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【お盆休みにおすすめ】全世界で話題の恋愛リアリティショー

今日は振替休日ということで、仕事から離れた話題を一発。

いま、全世界で話題のNetflix恋愛リアリティショー『ボーイフレンド』はもうみなさんご覧でしょうか。「恋愛リアリティショー」といっても、このシリーズは登場する方々が全員ゲイ(もしくはバイセクシャル)という点がこれまでにないコンセプト。

思わず一気観してしまいましたが、これが最高に面白くて、泣けて、笑える、最上級のエンターテイメントになっていました。登場するメンバー全員がそれぞれめちゃくちゃ個性的で魅力的。

沼ること確実!

もちろん恋愛「リアリティショー」と言いながらも、スタイリングやヘアメイクなど、ガンガンに演出されていることはわかっていますよ。やらせの部分ももしかしたらあるかもしれません。わかってますよ。わかってますけど、わかってても沼る。

リアリティショーそのものの面白さもありつつ、彼らのやりとりにツッコミを入れるスタジオのMCたちがさらにコンテンツを重層的に楽しませてくれます。

【スタジオMCメンバー】
MEGUMI
青山テルマ
徳井義実
ホラン千秋
ドリアン・ロロブリジーダ

ツッコミの目線としては、MEGUMIさんがやさしいお母さん役、徳井さんがお父さん役という感じでしょうか。青山テルマさん、ホラン千秋さんは普通の女性目線。加えて、ご自身もゲイであるドリアンさんのフラットなツッコミ。絶妙なキャスティングでした。

とくに、ドラァグクイーンとして名を馳せるドリアン・ロロブリジーダさんの存在の妙味がデカい。コメントのひとつひとつに鋭い観察眼を併せ持つ聡明さと彼らへの優しい視線が感じられます。

回を追うごとにドリアンさんがだんだんドラァグクイーンに変貌していく様子も楽しめます(エピソード1ではスーツの男性姿です)。

「ドリアンさんて、誰?」な人にはこちらの参考動画をお届け↓

『ボーイフレンド』を全部見終わった人はきっと「SHUNとDAIはその後どうなったのか?(今も付き合ってるの?)」と気になり、それぞれのインスタを思わずチェックしてしまうことでしょう。

ネタバレになるのでこれ以上は控えますが、全部見終わったあともYouTubeのNetflix公式チャンネルで未公開動画や『ボーイフレンドナイト』と評したスピンオフ動画がたくさん用意されています。

ぜひ、このお盆休みにどうぞ。

【追記】
「やらせの部分ももしかしたらあるかもしれません」なんて書きましたが、本作プロデューサーのTaikiさんのインタビュー記事にこんな発言がありました。

――こんなことを聞いたら興ざめになるかもですが、脚本はあったんですか。
Taiki なかったんですよ。コーヒートラックを用意しました、「手紙を書いてください」みたいな、ポイントポイントでのルールや設定はあったんですけど、ここで何を言ってほしいとか、そういった脚本的なものは何にもないんです。

――あそこで出た会話は、皆さんリアルな会話!
Taiki 超リアルだと思います。「このタイミングでその話をしてください」なんてことは一切なかったので、例えばコーヒートラックの中のように2人だけの空間での話や、お部屋の中でのみんなの会話、 リビングで2人っきりになったときの話だったり、彼らが自然と好きなことをしゃべっていたところが収められています。リアリティショーは本当にこうやってきちんとリアルに真摯に作られているんですよね。

「やらせ」でないからこそ、胸に刺さる言葉やシーンが満載だったと思うと・・・これまたウルウルとしてきます。

(以下すべてネタバレ注意。全エピソードを見終わったあとに見ましょう)

(フォレスト出版編集部・寺崎翼)

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