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共創の楽しさ

今日の活動の展開はとても興味深いものでした・・・

前回のふりかえり

前回は「ナイトかのこ」という特別企画を実施しました。
集合を15時にして。夕飯を作って食べてホタルを観て帰るという内容です。
買い物予定のスーパーにお願いをしたら、バックヤードツアーもさせてくれて、盛りだくさんの日でした。

青果、鮮魚、そして精肉コーナーを見学させてもらいました!

話し合いの結果、カレーライスは必須、そしてコウケンテツさんのチキン南蛮を作りたい!と決まっていました。
参加者が総勢17名でしたので、材料の全てを5倍にして作ったり、思った以上に時間を要しました。

ムネ肉6枚分のチキンを揚げるのはなかなかでした!

結果、ホタルを観に行く時間がなくなってしまい、帰りのサークルもせず、流れ解散というか、ホタルは各ご家庭ごとに良かったら観て行ってください、という形になりました。

その次の会が、今日でした。

プロセスに学びがある

全ては、そのプロセスにこそ学びがあると捉えています。
話し合いが不十分だった場合、
それを受けて、次にどう活かすか、
不十分な話し合いも含めてそこに学びがあると思うのです。
失敗の中にこそ学びの種が見つかるというのか・・

そういうわけで、
「ナイトかのこ」は段取りもかなりざっくりでしたし、
予定通りにはいきませんでした。
また、そこに向かう話し合いも、十分というわけではありませんでした。
不十分さを棚に上げるわけではないのですが、
ここにきっと学びの種を見つけることができるのでは?という視点も常にもっています。

そこを学びにつなげていくには?
ふりかえりが大切だと思います。

KPT法を用いたふりかえり

そこで、今日は朝からふりかえりをすることにしました。

KPT法の今回の板書

手短に振り返るのに適した手法です。
15分ほど話し合ったでしょうか・・
まだ言いたいことがありそうなメンバーと、座るのをやめて動き回り出したメンバー(かといって言いたいことがなくなったわけではないこともままある)とで、
「あと3分でこの話し合い終わろう!」などと声をかけて、
一通り声をあげることができるようにはしました。

ここまでは前置きです・・

「模す」ということ

ファシリテーションについて言えば、私としては、自分が持っているもの全てをここに投入して、メンバーたちが持ち帰りたいもの、何でも持ち帰ってほしいと願っています。手法であれ在り方であれ体験そのものであれ何でも!

そういう意味でも今日は嬉しい展開でした。

KPTの後、すかさず一人のメンバーが、
「今から、料理長会議をします!」と言いました。
彼が話題として挙げたのが、ナイトかのこで料理をした料理チームの組織図を明確化することでした。
もちろん、自分自身が料理長で!

組織図やロゴやコンセプトについての料理長会議

本気で遊ぶ「学び」の時間です。
冗談もいっぱい飛び交いますが、やっている当人たちは至って本気。
ロゴも「ヘラジカにしよう」とか、ロゴの中に、料理店のランクがわかるようなマークを入れて置こうなどなど。

そこにうまく混ざってこられない低学年のメンバーも何かしら、やりたそうにしています。

遊ぶための小物がいくつも完成


そこで豆本を折り紙で作ったり、お店の装飾を考えたり・・
次第にお金やバッグなど小物も次々に出来上がり、
「チキン料理店(アメリカで店を出す設定だったのでドル建て)」と「おにぎり屋さん(タクシー送迎サービス付き)」のお店屋さんごっこに発展しました。

共創の楽しさ

こういう発展の仕方は、集団だからこそ起こるものだと思います。
1人ひとりが、ここが居場所だと感じられて、自分らしく居ていいんだと思えて、
その上で、「共創の楽しさ」がうまれていくような・・・。

メンバーがこんな風に感じてくれていたらいいなと思うこと、昨日のnoteでも少し触れていて、いろいろありますが、
今日は、ああ、これこれ!
共創の楽しさを味わってほしいんだ!
って思いました。






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