今期前半サボったための刊行ラッシュの報告
フォレスト出版編集部の寺崎です。
今日は祝日なので、ゆるい話題を展開しようかなと思ったのですが、いまちょっと若干テンパっており、祝日でも仕事に追われる羽目になっています。
というのも、今期前半サボってしまった関係で(企画が足らずに担当新刊が出なかった現象=自業自得)、9月以降に新刊ラッシュとなってしまったのです。
というわけで、今日はどんな新刊がこれから出るのか、矢継ぎ早にご紹介します。
渡辺拓『生きるためのデザイン思考』
こちらの新刊『生きるためのデザイン思考』は退職した担当者の引継ぎです。初校ゲラから担当しました。
著者の渡辺拓さんは世界最大のオンライン学習サービス「Udemy」で人気講師として活躍されています。
なかでもとびきり人気の「【超実践】すぐに使えるデザイン思考!〜基本をおさえ、日常にイノベーションを起こす38個の習慣〜」という講座の内容をベースに、さらに超パワーアップした内容をまとめたのが本書『生きるためのデザイン思考』です。
Amazon発売は11月21日。ご期待ください。
津田建二『半導体ニッポン』
これ以降は私が最初から立てた企画で、まずは12月新刊『半導体ニッポン』です。
ご存じのように日本国内で半導体が盛り上がっています。そんななか、「日本国内の半導体事情」に重きを置いて分析しているのが本書。
著者は半世紀にわたり半導体産業に関わってきた、国際技術ジャーナリストの津田建二さんです。ジャーナリストならではの、数多くの取材を重ねるなかで見えてきた「半導体産業の全容と今後の展望」を明らかにしています。
日本の半導体産業を没落させた真犯人は誰か?
日本の半導体が今後復活して日本経済を牽引するのか?
こうした疑問に答える1冊です。
もちろん、半導体産業を投資先に睨む投資家の目線も意識して編集していますので、参考になるはずです。
津田さんの新刊としては、いまちょうどコレが売れていますね。
中尾隆一郎『成果を上げるプレイングマネジャーは「これ」をやらない』
累計8万部超のベストセラー『最高の結果を出すKPIマネジメント』の著者・中尾隆一郎さんの最新刊です。こちらも12月に発売予定です。
「プレイングマネジャー」とは「プレーヤー」でありながら、「マネジメント」もやらないといけない、いわゆる中間管理職。
本書でも言及されていますが、マネジャーと呼ばれる職種のうち、じつに9割がプレイングマネジャーだそうです。
ところが、今の時代、自らプレーして自分の成績を上げつつ、同時にマネジメントによってチームの業績を上げる……というのが、もうほとんど「無理ゲー」の時代になっています。
その理由はさまざま。
たとえば、昔のように仕事が終わらなかったら残業や休日出勤で対応する・・・なんてことはもうできません。IT化、DXといった新しい技術にも対応する必要があります。変化の激しい時代ですから、既存事業と並行して新規事業もやらないとならない。部下に強く当たると「パワハラ」と言われてしまう……などなど。
世のプレイングマネジャーはこんな無理ゲーを前にして頭を抱えていることでしょう。そこで、本書の登場です。
本書はまず「やめること」を具体的に提案します。コスパの悪い仕事を「やめる」、さらには対応範囲を「絞る」、そして今うまくいっていることをさらに「見直す」という3つのステップを経て、プレイングマネジャーを無理ゲーから救います。
このあとも、1月新刊、2月新刊、3月新刊……と立てつづけに月刊誌状態で刊行予定ですが、また改めてご紹介させていただきます!