小林製薬の紅麹サプリメントを摂取した人たちの間で、健康被害の報告が相次いでいる問題。
2024年4月4日 NHK
小林製薬 紅麹問題 ほぼすべての患者に「ファンコニー症候群」
日本腎臓学会が行なった4月1日までの調査で、回収の対象となっている小林製薬の3つの製品を摂取したあとに、腎臓に障害が出た患者のうち、47人中46人で「ファンコニー症候群」の症状があったと報告している。
NHKの記事をみていただいたら分かると思うが、ここに小林製薬のサプリメントが怪しいと最初に報告した日本大学医学部の阿部雅紀主任教授が出てくる。
あれ??と思い、この日本大学医学部の阿部雅紀主任教授の最初の記事を調べてみた。
2024年3月30日 毎日新聞
「共通点は紅麹サプリ」 患者診た医師の問い合わせに小林製薬は
彼は毎日新聞のインタビューの中で
などと言っている。
2024年3月30日 読売新聞
腎機能低下で入院の女性患者3人、「紅麹コレステヘルプ」を昨春頃から摂取…日大板橋病院が発表
あれれれれ?
最初に出た記事の中では、「ファンコニー症候群」の話など出ておらず、「小林製薬の紅麹サプリが疑わしい」のみ。
なのに4月4日のNHKの記事には、
3人のうち2人は受診時にファンコニー症候群を起こしていて
3人のうち2人は受診時にファンコニー症候群を起こしていて
いやいや、分かっていたのならなぜ「ファンコニー症候群」を口にしなかったのだろうか?
因みに、
2024年4月3日 NHK
「紅麹」健康被害問題 患者診察医師の単独インタビュー
ファンコニー症候群だと発表したのは、愛媛大学医学部附属病院の腎臓内科医、三好賢一医師。
確かに小林製薬の紅麹サプリメントがトリガーになってる可能性は否めない。
しかし、その前に私たちはもっと大きなイベントで、日本国民の80%以上の人たちが一斉に接種したものがあるではないか?
それを考慮せず、小林製薬の紅麹サプリが悪いとは言い切れないのではないか?と私は考えるのである。
続く