42歳大組織からのライフシフト!(行動編)
夫婦共に42歳。
5歳と2歳の息子たちがいる。
2人とも同業の大組織でフルタイム。
副業は厳禁。
定年まで保証された安泰の大組織。
住宅ローンあり。
そんな中、仕事にやりがいを持っている妻と
裏腹に、
自分裁量で
自己責任で
80歳まで自分らしく働いていきたいと
考えている私のライフシフト。
小さい子どもの育児と
アルコール性認知症の父の介護が重なり
物理的にも
今と同じ仕事の仕方は難しい。
そんな中で
組織でのキャリアアップでなく
育児&介護のスキマ時間でできる仕事を
大きくしていき、
子どもや親が落ち着いた時に
好きな仕事を大きくやれる状態に
していきたいと思う今。
そのために、少しずつ準備をしている。
準備スタートは
実は5年前から。
そしていよいよ、
今年度3月に職場を退職し
次の4月から新しい働き方を考えている。
私は今、行動の一つとして
キャリアコンサルタントの資格取得中。
その勉強の中で
「ライフキャリア」
という言葉(概念)があった。
キャリアというと「職業」という
キーワードが連想しやすいが
「仕事人」以外にも
人は様々な役割を担っている。
◯◯会社の管理職として
◯◯地区の役員として
◯◯小学校のPTAとして
◯◯家の父親として
息子として、兄弟として
コミュニティのメンバーとして
これらを同時に掛け持つこともあるし
一部は卒業していくものもある。
その時に少し身が軽くなったりもする。
こうした幾重にも重なる役割を
人は担っているんだよと
いう概念を
「ライフキャリアの虹」(ドナルド・E・スーパー)
という。
今、この時
または
これから先
どの役割を大事にしていきたいのか。
そうした観点から現状を
見つめることができる概念。
私はこの視点により
ハッとさせられた。
今の職場での地位、
安定した収入
これらがあるのは揺るぎない安心。
でも変動していくライフキャリアの中で
その一つにこだわることで
他の役割が果たせなくなるのでは?
それによって幸せと逆に
離れていかないか?
ということを振り返った。
幸せになるために働き
結婚し、子育てをし、
日々を過ごしているのだから
幸せなライフキャリアを
その都度作っていく必要がある。
では、幸せになるために
私はどんな行動をしてきたのか。
そしてどんな行動計画を持っているのか。
1,行動してきたこと
まずは、自分の視点を変えることが何より。
今の視点(認知)が様々なマインドブロックで
固められているとしたら
一歩も進むことはできない。
なので
本や講演、音声配信などでの
知識人や成功者から
多くを学んできた。
すると考え方が180度転換した。
これまで
・定年まで勤務してその後は退職金と年金で安泰
・年功序列の組織だから歳を重ねれば裁量権
・人生なんて忍耐が9割
・40歳過ぎて転職先なんてない
・40歳過ぎて独立は危険
・店とか施設とかを持つ人ってすごい
・自営業なんて怖すぎてできない
・夫婦共働きでもみんな何とかしてきたんだから
何とかするしかない、何とかなるっしょ
学びの後
・定年後もあと40年の人生がある。どう生きる?
・自分の能力でなく年功に頼っていたら危険。
・どんな働き方をしたら本当の意味で幸福感?
・幸せを伸び伸びと味わっていいんだ
・商売をしっかり学び実践すれば何歳からでも大丈夫
・自営業の方が、大組織の手の届かないところをカバーできる
・知識とリソースと自信があれば店も施設も持てるさ
そうして、視点が変わった後に始めたのは
自己理解。
自分の経済状況をFPに割り出してもらい
転身後のシュミレーションもした。
そして自分の資質を
心理検査から
ストレングスファインダー、
スピリチュアルまで
徹底して行った。
これらにより、
「たしかに!」とか「そうかな」とか
思いながらも
周囲の人に確認をして
自己像とマッチングさせていった。
そして、自分の本心。
どう生きていきたいのか
そのためにどうすべきなのか
コーチに壁打ちしながら
明確にしていった。
それからは
副業のできる組織に転職活動をしてみた。
40歳の転職に対して
社会の求めるものが見えた。
さらに、
複業を実現するためのアクション。
自分のもつスキル(語る資格のあるもの)
を使って
事業にしていく。
そのための商品設計の仕方
SNSの運用の仕方について
学びを深めた。
そして実際に
商品を作った。
自分のスキルと
社会やお客さんのニーズと
リスクを背負い過ぎない安全性。
それらを大事に掛け合わせて商品にしていく。
そうやって
自分の商品を何度も見直しながら
研磨していく。
2,これから行動していくこと
そして、その先に
また気づきがある。
価値について。
人は価値のあるものにお金を当然払う。
では価値って何か。
価値は人によって違うが
共通して言えることは
「心が動く」ということ。
・心が楽になった
・痛みが取れた
・不安が減った
・ストレスが吹き飛んだ
・おいしい!
・身体に変化を感じて嬉しい
・ワクワクした
・心が洗われた
・涙が出た
・考えさせられた
・所有欲が満たされた
受け手の人がこれを感じられるときに
お金は動く。
つまり社会はこの
心の動き
と一緒に回っている。
逆に言えば
・心がモヤモヤする
・痛みが増した
・より不安になった
・ストレスたまる
・まずい!
・身体に変化なし
・ワクワクしない
・心が暗くなった
・どうでもいい
・欲しくない
こうした感覚にはお金を払うはずもなく
間違って払った後に「返して」という
気持ちになる。
つまり
価値あるものになるためには
◯相手を喜ばせる
◯相手に欲しいと思わせる
◯相手を助けて負担を減らす
◯相手の所有欲を満たす
これらが必要。
こう思ってもらうためには
行動経済学などの言葉を借りると
「権威性」「限定性」
などがある。
しかし、権威も限定性もない
私のような人にとって
何が最大の武器になるかというと
やはり「信頼性」
だと思う。
◯私のために真剣に考えてくれた
◯悩みをしっかり聴いてくれた
◯私を思って作ってくれた
◯私のために骨を折ってくれた
◯私を肯定してくれた
こうした感覚を提供できることが
信頼性を生むし
信頼性が溜まり広がると
権威性にも限定性にもつながるだろう。
だから優れた起業家は
素早く売り上げを得るために
ただ物を提供するのではなく
商品によって
相手の成功(カスタマーサクセス)を
コツコツと積み上げる作業を大事にしている。
まだ名もない私の次の行動は
◯相手がどうしたら喜ぶのか救えるのかをつかむ
◯自分が商品を通してどう喜ばせるのか救うのか
◯限られた時間や価格内でどう実現するか
に注力していきたいと思う。
本当に価値あるものを
提供できる人になるために。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
最後まで、読んでくださったあなたに…
私は今、自分の商品を作って
目の前の事業成功に向けて
ジタバタとしていますが
ここで成功し
お金をたくさん持つことができたら
60代でフリースクールを設立しようと
思っています。
・不登校や引きこもりの子
・心理的に繊細な子
・発達に課題のある子
・変わり者と言われて悩む子
・枠組みにとらわれない生き方をしたい子
そんな子ども達が
自信を取り戻して
自由に生きていく基盤を身につけられる
そんな場所を作りたいと思っています。
そこでは
スタッフとして関わる大人の学びの場
保護者さん達の視野が広がり希望が持てる場
にもなると考えています。
私も世に定年後と言われる60代から
子ども達に囲まれて
そういった学びの場にいられることを
夢見ています。
そこに向けての一歩を
これからも見守っていただけたら幸いです。