見出し画像

『非常識な成功法則』に収められた強烈なパンチライン集

フォレスト出版編集部の寺崎です。

現在、予約受付中の神田昌典さんの『非常識な成功法則【コレクターズ・エディション】』。続々と予約注文が入っています。

今日は伝説の書である『非常識な成功法則』に収められた神田節が炸裂した魅力あふれるパンチラインの数々をご紹介したい。


「だから俺は書きたくなかった」という告白

この本の内容に怒る人もいるだろう。
だから私は、この内容を公開したくなかった。

神田昌典『非常識な成功法則【新装版】』より

いきなり、これです。冒頭ですよ。

これぞ、神田節の真骨頂。

こんな言い方されたら、どんな内容なのか気になるに決まってるじゃないですか! この最初の2行から、読者はまんまと引き込まれるわけです。

脳内にRAMONESが流れる比喩表現

 この本に書いてある成功法則は、10年前はそこそこ新しかったけど、いまや、他の本にもフツーに書いてある。
 だからね、この本の内容は、いまの私にしてみりゃ、まぁスタンダード。
 単純、ストレートなロックン・ロールだよ。
 複雑なシンコペーションもなけりゃ、特殊なコード進行もない。
 
 でもね、不思議に、他のどの本よりも、読者から成功者が現れちゃうんだよね。

神田昌典『非常識な成功法則【新装版】』より

「複雑なシンコペーションもなけりゃ、特殊なコード進行もない」
「単純、ストレートなロックン・ロールだよ」

こんな比喩にビジネス書で出会うとは思いませんでした。はたして、自分の書いた本をこのように表現するビジネス書の著者がいたでしょうか。

「特殊なコード進行もない、ストレートなロックンロール」という表現を目にして、脳内に流れたのはこの曲だった。

読者を挑発するメッセージ

 最後に言っておくが、この本は、私にとっては10年前の本。
 いまの私は、10年先をいっている。
 あなたが、この本で成功したら、しっかりと追いついてきてくれ。
 
 必ず、待ってる。

神田昌典『非常識な成功法則【新装版】』より

この『非常識な成功法則【新装版】』の序文が書かれたのが2011年11月。

ということは、いまや神田さんは10年先よりももっと先をいっているはずです。たしかにこちらのXポストに見られるように、今年に入ってからも挑戦をし続けておられます。

 言っておくが、私は、あなたに買ってもらいたいがためにこの本を書いているわけではない。あなたにとっては、この知識を得るかどうかは、一生を変えるインパクトがあると思うが、私にとっては、あなたがこの本を買わなくても、痛くも痒くもない。
 私は、いままでと同じように、豊かな暮らしを続けるだけだ。誰に気を使う必要もないし、嫌な客と仕事をしなくてもいいという素晴らしい自由がある。

神田昌典『非常識な成功法則【新装版】』より

こちらも最初のほうに出てくるこの文章。どこからどう見ても読者を挑発してます。繊細な読者だったら、ここで投げ出してしまうかもしれません。そんなリスクを覚悟で「読者を挑発」していく。

やっぱりロックンロールだった

 それでは、これはどんな本なのか?
 ズバリ、成功原則が嫌いな人が成功するための実用書である。
 凡人が、一戸建ての家を建て、スポーツカーに乗るまでの、最短距離である。
 ナマケモノが、最短距離で這い上がるための、世界一簡単な方法である。
 同じ毎日に息が詰まりそうなサラリーマンが独立し、非常識に豊かで、自由になるための本である。
 そう。あなたが世の中を見返すために、書いた。
 そのために精神論・根性論は削ぎ落とし、必要最小限のところだけを抽出した。

神田昌典『非常識な成功法則【新装版】』より

このあたりも相当アジってますね。

個人的には「あなたが世の中を見返すために書いた」というフレーズがぐさっと刺さります。

「世の中を見返してやりたい!」

こう思っている人はたくさんいるはず。でも、フツウのビジネス書、自己啓発書では「成功して世の中を見返してやろう」なんて書かない。そんな本は見たこともない。

このマインドは矢沢栄吉の『成りあがり』にも通じる。あるいは、ブルーハーツのこんな歌詞だろうか。

くだらない世の中だ
ションベンかけてやろう
打ちのめされる前に
僕ら打ちのめしてやろう
僕ら打ちのめしてやろう

THE BLUE HEARTS「未来は僕等の手の中」より

やっぱりロックンロールだ。神田節は。

そんな神田節パンチライン満載の『非常識な成功法則』がコレクターズ・エディションとして世に問うことになりました。

神田昌典『非常識な成功法則』コレクターズ・エディション
Photo by 鷺坂隆

600セットの限定生産です。
ぜひ、こちらの特設サイトを覗いてみてください。

▼関連記事はこちら


いいなと思ったら応援しよう!