展示会記録1:Gucci Garden Archetypes

こんにちは。tomoです。

芸術の秋ということで今月から訪れた展示会記録をしていきたいと思います!


今月行った展示は、
天王洲のB&C HALLで9/23~10/31まで開催されている
『Gucci Garden Archetypes』
事前予約制、入場無料

https://www.gucci.com/jp/ja/st/capsule/gucci-garden


この展示では、過去6年間にわたる広告キャンペーンを様々な部屋を通りながら体験できるものになっています。
グッチのクリエイティブディレクター、アレッサンドロ・ミケーレの世界を存分に楽しめる展示です。


こちらの展示は、全部屋撮影OKで(動画はNG)帰ってから写真を見返すことも楽しかったです。

事前予約制だったため、列にずっと並んでないといけないということもなくストレスフリーなシステムでした。
規制が入場部分だけだったので中で多少混み合う部屋は出てきましたがそこまで気にならなかったです。
グッチ公式LINEので予約をしていたのですがそこから案内のオーディオも聞くことができたので美術館のように機器をかりたりする必要もなくスムーズでした!


入って、初めにSNSでよく見る今回の展示会ロゴが大きく描かれている壁を背景に撮影する時間を設けてくださっているので周りの見よう見まねでとった後、

Room0:Control Room
とよばれる部屋から始まります。
ここは暗い部屋で万華鏡のようなモニターに広告キャンペーンに使用されていた映像等が流れていてガチャガチャしているはずなのにそれがわくわくにつながる初めにふさわしい空間でした。

Room1:Gucci Collectors
続いては、ぬいぐるみや標本、グッチのコレクションでいっぱいのディスプレイケースに囲まれている部屋です。
物の多さにすごく驚きました。ぎゅうぎゅうに詰められているようでコレクターからしたらまた規則性があったりしたのかもしれません。
2018AWコレクションも沢山置いてあったのでテンションが上がりました!

Room2:Of Course A Horse
ここからは少し不気味さも出てくる展示でした。
馬のしっぽとグッチの手袋、バッグ、シューズがあしらわれた不思議なロボットが中心に置いてある不思議で不気味なのに目が離せないものでした。
またこのロボットが突然動いたりもするので、何回か動きに驚いてしまった来客者の「きゃ!」という声もききました。

Room3:Gucci Beauty Network
メイクアップに焦点をあてた映像作品が分割された画面に映されている、ものでしたが暗い部屋にリップの赤がとても映えていて綺麗だったのが印象的です。

Room4:Urban Romanticism
地下鉄の車両を再現された部屋で窓にはきちんと風景が映し出されておりとてもきれいでした。そこに置かれたリアルなマネキンは衣服、アクセサリーすべてグッチを身にまとっていて遠くで見たら本当の人のようで作りこみに驚きました。とくに足の血管が本物のようで驚きました。

Room5:Tokyo Light
東京を舞台としたインスタレーションは、暗い部屋中にきらきらと光が反射するような作りになっていてとてもきれいでした。奥に停車されていたトラックは暴走族の乗り物を少し思い出させる派手さでした。

Room6:Dana Les Rues
こちらは部屋というより部屋と部屋をつなぐ道といった印象を受けました。今までの部屋とは違った華やかさというより主張をかんじられる壁一面の文字たち。これまでとは違うパワーを感じました。

Room7:Gucci And Beyond
SFの世界観があるジオラマのような部屋をのぞく形でした。恐竜や牛、人間が砂漠のような場所で生活をしているのですが人形の作りこみが細かく、また小さい人間が来ている服も当然グッチなので作る背景が気になりました。

Room8:In Bloom
フレグランスがもととなったこの部屋は薄いピンクの壁紙に周りには花畑がありとても可愛らしい印象でした。本物の土を使用していてそこのリアルなのに幻想的な表現が面白いと感じました!私はこの部屋が一番のお気に入りです。

Room9:Gucci Hallucination
緑のカーテンを抜けた先に壁に大きな絵が描かれているというのが印象的なお部屋です。大きく描かれた絵は2018SSコレクションがもとになっています。画風がヴィンテージ感があってとても味のあるものでした。

Room10:Rebelious Romantics
お手洗いがダンスフロアに!というこの部屋は赤とピンクが基調になっていてとてもポップな印象をうけました。一つの個室からは爆音でダンスミュージックが流れておりダンスを楽しんでいるであろう足元だけが見えるお洒落な見せ方をしていました。

Room11:Come As You Are RSVP
白い食器棚に囲まれた上品な印象を受けるこの部屋はあらゆるところにカメラが仕掛けられていて自分が写っているところも見えるので監視されているような不思議な感覚になります。食器に混じって2020クルーズコレクションがおいてあり違和感があり異質なのにきれいでした。

Room12:Gucci Pret A Porter
ギフトショップと一緒にあるこの最後のインスタレーションは2019AWのコレクション広告キャンペーンがもとになっています。ギフトショップの華やかな商品たちとは少し感じが違いどんとインパクトのある作品はとても存在感がありました。


以上12個の部屋をめぐり、感じたことを簡単にまとめました!
今回は広告キャンペーンをもとに作られた没入型展示なのでグッチにそこまで関心がなかった方も世界観を楽しく体験できるものだと思いました。
写真も自由に撮れるので撮ったものをSNSにあげたりする方も多かったのではないかなと思います。


みなさんもこの秋様々な展示会に出かけてみてはいかがでしょうか。
これまで読んでいただきありがとうございました。

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