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よだかの星の木彫り

久しぶりの投稿になりますね

夏のうだるような暑さはずっと続いていますが、
お盆に突入してから少し夜の蒸し暑さがなくなってきた感じがします

また、数日前の黄昏時にひぐらしが鳴いていたのを聞いて、夏の折り返しを感じました
夏の暑さが苦手な私にとってはとても嬉しい発見でした☺️


さて、宮沢賢治作品を題材に彫りたいと言ってたから、少し時間が空いてしまいましたが、このお盆の間で一つ完成させることができました

今回のテーマは宮沢賢治の作品から「よだかの星」です


よだかの星



よだかの星


よだかの星

先日、彫刻家のはしもとみおさんの個展に行くチャンスがあり、そこで見かけた本型の木彫りを観た瞬間、なぜか
「あ、この本型の木彫りでよだかの星をテーマに掘りたい!」と思いひらめき、彫るに至りました。

よだかの星は童話であり、いじめや見た目からの差別をテーマにしているように思われるものの、本質的なところでは仏教思想があるように感じられて、個人的に宮沢賢治作品の中でも賢治さんの考えをよく表している作品の一つなのかなと思っています。

本型の木彫りは味があり、絵画的な作品にもなるため、木彫り一本で表現するよりも表現の枠が広がりそうで、こういうのもありだなと思いました。


また、観にきていただけると大変励みになります。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました😌