食とデザイン
こんにちは。tomoです。
今月は食とデザインについてですが、まずはきっかけを。
おうち時間が増え、休日や寝る前にNetflexやYoutubeで動画、ドラマ、バラエティーを見ることが日課になりつつあります。そこで今月特にはまったものが2つありました。
1つはNetflexの「FINAL TABLE」
こちらは世界の腕利き料理人を集め毎回各国の料理をテーマに戦う番組です。最終審査は有名な星を持つ各国のシェフたちに料理をふるまい審査してもらいます。
見どころはおいしそうな一品はもちろんのことシェフたちの背景や食材についての知識、いろいろな国のしらなかった料理など・・
沢山あるのですが、何といっても盛り付けの綺麗さです!
一時間で料理を決め作り、盛り付けまで終える過酷な時間設定なのにも関わらず、思わずおいしそう・・と声が出てしまうような盛り付けや芸術品のような前衛的な盛り付け。
一流シェフはおいしいご飯を作るだけでなく、盛り付けのデザインセンスまでも問われていくのです。
何と厳しい・・
2つめはYoutubeで見た映画などのフードコーディネーターの方のインタビュー
フードコーディネーターと聞きなれない職種に興味がわいたのですが、映画の中での食事シーンの意図や食べるもののデザイン、装飾品のような食べ物たちのデザイン、と様々な場面で必要とされていました。
このような動画をみると映画の見方もまた変わりそうです。
ここで2つに共通する盛り付け×デザインについて調べてみました。
「美味しい」と感じる情報の8割は視覚から
美味しさというのは視覚の情報がほとんどということですね。
見た食べ物を以前のおいしかった記憶や経験から美味しい!と感じていくものだそうです。
では、おいしい盛り付けとは何なのか?
簡単にいうならばグラフィックデザインをお皿に落とし込むそうです。
?????となりますね。
①色の組み合わせ
赤・黄・緑を使用したものが食欲をそそるものだそうです。
身近なものでいうならば、お肉の付け合わせにはほぼほぼ緑の野菜がついてきますね。そのようなイメージです。
お皿の色も重要になってきます。
②高さ
これは素人では難しいところですが、確かにいいレストランに行くと何か刺さっていて高さが出ていたりするのを見たことがあります。
平らな料理でも添え物を立体的に盛り付けるだけで少し雰囲気が変わりそうです。
③食材、ソースの位置
大体手前にソースがあるようになっていますが、あれはフォークとナイフで切った食材をそのまま手前にずらしつけられる食べやすさを重視されているそうです。よくお肉などが右から斜め下に配置されているのもフォークとナイフで切る際に切りやすいようにだそうです。
日本料理ならば、お皿選びから季節感を感じる柄や色合いのものを選んでいくところから始まります。配置や色を決める際には対角線のバランスを意識するといいようです。
と、このように出される美しい食事は美しさの前に食べやすさを考えられているということが分かります。
デザインも見やすさや使いやすさを優先して考えますし、そういう部分ではデザイナーも共感できる部分がありますね。
来月は食の映画を見あさりたいです。
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