フレームワークの活用についてChatGPTと壁打ちしてみた
ChatGPTは壁打ちのベストパートナー
こんにちは！株式会社フォークのWEBデザイナーoyamadaです。
またまた前回の投稿からだいぶ間が空いてしまいました💦
今、これまで学んできたプロダクトマネジメント（PdM）について、チーム内で共有資料を作成しているところです。
主にこちらのnoteでまとめたフレームワークの解説や使い方などを再確認しながら作成していますが、昨年からだいぶ時間も経っていることもあり、
「ひょっとしたら、もうAIだけで情報収集や分析を済ませてしまって、ここで紹介したフレームワーク、もう使っている人はいないんじゃないか？」
とふと思ったり。時代の変化が早い昨今ですから。
そんな時、気軽に相談できる現代の強い味方、ChatGPTさんとすかさず壁打ちしています。
皆さんも、もう日常的に使われていると思いますが、ChatGPTは気軽に質問を投げかけて、壁打ち相手になってくれる賢いパートナー✨️
自分の思考を整理したり、深堀っていくことに大活躍してくれています！
「壁打ち」とは、自分の考えを整理したり深めたりするために、他者に話しながら意見を引き出すプロセスを指します。まるで壁に向かってボールを打ち返すように、相手に話すことで自分の思考を客観的に見つめ直し、新たな気づきを得ることが目的です。
話題をフレームワークに戻します！
ChatGPTに「今もフレームワークを作成して考えることはしているのでしょうか？」と直球で聞いてみることにしました。
Q.今もフレームワークを作成して考えることは必要とされているのか？
すると、やはり現在のマーケティングにおける業界や市場調査の場面では、AIの活用が急速に進んでいるとのことでした！
しかし、フレームワークを活用して考えるプロセスも引き続き重要な役割を果たしているとの回答が返ってきて、AIの活用状況や、AIが提供するメリット、フレームワークを活用する理由なども細かく順序立てて説明してくれました。
ChatGPT＞回答：AIとフレームワークを組み合わせることが主流。人間はフレームワークを活用して「戦略の方向性」を定めます。
現在のマーケティングでは、AIとフレームワークを組み合わせることが主流との回答が返ってきました。
AIの得意な「大量のデータ分析」と「パターン抽出」を活かしつつ、人間の役割である「戦略的思考」や「クリエイティブな発想」は引き続き重要であるという回答を導き出してくれました。
したがって、フレームワークの重要性もいまだ健在ということがわかって、ほっとひと安心☺️
今も使える方法として共有できると思えたからです。
ここからは以下、ChatGPTの回答を引用したものとなります🙏
ChatGPT：
ご質問ありがとうございます！現在のマーケティングにおける業界や市場調査の場面では、AIの活用が急速に進んでいます。ただし、フレームワークを活用して考えるプロセスも引き続き重要な役割を果たしています。それぞれの役割について詳しく解説します。
1. AIの活用状況
AIは以下のような領域で広く利用されています：
業界や市場調査でのAI活用例
データ収集の効率化
AIを使って、SNSやニュース、消費者レビューなどの膨大なデータを自動的に収集・整理。例：トレンドや消費者の意見をリアルタイムで把握。ツール例: Google Trends、Brandwatch、Sprinklrなど。
市場分析
AIが大量のデータを解析し、消費者動向や競合状況を予測する。例えば、顧客の購買パターンや地域ごとの需要を分析。活用例: Amazonが顧客購入履歴を元にしたパーソナライズ推薦システム。
予測とシナリオ分析
AIはシミュレーションや未来予測を行うのが得意。例えば、新しい価格設定やプロモーションの影響を事前に試算。顧客セグメンテーションの高度化
AIはより精緻なセグメンテーションを可能にします。従来の「年齢・性別」に加え、行動データや心理データを組み合わせて細かく分析。ツール例: Tableau、Power BI。
【AIが提供するメリット】
・データ処理の迅速化と効率化。
・人間では気づきにくいインサイトを抽出。
