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「〇〇」をやめるだけで人生は激変する

フォレスト出版編集部の寺崎です。

「人生には無駄がない」

このようによく言われます。

Appleの創業者スティーブ・ジョブズ氏が、2005年のスタンフォード大学の卒業式で行ったスピーチで「Connecting The Dots」という表現を使って「人生には無駄がないこと」を講義して、当時話題となりました。

しかし、本当にそうでしょうか?
本当に人生に「無駄」はないのか?

そこのとこについて人気YouTuber和尚が書かれた新刊『「ご縁」がすべてを引き寄せる開運一問一答』に気になる一節がありましたので、ご紹介します。

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Q:人生に「無駄」があるとすれば、それは何ですか?

 私たちにとって、人生は限られた時間です。無限ではありません。
 1年間は3 6 5日ですから、1 0 0年生きたとしても、たったの3万6 5 0 0日です。1 0 0年は長いように感じますが、日数に直すと意外に少ないと感じませんか。
 その半分の50 年を生きた人は、ちょうど半分の1万8 2 5 0日です。これってとても短く感じます。人生50 年で2万日に満たないのです。
 私たちの時間には、睡眠時間や余暇を楽しむ時間などが含まれています。たとえば、日7時間寝る人は10日間で70時間寝ることになります。これを積み重ねると、かなりの時間を寝て過ごしていることになります。もちろん、寝る時間も大切ですよ。
 では、何の時間を減らせるでしょうか。
 それは「考え込む時間」じゃないかな。
 
考えることはもちろん大切。でも、「考えすぎる時間」はどうでしょう。 だけれど、「~すぎる時間」というのは無駄な時間ということになりませんか。

Q:そうはいっても、不安が降り積もると止まらなくなります。どうしたらいいですか?

 まずは行動を起こすことが大事。考えている時間って、ほとんど行動していないんです。だから、考えすぎるのをやめて行動に移すこと。たとえば、気分転換にちょっと外に出て、少し散歩してみるのもいい。気分を変えることで「~すぎる」時間を止めることができます。考えすぎても答えが出ないものは出ないのだから。
 私たちは、生まれた瞬間から死に向かって生きています。
 時間は確実に減っていき、いつ命が終わるかは誰にもわかりません。

 もし、明日や明後日に死ぬとしたら、悩んでいる時間がもったいないと思いませんか。だからこそ、今が大事なんです。明日死ぬかもしれないと思ったら、今日を無駄にはできません。
 生き続けることが当たり前になってしまうと、その大切さを忘れてしまいます。朝起きること、ご飯を食べることが当たり前になってくると、大切な時間だということを忘れてしまうのが人間です。
 ネガティブに考えてしまう人、悩みすぎてしまう人は、何かのタイミングで考えすぎてしまう癖がついてるだけ。ならば、意識して考えすぎないような努力をしてみる。それが無駄な時間を削っていくことになる。

 人生は長いようで短いんです。
 考えすぎる時間を大切にしてはいけません。

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「考え込む時間」「悩みすぎる時間」・・・けっこう日常生活にありそうです。

以前、キンコン西野さんがVoicyで次のように語っていたのが、いまでも印象に残っています。

「よく若い子が『今、考えてます』とか『悩んでます』ってよく言うけど、それってただ「サボってだけ」だから」
(表現がこれで正しかったかわかりませんが、ほぼこのような内容でした)

この西野さんの指摘は、山平和尚が語る「まずは行動を起こすことが大事。考えている時間って、ほとんど行動していないんです。だから、考えすぎるのをやめて行動に移すこと」という教えとまったく同じです。

個人的に人生の無駄だと感じているのが「心配する」のような気がします。誰かを「心配する」のも、誰かに「心配される」のも、結局なにも現状も未来も変わらないと考えると、「心配」ってホントに無駄な感情だなよなぁと思うことがあります。

もしあなたがいま「考え込みすぎてるな」と気づいたら、いますぐに何か行動を移すことをお勧めします。

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