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社内でWebデザイントレンド2023のウェビナーをやってみた

こんにちは。私は株式会社FORKという会社でデザイナーをしています。
先日、社内のディレクター向けに「Webデザイントレンド2023」をテーマに社内ウェビナーを開催しました。

弊社では200名ほどのスタッフが働いており、普段はチームに分かれて仕事をしていますが、前年度よりチームを横断して情報交流を活性化させる取り組みを行っています。今回は、ディレクターとデザイナーの交流の一環としてこのような場を頂きましたm_m

今回は、その様子をピックアップしてご紹介します。


01. ウェビナーの目的

勉強会といっても30分という短い時間。トレンドをざっと総なめするライトな内容で、発表スライドはリファレンスとして活用できるよう意識して作成しました。

Webデザインのトレンドは時代背景や技術の進化に最適化されたスタイルへと毎年変化しています。今回は近年のトレンドの動向とそれぞれのスタイル
の特徴についてまとめました。提案やアイデア出しのリファレンスとしてご活用ください。(発表スライドより抜粋)


02. Webデザイントレンドの変遷

まず、ここ15年くらいの流れについて紹介。世の中的な流行事との連動はもちろんですが、Webデザインはデバイスやブラウザの進化の影響も受けやすいことがわかります。近年の傾向キーワードとしては「モバイルファースト」「メタバース」あたりでしょうか。

発表スライドより抜粋


03. 旬なWebデザイントレンド10選

続いて、今注目のトレンドの中から幾つか事例を紹介。傾向としてはこれまでのトレンドのブラッシュアップが多い印象。一方で3Dやクレイモーフィズムといった、メタバースと連動したトレンドも台頭してきています。

スマホ流用型

BIG TYPOGRAPHY

強い没入感

3D空間

クレイモーフィズム

VIVID COLOR

粒状グラフィック

ブルータリズム

幾何学模様・記号化

派手なインタラクション

その場に行かなくても疑似体験させる没入型のデザインや、懐かしさが一周回って新しいレトロフューチャーなデザインが人気を博しているようです。粒状グラフィックは昔のエディトリアルデザインの風味が漂いますね~。


04. 質疑応答

最後に参加頂いた皆さんからの質疑にお答えしました。業務に落とし込む上での課題点が幾つか見えてきました。


Q.「リッチな動きやインタラクションなど、作り込まないとイメージしづらいものをどう提案していくか?」
モックやプロトタイプでは難しい表現もありますよね。提案時に作り込む時間も限られているため、事例や過去実績を出来るだけかき集めて相手が想像できる状態に持っていくのが現実的でしょうか。

Q.「新しい技法など社内のメンバーがどこまで対応可能なのか知りたい」
アイデアや習得技術のアウトプットの場として、デザイナー全員で会社のInstagramやnoteに作品を投稿しています。そちらでの情報発信や、今回のようなウェビナーの場があれば適宜共有をしていきたいと思います。

Instagram「4009 Designer's Post」



05. まとめ

デザイントレンドは時代に最適化されつつあるスタイル。注目の背景を探ることで世の中の状況や技術の進歩が見えてきます。一人で考察することも大事ですが、共読することで解釈も広がりより勉強になりますね。今後も、チームや職能を越境してのウェビナーの機会を増やせていければと思います。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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