フォレスト出版編集部の寺崎です。
今日は誰しもが耳の痛い話になるかもしれません。
それは・・・「生活防衛資金」です。
今年から始まった新NISA。いよいよ自分も投資を始めるか!と意気込んでいる方も多いかと思いますが、投資は儲かりもすれば、損もします。
【いきなりクイズ】
1929年の世界大恐慌。
当時の株価下落を回復するのに、何年かかったでしょうか?
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答えは「25年」です。
↓(ちなみにこの記事はめっちゃ目から鱗落ちます)
世界大恐慌、リーマンショック級の大暴落がいつこれから来るともしれません。そんなときに生活を支えるのが「生活防衛資金」です。
では、具体的に生活防衛資金はいくら必要なのかについて『改訂版 お金は寝かせて増やしなさい』(水瀬ケンイチ・著)から抜粋してひも解いてみます。
なにが起きても自分と家族を守るお金「生活防衛資金」
生活防衛資金は「生活費2年分」・・・。
こう聞いて絶望した人もいるでしょう。実はこの本の初版を編集していた当時、原稿整理中にこの言葉に出会い、「え・・・」と思いました。
ていうことは、俺まだ投資できないじゃん!と。
でも、ご安心ください。生活防衛資金が生活費2年分ないと「NISA不適合者」というわけではありません。
生活防衛資金を貯めながら投資すればいい!
なるほど!
貯金と投資を両にらみで取り組めばいいんですね。
さらに、この「生活費2年分」という言葉をもう少し詳しくみていきましょう。
ポイントは「年収」ではなく「生活費」
生活防衛資金は「年収」ではなく「生活費」だから、生活費を押さえれば押さえるほど、必要となる資金は抑えられるというわけです。
サブスクの見直し、外食を減らす……などなど、生活費を抑えること、生活防衛のために本気で考えたほうがいいですね。