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1年間、めちゃくちゃのんびりblenderやってみた
去年の5月から毎月1件ずつくらいの超絶スローペースで
3dcgソフトのblenderを触っていたので、学びをまとめたいと思います。
「気合入れてバリバリやるつもりはないけど、なんとなく興味あるな」くらいのモチベーションです。
作るもの
仕事の中でインスタグラムへ週1で投稿するという施策があり、
その投稿作品として制作に取り組みました。
アウトプットの形式と制作に充てられる時間がある程度限られていました。
そのため、どういうものを作るかというと
・道具や家具などの簡単なオブジェクト
・基本的に動かしたりはせず、1枚の画像として書き出すのがゴール。
〜作りたいもののイメージ(理想は言うだけタダ)〜
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お料理パーティーゲーム。
柔らかくてカラフルポップな世界観がかわいい。
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バトルシュミレーションゲーム。
洗練されたローポリゴン。スタイリッシュ&ユーモラス!
↑ こちらの2作品はゲームとしてもとても面白いのでおすすめです ↑
進行
blenderはそもそも学生時代に本当に少しだけ触ったことがあったので、
なんとなくの使用感は知っている状態でのスタートでした。
(n年前のことなので、久しぶりに手をつけたらアップデートされていて
UIが記憶とぜんぜん違っていた)
特にプライベートでblenderを触る機会はなかったのですが、
サイトギャラリーを巡る中で3dをうまく使ったサイトに感動したりとか、
VRが流行っててアバター作れたら楽しそうだなあとか、
そもそもゲームが好きなので3dいいな…という気持ちがあったので
良いきっかけと思いトライしていくことにしました。
⚠️制作にあたって気をつけた?こととしては
・最終的な目標は特に無し。のんびり自由にやる。楽しく継続が第一
・機能を知るために触ってみることが目的。
なるべく毎ファイルごと新しいことに挑戦してみる。
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慣れればスムーズに作業できるのかもしれませんが、作品を作っている方はすごいと思いました。
実際やってみて、学び
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自分が目指しているアウトプットには
・観察
・ライティングのセンス
・試行錯誤
が大事そうだなと感じました。
👁観察
立体には立体を作る前提での観察が大事だと痛感しました。
モチーフを360度観察できたもののほうがクオリティが明らかに高いです。
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観察をしていると普段使っていて気に留めない小さい段差の意味や、
意外な仕組みに気づけたりして面白いです。
自分はイラストも時々描くのですが、
平面で描いたイメージ通りに立体に起こすのはまだ難しく、
3dになれるためにも、まずはしっかりした観察が必要だと感じました。
💡ライティングのセンス
最終的に1枚の画像に書き出して制作終了、の流れでしたが、
設定した色と出来上がりが違う…!
ライトや書き出し設定の理解がアウトプットに直結します。
ライティングについては、今まではあまり意識する機会がなかった分野
なので、インプットを増やして行けたらと思います。
バランスの良い色彩センスもすごく必要だなと感じさせられます。
ついでに構図のセンスがあるともっといい感じに画面を切り出せるんだろうな…。この辺りは写真やイラストと同じですね。
👊試行錯誤
立体の場合、写真やイラストと違って何回でも構図やライティングのやり直しがききます。
そもそもそれ以前にオブジェクトの作り方が何通りもあり、
仕上がりについても細かく調整ができます。
自分で終わりを決めるまで永遠に試行錯誤できるので、
理想のイメージへ近づける根気と時間的な余裕が大切ですね。
⛳️まとめ
まとめると「作りたいもののイメージをちゃんと決めて、ブレずに作る」
これって自由に好きに作る・とりあえず触ってみるというスタンスと
噛み合わせが悪い気がしますが、、
当たり前ですが、何事もゴールをちゃんと決めた方がクオリティアップはしますね。
ツールにだんだん慣れてきたので、今季からはゴールの設定を明確に制作していこうと思います。
自分は飽き性で三日坊主な性格なのですが、
スローペースでもなんだかんだで1年触りつづけられて良かったです。
今年もゆるく頑張りたいです。