『N's YARD 』 那須塩原市の"現代アートスペース"と指定されています。
N'(エヌ カンマ)と検索すると一番上に表示される。「n'syard」
那須塩原市青木の道の駅明治の森・黒磯/旧青木家那須別邸に隣接し、大谷石の壁に囲まれた奈良美智氏曰く:美術館のようなアトリエのような場所。
かなり前にTwitterでお話ししていた通りを現実化されました。
2018/03 モミジバフウ並木の先です。完成された時には感動がありました。
企業でも行政でもない個人が創られたスペースです。学芸員とは違うスタッフが何人もいます。
大谷石壁は霞む(かすむ)程遠くまで続く。反対側の隣地は、春には牧草地、夏はデントコーン(配合飼料になる)が海のように広がっている。
一年を通じて(年間パスあり)四季折々、度々訪れたくなります。
強い印象より場所を共有できる楽しみが…余韻が…いつまでも残る。
近づいて見る不機嫌な少女の顔は通り過ぎれないほどのオーラが出ている。印刷物とは違う複雑な作家の心情が吐露されてる。
「外構・園地は東京・GAヤマザキによる。
奈良氏の思惑と合致したのか…庭の物置小屋まで絵になっている。
ヤマツツジ・クサボケ・ヤマブキ…那須の花が咲いていました。
那須には那須の気候風土にあった木や花がある。
建物の周囲は枕木が一周されています。何回も猫のしっぽを追っかけるように回れる。
ゴルフ場のようにキッチリと刈り込んでないフワフワと生えた芝(管理がかえって難しいと想像)が自然で優しい。
作り過ぎにならず、ほどほどに作られた庭は居心地が良い。
5年が過ぎ10年も経つとyardはforestとなり、大谷石も時を経てさらに愛されると容易に想像する。
庭の樹に、誰が乗せたのか蔓の籠が「アレッ」と思うように乗っています。
下から見ると5年前と表情は変わっています。
作品ですか?「奈良氏の友達の…です」と教えて下さいました。
多くは語らず…
楽しみに出掛けてください。
奈良氏のアトリエであなたの楽しみ方を見つけてください。
どのシーンを切り取っても自身の絵になります。
ついで、N's YARDには失礼しますが…
青木に行くと必ず寄るチョコレート職人の「kotje」(ベルギー語 小屋)があります。ツーリストの方におかれては徒歩圏です。
ベルギーで修行をされた方の小さな店です。カカオ豆から一貫して手で作られたチョコレート。
750円〜
ベルギーのチョコレート型は粋です。大・少ランダムなチョコレートの形に割れます。割る時は楽しさ倍増。
一人、こっそり食べる…
飲み物はその場で作っていただき木漏れ日を楽しみながらストローでスッ〜
あゝ 幸せな日和。