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到来物(とうらいもの)の庭栗…
栗レシピはその美味しさは知っていても、鬼皮や渋皮を剥く作業が悩ましい…量が多いと殊の外。
痛い!(毬栗/イガグリ)から取り出すのも一仕事だったに違いない…
とは言え無農薬・無化学肥料は大切にしたいと考えた。
圧力鍋を使って茹でると、皮が手でもむけて、すぐに調理できます。(皮が乾燥しないまだ熱いうちに手早く"くりむきくん"を使った)
気軽に短時間で2kgの茹で栗が出来上がりました。
家庭料理の"らしさ"から離れない栗レシピ…
白ごはん.comのアドバイスを参考に甘露煮を!
『ちょっとしたお茶請けや焼き魚のあしらい、おせちの時には栗きんとんに、時にはアイスにそえてパフェ風にしたり。
栗の甘露煮は味わいはもちろん、その黄色の色合いも、ハレのときもケのときも大活躍の保存食。
手作りだからこそ栗の風味のよさも楽しめます。』
栗の甘露煮
①栗の皮をむく→②むいた栗をさらす→③くちなしの実を入れて下ゆでする→④冷まして色をしみ込ませる→⑤取り出して蜜と炊く。
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6〜7月に白い花を咲かせます。
フェルトのような独特の質感の花びらです。
実は秋に収穫します。
お正月料理の"きんとん"に使われるのでスーパーでも時期になると売っています。
糸の染色に使っています。やや赤みがかった黄色が染まります。
いくつか反省点もありますが、せっかく手のかかった栗をいただいたので、市販の渋皮煮やマロングラッセにない贅沢な栗の家庭料理を作りたいと思いました。(課題あり…)
オヤツは勿論、朝のヨーグルトにも季節感があって好いかもしれない。
秋の味覚、ある雑誌の調査では1位はさつまいも、2位が栗だそうです。
冷凍保存で季節を問わず食は楽しめて便利になりました。
しかしながら、本日の夕飯。
新鮮鰯を漬けたばかりの梅干しと紫蘇で骨まで柔らかい"イワシのしそ煮"を作った。
また、終わり近くなった長茄子をスライサーで薄切りにしてオーブンで焼いて胡麻、花鰹かけて…
麦味噌の味噌汁、花が咲き始めて、やや硬くなったシソの葉で"シソの葉巻"。わずかの期間だけのチャンス。
ほとんど油分のないメニューに「白ごはん」が美味しく感じられました。
やっぱり和食かなぁと思った日。
収穫物の多いシーズン、アッと言う間に過ぎていく。