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好きなもの#8 チャーリーブラウン
あっという間に最終投稿から3か月が経ってしまった。
この調子だと次の投稿は年末とかになりそう。#100行くときは”好きな生前贈与手段”とかにでもする気か自分。
一旦過去投稿も削除しようかと思ったけど、ここで踏ん張れる自分えらい。継続がだいじ。
チャーリーブラウンとの初対面は、おそらく実家にいるぬいぐるみ。
自分が生まれる前からいたらしいが、長らく押入れの隅を住居としていた(されていた)ため、そんなぬいぐるみがいたと認識したのは高校生くらいだった記憶。
最初は”チャーリーブラウン”という存在より、このぬいぐるみそのものが好きだった。
なんせこのぬいぐるみは、放っておくと顔が縦の楕円型になっていくという特異体質を備えており、時々おにぎりを握るみたいにうんしょうんしょと顔を正円に丸めてあげる必要があるのだ。
これがなんとも愛おしい。帰省するたびに「まあた縦長になってらぁ」と握る作業を繰り返すうちにどんどん哀愁が湧き、チャーリーブラウンそのものが好きになっていった。
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色々調べてみると、このチャーリーブラウンという男は何とも不憫な奴である。
一番の友達であるスヌーピーとの関係性ですらこの様。
スヌーピーを飼い犬としてだけでなく何よりも大切な存在と思っており、彼のために学校を辞めようとしたことすらあるが、肝心の本人からは「丸頭の子」と認識されており名前すらまともに覚えられておらず、また主人と飼い犬との立場を入れ換えるような会話をしていたところ「ぼくが主人とばかりに思っていたけれど」とチャーリーに対して発言したこともある。
いざPEANUTSを見てみるとチャーリーはことごとく悲しいような納得のいかないような表情をしている。(もちろん笑顔の回もある)
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しかしチャーリーは嫌われてる訳ではない。ファンは勿論、作品の登場人物でさえ誰もチャーリーを嫌ってなどいない。
本人に非はないものの、なんだかんだ泥を被ることが多い愛されキャラなのだ。
チャーリーは可愛いし愛おしい。チャーリーにはなれないが、チャーリーの器の大きさは見習って日々生きていたい。
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