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「どこでも住めるとしたら」わたしの住み場所は…

・日当たりがよい土地
・風通しがよい土地
・川や道路のカーブの内側にある土地
・北に高い山、東西に川、南は開けている土地
・土地の形が四角形または長方形

"風水的によい土地の特徴"照らし合わせるに、此処が偶然にも適合する。

しかしながら"どこでも住める"の「住める」は悩ましい…

空気もありインフラも整い、利便性もあり、言葉にも不自由せず…あげると制約ができて来る。

どこに住んでも実はわたしには必要不可欠な道具がある。織り機です。あゝそうですか!

そう言われそう…機織りがわたしの"ライフワーク"で、一番長く一緒に暮らしいます。

出掛けても「機があるから帰るわ!」とわけの分からぬ理由をつけて泊まったりしない。

動物なら納得!ですが機には口はないし…急ぎの仕事でもない。

パソコンとiPhoneがあれば…世界中どこでも住める(生きていける)と言われる方がいますから"道具"は古い人になります。
絶滅危惧種…に種分けされます。

120㎝の布が織れるミズメザクラの機は何回も解体・組み立てを繰り返しやっと風水にあった(らしい)土地に定位置を見つけています。

何を織られるのですか?と質問されると「何でも織ます。カーテン・からフキン、傘からスリッパ、着物や服も織ります」

木綿・麻・絹・羊毛 (コットン・リネン・シルク・ウール)の天然繊維がほとんどですか最近はこだわりもなく、麻×シルクやシルク×ウールの交織を楽しんでいます。

どこかに出されているのですか?
次の質問は、ほとんどこれです。

はい。いろいろトライしました。しかし、やっぱり織るのが好きなので…と最近キッパリ決めました。多分曖昧模糊としてわかりづらい…と思うけれど、もちろんお金にかえることもある。

織るとは機に掛けるまでの作業が半分、緯糸を通してからは終わりです。

ところが…わたしの場合、機に糸を巻き取る作業・糸を一本づつ綜絖という穴(デザイン)に通し、さらに筬(密度)という細い溝を通します。

さらに引っ張ったり、結んだり…この過程が素敵に楽しめるの…です。

日本の着尺や帯も素敵です。
何故北欧デザインが美しいのか?スウェーデンで勉強をしても…

やっと気付いたのが時間も忘れ、頭は空っぽの作業の過程を楽しむ事ができる場所…が好きです。

色を扱う仕事ですから…織り上がった布の経糸と緯糸が創る色に心は一番反応します。

師の何気ない呟きは今も日々繰り返します。

「ブルーシートのブルーに慣れないよう」

プチ田舎にはブルーシートが風景になる事がある。


植物染料を使って炉で糸を染め、太陽と風で乾かす。ならば自然が豊かな方が良い。

時々、テキスタイルの市場調査も必要としたら、アクセスの良いところ…通りの向こうの産直で、新鮮野菜も手に入り易い…

「どこでも住めるとしたら」やっぱりこの場所と環境・KH1200の名の「織り機」を選ぶ。

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#織り機
#道具
#ライフワーク

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