脱炭素経営EXPOに行ってきました
皆さんこんにちは!一般社団法人フォレストック協会事務局の川西です。
先日幕張メッセで開催された『脱炭素経営EXPO』に行ってきましたので、現地レポートをご紹介いたします!
脱炭素経営EXPOとは
2050年カーボンニュートラル実現に向け、企業にも脱炭素経営が求められています。
本展にはゼロカーボンコンサル、GHG排出量見える化、コーポレートPPA、省エネソリューションなどあらゆる脱炭素ソリューションが出展し、脱炭素経営を目指す企業の経営者、経営企画、ESG・サステナブル部門などが来場する専門展として定着しています。
世界中から人と情報が『リアル』に集まる本展は、face to faceで脱炭素ビジネスを加速させる重要なプラットフォームです。
(脱炭素経営EXPO HPより引用 https://www.decarbonization-expo.jp/hub/ja-jp.html)
日本最大の脱炭素経営実現のための専門展です。
私の行ってきた第2回秋展は2022年8月31日~9月2日の3日間の日程で開催され、
3日間の来場者合計はなんと29,713人!
脱炭素への企業の注目の高さが窺える数字ですよね。
出展企業
会場全体が区画に分かれて展示されていました。
大まかな区分は以下のとおり。
①脱炭素経営(CO2排出量計算サービス会社、再エネ電力販売会社など)
②風力発電
③太陽光発電
④バイオマス発電
⑤水素燃料電池
各社クリアファイルやエコバックなどのオリジナルグッズを配布したり、ブース内で定期的にセミナーを開催したりと工夫して来場者の注目を集めていました。
その場で相談できる商談スペースも各社のブース内に設けられており、担当者同士が熱心に話し合っていました。
多くのセミナーが開催
会場では多くのセミナーが開催されており、私は2つセミナーに参加してきました。
1つ目が「脱炭素の潮流における企業経営のこれから」という講演。
パネリスト3名の対談方式のセミナーでした。
会場からの質問にリアルタイムで答えながら議論を進めるなど、興味深い講演でした。
講演中、“ボランタリークレジットはこれから拡大傾向にある”という発言がありました。
ボランタリークレジットの一種である当フォレストック協会のクレジット。時代の潮流の後押しもある今、フォレストックのクレジット認知拡大を進めていきたい、と感じた次第です。
もうひとつ官民連携がテーマの「官民連携で進める静岡市の地域脱炭素の取組について」を聴講しました。
(ちなみにセミナーは予約制なのですが、このセミナーは満席でした)
静岡市役所の担当者が、どのようにして同市が環境省の選定する「脱炭素先行地域」に選ばれたのかを紹介していました。
かなり熱のこもったお話で、私も思わず聞き入ってしまいました。
民間のキープレイヤーとして民間企業の担当者も登壇しており、市内の小中学校に蓄電池を設置した例などを紹介していました。
脱炭素社会実現への流れ
ある会社のブース内セミナーで印象的な言葉を聞きました。
『1990年代は省エネの時代
2010年代から今現在は再エネの時代
そしてこれから来るのがCO2固定化(森林・海洋など)の時代』
なるほど…。もちろん排出量を減らすことは大切ですが、わたしたちが生活する中で、どうしても削減できない分は必ず出てきてしまいます。
そのCO2を固定化することができれば、地球環境を守ることができるはずです。
全体として省エネ、再エネを通してどのように脱炭素を実現させるのか、CO2排出量の多い製造業などに向けた展示会だと感じましたが、森林系ボランタリークレジットの可能性を改めて感じる良い機会となりました。
当協会の発行するフォレストック認定制度による森林系クレジットに少しでも興味のある方は、ぜひお気軽に下記連絡先までお問い合わせください。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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