・リアルタイムでのデータ更新や分析。
・大規模なデータセットの解析が可能。
2. フレームワークを活用する理由
AIが進化した現在でも、フレームワークは必要です。理由は以下の通りです：
フレームワークの役割
全体像を把握しやすい
5Forces分析やSTP分析などのフレームワークは、膨大なデータや複雑な市場環境の中で「重要なポイント」を見失わないための指針となります。論理的な思考を促す
フレームワークを使うことで、どの要素を重視すべきか、どの部分が課題かを明確にできます。これはAIの結果を解釈する際にも役立ちます。チーム間の共通言語になる
マーケティングチームや経営陣とコミュニケーションを取る際、フレームワークは意思決定をスムーズにします。
【AIとフレームワークの共存】
・AIは「大量のデータ分析」と「パターン抽出」が得意ですが、結果をどう活用するかは人間の判断が必要です。
・フレームワークは、その「判断の軸」を提供します。AIの分析結果を整理し、具体的な施策に落とし込む際に有効です。
3. 今後の展望
AIが進化しても、人間の役割である「戦略的思考」や「クリエイティブな発想」は引き続き重要です。特に以下のポイントでAIと人間の協働が進むと予想されます：
【AIが得意な部分】
・データ分析、トレンド予測、リアルタイムの市場モニタリング。
・パーソナライズや自動化された広告運用。
【人間が得意な部分】
・フレームワークを使った戦略の立案。
・消費者心理や文化的な背景を踏まえた「コンテクストの理解」。
・AIが示した結果を基に、実際の施策を創造・実行。
＜結論＞
現在のマーケティングでは、AIとフレームワークを組み合わせることが主流です。AIは分析と効率化を担い、人間はフレームワークを活用して「戦略の方向性」を定めます。
そのため、フレームワークは今後も重要なツールとして使われ続けるでしょう！
私たちの今後の未来、人間の役割を冷静に分析するChatGPTの回答を読んで、人間の可能性や活躍の場があることが分かり、なんだかとても嬉しくなりました。
『AIが進化しても、人間の役割である「戦略的思考」や「クリエイティブな発想」は引き続き重要です』
それから、完璧なAIからは、完璧でない不完全さや間違えた判断をしてしまう人間の危うさなども、ある意味「戦略的思考」や「クリエイティブな発想」と言い換えられるのではないかと思えてきました。
人間にはAIにない、「諸刃の剣」のようなものがあるのかなと、ふと思いました。
Q.フレームワークはWEBデザインや課題解決、コンセプト立案に役立てることができるでしょうか？
また、ChatGPTにこんな質問も投げかけてみました。
Q.フレームワークはWEBデザインや課題解決、コンセプト立案に役立てることができるでしょうか？
私がマーケティングやプロダクトマネジメントを学ぼうと思ったことの理由として、何年か前に、自社サービスを考える機会がありました。
その時、何から手をつければよいのか、社内のメンバーとどのようにプロジェクトを進めたらよいのかなどが分からず、手探り状態でリーンキャンバスやカスタマージャーニーマップを見様見真似で使ってみたという経験がありました。
そんなことがあって、自分にもマーケティングやブランディング、プロダクトマネジメントの知識が必要なのではないかと考え、オンラインスクールや独学で少しづつですが学びはじめました。
とっつきにくい用語や、複雑にみえるフレームワークも、少しづつ慣れてみれば、デザイナーにも課題解決のための情報収集やコンセプトの立案などにも役立ちそう！そんなふうに個人的には感じられてきました。
だから、マーケターでもプロダクトマネージャーでなくても、他のデザイナーさんにも共有したい。積極的に業務でも活用して欲しいと思いました。
と、個人的にはそう考えているのですが、客観的にみてどうなんだろう？
その客観的な視点をChatGPTさんに聞いてみることにしました。
すると、私が感じていたこと、言語化できていなかった部分を的確に解説してくれました☺️👍️
ChatGPT＞回答：フレームワークはWEBデザインや課題解決にも大いに役立てることができます！
