フォレスト出版編集部の寺崎です。
新NISAでいま一番売れている投資信託といえば「オルカン」です。
正式名称は「eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)」。
※「イーマクシススリム」と呼びます。
米国株式で運用する投資信託であるS&P500(通称・エスピー500)と並んで大人気のオルカンですが、それもそのはず。
この2つの商品、過去の年平均リターン率がハンパないからです。
以下『50歳ですが、いまさらNISA始めてもいいですか?』(鬼塚祐一・著)から抜粋して引用しながら、なぜ「オルカン一択」がヤバいのか、解説いたします。
オルカン・S&P500のすさまじいリターン率
S&P500が銀行の金利の5500倍、オルカンは4350倍ものリターンって、すさまじいですね(逆に銀行金利がしょぼすぎますが)。
そうなると「オルカン、S&P500一択でしょ!」「全額突っ込め!」となるかもしれません。
・・・でも、ちょっと待ってください。
投資信託と銀行の定期預金には大きな違いがあります。
それは・・・投資信託には元本保証がない点。
つまり、投資したお金が大幅に減ってしまうリスクがあるのです。増えるときはガッと増えますが、相場が暴落した場合は、元本割れを起こしてしまう可能性があります。
リーマンショックがキタ――(゚∀゚)――!!⇒60%の下落を取り戻すために必要なリターンは?
ここまでお読みいただいて「たしかに、オルカン、SP500の一括投資はヤバいかも」とおわかりいただけたのではないでしょうか。
じつは、さらにヤバい話があるのです。続きは後編で。