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ベストセラー作家が書いた10日間で英語が話せるようになる方法
中高大と勉強したのに、なぜ日本人は英語を話せないのでしょうか?
本人のやる気や置かれた環境もあるでしょうが、一番の理由は学習法が悪いからとしか言いようがありません。
単語や文法、フレーズを暗記し、正確な発音を覚え、リスニング力を鍛える――。
どう考えても、ふつうの日本人には無理ゲーすぎます。
しかし、あきらめないでください。
英国留学や法人英語研修を通して「英語学習での日本人共通のつまずき」を発見し、その解決法として開発した「日本人のための英語学習方法」を解説した新刊が出ました。
![](https://assets.st-note.com/img/1719359193526-9f1V46o64b.jpg?width=1200)
著者は大ベストセラー『超一流の雑談力』や語学書のベストセラー『英語は「インド式」で学べ!』でお馴染みの安田正先生。
この方法なら、たった10日間で英語を話せるようになると語ります。そして、「これで無理なら、もうあきらめろ」と。無論、「そんな人はいない」と絶対の自信をお持ちです。
事実、35万人、上場企業を含む3000社がこの方法を実践し、英語力を高めたのです。
本当か?と思われる人が大半でしょう。
そこで以下、本書の「まえがき」を掲載させていただきますので、こちらをお読みいただいたうえで、少しでも期待できるようでしたら、手にとっていただけますと幸いです。
まえがき 「表現を暗記する」から「カタチを理解する」英語学習法へ
これまでの英語学習は、「表現を暗記すること」に焦点を置いていました。
たとえば、「彼のアイデアは良さそうだ」という意味の英文を使いたい場合、何度も〈His idea sounds good〉という英文の表現を繰り返して暗記するのが一般的でした。
さらに、表現に加えて単語も覚え、発音を練習しなければなりません。つまり、何から何までただ単に暗記することが英語学習でした。
しかし、このような学習方法では、暗記した内容をすぐに忘れてしまいます。
「6掛けの法則」という言葉があります。暗記したことは1年後に100×0.6=60%になり、2年後には60×0.6=36%、そして3年後には36×0.6=21.6%しか記憶していないというものです。ちなみに、10年後まで計算すると、その割合はわずか0.6%と1%を切ります。
この法則に確かなエビデンスがあるわけではないのですが、体感としては、なんとなく身に覚えがあるはずです。
実際、私にも「6掛けの法則」を身をもって経験した苦い過去があります。
もう、50年も前の大学生だった頃です。
私は英語を話せるようになりたくてNHKのラジオ英会話を毎日聞いて練習していました。
「習ったフレーズは絶対覚えるぞ!」とメラメラやる気に燃えてがんばっていました。
そんな努力と裏腹に、1年後に覚えていたフレーズはたったの1つ。
〈It' s my personal matter〉
だけでした。
それは空港ターミナルでのシーンで、Aさんが、
「この荷物はあなたのものですか?」
と隣にいたBさんに尋ねたところ、
〈It's my personal matter〉(それは私の荷物です)
と返事をするシーンのフレーズです。
その会話を聞いて、私は「へぇー、そんな言い回しがあるんだ」と印象に残ったので、今でもこのフレーズは覚えています。
しかし、残念ながら使ったことは今まで一度もありません。
表現を暗記しても、そんなものなのです。
このような「表現を暗記する」、そして「ほとんど忘れる」ことが、これまでの英語学習者の実感であったといえます。
私は、この不毛な英語学習を終わらせたく、これまでとはまったく異なるアプローチで英語を話せる方法をつくり出しました。
それが「英語のカタチを理解する」アプローチ方法です。
英語のカタチとは、つまり英文の骨組みのこと。
たとえば先の「彼のアイデアは良さそうだ」という日本語を、英語のカタチに合わせて並べていきましょう。
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![](https://assets.st-note.com/img/1719355267787-CFwJeoMBD4.png?width=1200)
本文で詳しく解説しますが、このステップのキモになってくるのは「英語のカタチを理解すること」です。
つまり、伝えたい日本語の文の中から、英語のカタチに合わせて情報を取り出して並べていくことです。
そのためには「英語のカタチ」を理解しなければなりません。
といっても、そのカタチはシンプルですぐに使いこなすことができます。
しかも、「理解する」のであって決して「暗記する」のではありません。そして「暗記する」ことがないので「忘れる」こともありません。
ですので、「英語を話す=暗記」と考えて苦手意識を感じていた方は、ぜひ希望を持ってください。
実際、この英語学習法を学んだ方々からは、
「この新しい英語の勉強方法を知ってしゃべれるようになった」
「目からウロコ。いろいろな英語の勉強をする前に出会いたかった……」
「私は現在65歳ですが、再度英語を勉強する気にさせてくれたこの方法に感謝しています」
と言っていただき、みなさん楽しく英会話ができるようになっています。
ですから、私はあらためて声を大にして言いたいのです。
「英語のカタチ」を理解すれば、英語は誰でも話せます!
本編はストーリー、対話形式で構成しています。
「暗記や発音が苦手で、いくら学んでも英語がしゃべれない」典型的な日本人の主人公マコトに対して、「英語のカタチ」を学んで英語マスターになったカズトが指南していきます。さらに、マコトが英語を本気で学ぶきっかけになったスウェーデン人のエレナとフランス人のルイーズが登場し、マコトの英語力向上のサポートをしていきます。
読者の皆様も、マコトのストーリーを追体験することで、自然と英語のカタチを理解でき、10日間という短期間で英語を話せるようになるでしょう。
本書があなたの英語学習の一助になれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
(編集部 いし ぐ ろ)