以下、ChatGPTの回答引用です🙏
ChatGPT：はい、フレームワークはWEBデザインや課題解決にも大いに役立てることができます！特に、情報収集やコンセプト立案において、以下のような効果が期待できます：
フレームワークがデザイナーに役立つ理由
情報を整理し、全体像を把握できる
複雑な課題に直面した際、フレームワークを使うことで要素を分解し、どこに焦点を当てるべきかを明確にできます。
例: 5Forces分析を使って、競合や市場環境を俯瞰する。
ユーザーや顧客の視点を深掘りできる
STP分析やバリュー・プロポジションキャンバスを使うと、ユーザーのニーズやターゲット層の行動を具体化でき、デザインのコンセプトに落とし込みやすくなります。
例: 「このデザインが解決する課題は何か」「ユーザーが感じる価値は何か」を言語化。
チーム内の共通認識を作りやすい
フレームワークは構造化された形式を提供するため、チームで議論する際に役立ちます。「どういう方向で進めるべきか」を全員で共有しやすくなります。
説得力のある提案が可能になる
クライアントや他部署にプレゼンテーションする際、フレームワークを元に課題や解決策を説明することで、根拠のある提案ができます。
具体例: デザインにフレームワークを活用するシーン
クライアントの課題解決
例えば、新しいECサイトのデザイン案件があった場合：5Forces分析を使って、クライアントが直面する市場環境を理解する。
ターゲット顧客をSTP分析で明確化し、購買動線をデザインに反映。
チームでのコンセプト作り
ペルソナの設定: STP分析を基に、ターゲットユーザーのペルソナを作成。
差別化の明確化: バリュー・プロポジションキャンバスで、他社と違う魅力を視覚化。
プロトタイプ作成前の検討
バリューチェーン分析を活用し、顧客がサービスを体験するプロセスの中で、デザインがどこに貢献するかを特定。
チームへの知識共有のアイデア
ワークショップを開催
実際のデザインプロジェクトを題材に、フレームワークを使った課題分析やコンセプト作りを体験する場を作る。
例: 「5Forcesで市場環境を分析し、ターゲットをSTPで絞り、UXデザインを考える」流れを体験。
簡単なテンプレートを作成する
チームで使いやすいように、フレームワークの簡易版テンプレート（GoogleスプレッドシートやNotionなど）を用意する。
ケーススタディを共有
実際にフレームワークを使って成功した事例を紹介する。
例: 有名企業のSTP分析結果をデザイン観点から解説。
＜フレームワークを共有する価値＞
デザイナーチームでフレームワークを共有することで、課題解決に一貫性が生まれ、メンバー同士でより質の高い議論ができるようになります。特に情報整理が苦手なメンバーにも、指針として使えるので非常に有用です。ぜひ取り入れてみてください！
まとめ：データ処理＆分析・パターン予測などはAIを活用し、人間ならではの突拍子もない発想や閃きを考えること、それがますますこれからデザイナーに求められてくることなのだろうと考えられました
以上が、私がChatGPTとフレームワークの活用について壁打ちした内容でした。
私はどちらかというと言語化に苦手意識を持っているWEBデザイナーなのですが、ChatGPTのおかげで、最近はこのように気になったことなどを壁打ちしながら言葉にできない思考を言語化したり、思考の整理を行っています。
AIだからこそ、気を使わずに何度でも聞けて、感情に左右されない公平なジャッジが信頼できるところであり、逆にそれはあくまでも計算で出された答えだからこそ実際の生身の人間が感じる感覚的な部分の検証が必要になってくるのでしょうね。
私も人間の神秘的な部分はまだまだ沢山あって、計算やパターンでは図りきれない何か潜在的なものの部分でAIと共同して行けるといいなと考えていました。
というわけで、後ほどフレームワークについて、チームメンバーに共有したいと思います！
最後までお読み頂き、ありがとうございました🙏
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