■ 空の情報
空の情報(英: sky)とは?
地上から見上げたときに頭上にひろがる空間のこと。「天」
標高467mに住み始めて朝な夕な空を見上げることが殊の外好きになりました。好きだからここに住み始めた・・・ここか好きだから住み始めて空が好きになった・・・「空」とはこれまで無限の広がりがありました。
空の色を表現する言葉
・青く凍ったような空
・隈なく広がった群青の空
・トルコ石のような真っ青な空
・空が地面の近くで淡い紫色にけむる
・指を入れでもしたら染まるような空の青さ
東北地方で特に美しい空の色は「プルキニエ現象」と言って夕方薄暗くなって空と遠くの山々すべての景色が一体となり辺りが透明感のあるブルーに見えることがあります。画像になるとその現象は目で見る印象と離れてしまいますが一瞬の美しいドラマです。
「プルキニエ現象」とは、薄暗い時間には赤色が暗く見え、青色が明るく見えるという現象です。
(1825年チェコの学者であるプルキニエさんが発見したためその名前がつきました。)
替わって2014年某弁護士が殺害予告をした高校生に逮捕された後、綴ったメッセージ・・・です。
「どのような親 どのような家族環境で育ち そのような行為いつからして 学校ではどんな生徒で 学校では何をみて "空の色は何色だったか" 君は泣いたことがあるか 何があったのか 親の愛を感じたことはあるか」後略
ツゥイッターで炎上したそうですが文系の弁護士は彼に何を訴えたかったのでしょう・・・
空の色を表現する言葉は限りなくあります。もしかして人の数だけ「空」があってその人の数の「心の空」も限りなく空は広がっていきます。今は画像を見ることの方が多くその表現と想像力は半減している気がします。しかし、画像が備忘録となりパソコンには空が残りその時の感動が簡単に蘇る良いところともなっています。
空の詩(千恵子抄)
「智恵子は東京に空が無いという ほんとの空が見たいという 私は驚いて空を見る 桜若葉の間に在るのは切っても切れない むかしなじみのきれいな空だ どんよりけむる地平のぼかしは うすもも色の朝のしめりだ 智恵子は遠くを見ながら言う 阿多多羅山の山の上に 毎日出ている青い空が 智恵子のほんとの空だという あどけない空の話である」 高村光太郎
空の名言
宮本武蔵「五輪の書」(空の巻)
「空を道とし、道を空とみる」
空に関わるエピソードは古今東西・有名無名まさに空の彼方に広がっていきます。どなたの頭上にも平等に・・・・・。どうぞすぐにでも空を見上げてください。
「空」を織る
家族の都合で転地を繰り返しました。
雪国の冬の空を語った言葉に出会うことはあまりありません。
「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。」 川端康成
とても有名ですが、雪国の暮らしは経験したことの無い方には想像もつかないと思います。私は初めての来る日も来る日も天が破れたように降る雪に恐怖を感じました。
今も筋状の雲が日本海側に停滞すると土地の方々の事を思います。冬の空に浮かぶ原毛のような雲を見ることはありませんでした。