99.9%は幸せの素人
世の中には「不幸な人」と「幸せな人」がいる
違いは「幸せになるための授業を受けたのか受けていないのか」
1 いくら稼げば幸せなのか?
カーネマン名誉教授いわく
年収800万円までは収入と比例して幸福度が増す
年収800万円付近を境に収入が増えても幸福度は変わらない
800万円以上稼いでも幸せになれる人となれない人
年収が2倍になっても幸福度はたったの9%しか増えない
年収を2倍にするには今までの2倍働く
ただ、幸福度がそこまで上がらないのであれば割に合わない
2 科学的に証明されている幸福度が上がるお金の使い方
(1)他人のためにお金を使う
使った金額ではなく、人の為にお金を使うことが大切
(2)ブランド物よりも旅行や体験にお金を使う
今まで嬉しかったこと感動したことは「経験」や「体験」が多いはず
例:ハワイに行ったという経験は5年後10年後言ってよかったと思える
物にお金を使うと街中で同じものを持っている人がいてがっかりしたり、キズを付けてがっかりすることがある
3 最大の喜びを得られる幸福度が高まる経験の4条件
(1)お金を使うことによって繋がりが増えること
(2)お金を使うことでこの先何年も良い思い出になること
(3)理想の自分につながる経験
(4)滅多に無いチャンスを得られる経験
4 心配事が起きる可能性は3%
私たちの幸福感に影響を与えるものは
(1)ポジション感情
(2)ネガティブ感情
(3)人生に関する満足度
ここで掘り下げたいのはネガティブ感情
心配事や不安が影響する
心配事が実際に起こる確率は13%
そのうち10%は自力で解決できる内容
だから解決できない心配事が起きる可能性は3%
5 長く続く幸福感とそうではない幸福感
A 部長に昇格
B 給料が上がる
C 高級時計を買った
D 人間関係に恵まれている
E 家族が健康で仲も良い
F 自由に仕事が出来る
E、Fのように他人と比べなくても幸せを感じられるものを
「非地位財」といい、幸せが長続きする
A、B、C、Dのように他人と比べて優れていることに喜びを感じるものを
「地位財」といい、短期的な幸せ
自分より優れている何かを見つけたり、更に上を求めだすと幸せを感じられない
だらかと言って、非地位財ばかりだとチャレンジ精神が低下
地位財と非地位財を使い分けることが大切
6 仕事の3つのタイプ
同じ仕事をしているのに幸せな人と不幸な人がいる
(1)ジョブ…仕事を単なる労働と捉えている人
お金、生活の為の仕事 頭の中は休憩時間や就業時間後のこと
(2)キャリア…働く動機が経験や名誉や地位
今の仕事をもっと良い仕事への踏み台だと思っている
(3)コーリング…仕事が大好きで天職に就いている
今の仕事に満足しており、世の為にもなっていると実感している
この中で幸福度が高いのは、もちろん(3)コーリング
では、誰でもコーリングになる方法
(1)仕事で関わる人の数を見直す
(2)仕事の意味を拡大する 誰にやっているのか どんな未来を作っているのか
(3)仕事の内容に少しの変化を加える
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