整髪している人。
・キリッとした彫りの深い目鼻立ちの人。
・パリパリっとした性格の人。

などです。まだまだありますが、大雑把に書き出すとこんな感じ。

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みなさまの周りににいらっしゃる「白髪が素敵に似合っている方」って、こんなイメージのある方ではありませんか?

それでは「白髪が似合わない人」「白髪をしっかり染めた方がいい人」ってどんな方なのか?
それは、先ほどのイメージとは逆の方なのかな? と思っています。
さらに付け加えると、

・かわいい印象の人(日本人には多いタイプかも)。
・髪が薄い人・髪にハリがない人。
・若年層の人(最近では小学生でもいます)。
・40〜70代の肌ツヤとハリのある人(若い印象で最近とても多い層)。

やはり若い年齢層の方や、若い印象のある方は、真っ白やゴマ塩の白髪はなんとなくイヤで、しっかり白髪染めをしているのかな? と感じます。
白髪の生え始めも「年齢を感じてイヤになる」なんてこともありますよね。
しかし今のご時世、ナチュラルにありのままで過ごすという方も徐々に増えているようです。

ただ私個人の意見としては、全く染めないというのもなんかもったいないと思います。
生活環境や職場環境もあるので一概には言えませんが、明るく染める・ハイライトを入れてぼかす・表面の白髪だけすくって染めるなど、
今では美容師の意識も「白髪を隠すのではなく受け入れる・生かして染める」にシフトしていて、その人に合った「暗くならない」「ナチュラルに染める」テクニックを試行錯誤しながらも日々研究しています。

そして、やはりカラーリングをすると、どうしても髪も地肌も傷みます。
なのでヘアケアもすごく大切なことです。
同時に行っていかないと、何年後かにはかなり結果が変わってきます。
悪循環にならないように注意しなければいけません。

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この記事は フォルム綱島店 片谷宗弘 が書きました。


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